2020/06/29
はじめに
サージカルマスクが手に入らない頃から「手ぬぐいマスクMark1」を愛用してきました。(https://moheblo.com/blog/towel-cloth-mask/)
その後、ジョギング中の飛沫が気になって「手ぬぐいマスクMark2」を使うようになりました。(https://moheblo.com/blog/towel-cloth-mask-mark2/)
6月になり、やがてくる暑さや熱中症対策として、保冷剤入りの「手ぬぐいマスクMark3」を考え始めました。
今まで同様、すぐに満足できるものができると思っていたのですが…
気がつくと仮①~仮⑥まで、試作品を6種類作ってしまいました。
そこで今回は、過去の通信の紹介ではなく、保冷剤入りマスク「手ぬぐいマスクMark3」の報告をしたいと思います。
手ぬぐいマスクMark3(自作の保冷剤入りマスク)
使う保冷剤は自作
100円ショップにある保冷剤で、マスクの下にぴったり合うものを探しましたが、見つけられませんでした。
そこで
- 片栗粉60g
- 塩45g
- ぬるま湯150cc
で自作することにしました。
この分量で作ると、冷凍庫に入れてもカチカチにならずプニョプニョのままです。
作り方はこちらへ →(https://moheblo.com/blog/towel-cloth-mask-mark3/)
手ぬぐいマスクMark3(仮①)
仮①では、保冷剤を指サックに入れてみました。
そして、手ぬぐいマスクに6カ所ポケットを付け、指サック保冷剤を収納しました。
仮①の評価
- 保冷剤重量…6個で71g
- 付け心地…◯
- 保冷時間…1時間10分
手ぬぐいマスクMark3(仮②)
指サック保冷剤に限界を感じ、100円ショップで「密着シーラー」と「フリーズバッグ」を買ってきて「棒状保冷剤」を2本作ってみました。
棒状保冷剤2本を収納するポケットを縫い付けて「手ぬぐいマスクMark3(仮②)」の完成です。
棒状保冷剤2本を手ぬぐいに入れると、耳かけ式では、耳が痛そうだったので、首や頭の後ろで結ぶ方式にしました。
付け心地は、じっと座ってる時は気になりませんでしたが、外を歩き回ると、下側の保冷剤が顎下にどんどんずれていきました。
仮②の評価
- 保冷剤2本の重量…77g
- 付け心地✕
- 保冷時間…2時間
手ぬぐいマスクMark3(仮②改)
仮②のマスクの、長方形の横の辺をミシンで縫い付けてみました。
これなら、歩き回っても下側の保冷剤が、顎下にずれることはないはず…
そう思って、歩き回ってみると、マスク自体がどんどんずれ落ちました(>_<)
手ぬぐいマスクMark3(仮②改)の評価
- 保冷剤2本の重量…77g
- 付け心地 ✕
- 保冷時間…2時間
手ぬぐいマスクMark3(仮③)
仮③では、保冷剤を長方形にしてみました。
重量は、122g。
なので、耳掛け式はあきらめ、首と頭の後ろで結ぶことにしました。
紐は100円ショップの「伸びる靴紐」です。
ちなみに、仮③は手ぬぐいを縫い付けてないので、引っ張れば外せます。
外すとこんな感じです。
画像でもわかりますが、鼻が圧迫されて1時間半過ぎる頃に痛くなっちゃいました(>_<)
そのかわり、フィット感はバッチリでした(^^)
手ぬぐいマスクMark3(仮③)の評価
- 保冷剤重量…122g
- 付け心地 ✕
- 保冷時間1時間半
手ぬぐいマスクMark3(仮④)
長方形の上辺を一部カットした保冷剤
圧迫されて鼻が痛くなるのを防ぐため、長方形の上辺を一部カットします。
ハイブリッド保冷剤作成
プニョプニョな保冷剤だから、保冷時間が短いのかもしれないと考え、二層式にしてみました。
- 表側に塩分濃度が低い保冷剤(片栗粉30g、塩12g、ぬるま湯75cc)
- 裏側に塩分濃度が今までどおりの保冷剤(片栗粉30g、塩22g、ぬるま湯75cc)
表側が、凍ってカチカチの状態からプニョプニョになる際に、融解熱をたくさん奪うと考えたわけです。
ハイブリッド保冷剤のイメージ図はこちら
過去最大の重量176g
頭の後ろで結ぶ方式のおかげで、重さの割にはフィット感はバッチリでした(^^)
手ぬぐいマスクMark3(仮④)の評価
表側の保冷剤はカチカチに凍る予定でしたが、うちの冷凍庫では凍りませんでした。
塩分濃度をもう少し下げるべきでした。
ハイブリッドにした意味がありません(>_<)
過去最大量の保冷剤でしたが、顎の左右にまで保冷剤が出っ張ってしまいました(>_<)
- 保冷剤重量176g
- 付け心地 ◯
- 保冷時間2時間半
おわりに
仮①から仮④までの保冷剤入りマスクは、どれもイマイチでした。
まだ「手ぬぐいマスクMark3」の名前を付けるわけにはいきません。
仮④の「ハイブリッド保冷剤」は、我ながらいいアイデアと思ったんですが…。
でも、試行錯誤することで、少しずつ「いいマスク」に近づいています。
次回は、仮⑤、仮⑥について報告します。
あっ、こう書くと仮⑤も満足いかなかったことがわかっちゃいますね(笑)
でも、次回こそ「手ぬぐいマスクMark3」の名前を付けうるマスクを紹介します(^^)
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