日本国憲法 前文とサイレントマジョリティ(欅坂46)

2021/05/20

はじめに

もへちゃん
もへちゃん

 先生をしていたもへちゃんは、いろんな「おもしろTシャツ」を持っています。

  • π(円周率…3.1415926535897932384626433832795028841971693…)Tシャツ
  • 正多面体Tシャツ
  • 2次方程式の解の公式Tシャツ
  • 折り鶴の折り方Tシャツ
  • 日本国憲法 前文Tシャツ
  • 日本国憲法 9条Tシャツ
  • 日本国憲法 99条Tシャツ

 それぞれ、必要な時に着て行ってました。

 なぜこんな書き始めかというと、昨日、仕事に憲法前文Tシャツを着ていってたことと、ブログで紹介する通信を探していて、「日本国憲法 前文」の通信を見つけたからです(^^;)

 では、「1年1組学級記録 No.13」(2008年7月4日発行)を紹介します。

日本国憲法 前文

 昼の放送でかかった「日本国憲法 前文」の歌。

 Jさんの

 うちの兄ちゃんはおぼえてる

にはびっくりした!

昭和21(1946)年11月3日公布、昭和22(1947)年5月3日施行

 本屋で学級文庫用の本を探していると、興味深い題名の本を見つけた。

  • 私たちが書く憲法前文(大塚英志編、角川書店刊)

と言う本だ。

 「中央公論」という大人が読む本で「夢の憲法前文をつくろう」という募集があり、選ばれたものをまとめたものだ。

夢の憲法前文をつくろう

日本国憲法前文…前田遥香(16)岡山県立総社南高等学校2年

こども達は言う

 この国に生まれてきたことを誇りに思う

 ありがとう

 わたし達を生んでくれて

 

おとな達は言う

 この国に育ってくれたことを幸せに思う

 ありがとう

 わたし達を育ててくれて

 

難しくはない

人は万能ではない ことを知った国が

その次に知ったことは

「平和」という

言葉の意味だった。

 

 今ここに宣言する

 日本国は

 この言葉の意味を胸に刻み

 歩んでいく道のりが

 決して

 平和以外には 辿たどり着かない

 

 すべての争いは

 平和の意味を知れば

 起こりえないのだから

 世界中に その意味を

 くことのできる

 強い国になる

 

 誰もが願う

 平和な未来を

 そこにつくる

夢の憲法前文…有安勇樹(17)岡山県立総社南高等学校2年

きのこのような雲が上がった時私たちは悟ったのだ

きれいな街がゴミ山になった時私たちは後悔したのだ

愛する家族を失った時私たちは悲しかったのだ

火の手がどこからともなく上がった時私たちはこわかったのだ

穴に逃げ込んだ時私たちは暗くて不安だったのだ

戦争が終わった時私たちはこらえきれないむなしさでいっぱいだったのだ

 そして過去から学び新しいスタートをきった

私たちはもう二度と戦うことをやめたのだ

私たちは他の国を征服するようなことをやめたのだ

私たちは支配者をなくして支配者をマークにしたのだ

私たちは国を私たち一人一人で動かしていくことを決めたのだ

私たちは国を守ることより人を守ることを選んだのだ

すべては人のため

愛する者を守るために

この世界を愛と平和で満たすため

日本という国がここにあるんだ

夢の憲法前文…佐藤太亮 福島県立会津高等学校1年

死ぬ前にこの国に生まれ、育ち、国民であることにほこりをもてるような国がいい。

人の心のいたみがわかる国民にみんながなってほしい。

子供たちを大切な存在としてあつかってほしい。

小さな差別もないような社会がいい。

きれいなものを素直にきれいと思える心になってほしい。

そんな日本であってほしい。

過去の過ちはもうくりかえさなければそれでいい。

これからの未来はもっと自分に自信をもって生きていこうよ。

なんにも難しいことはない。

ただ自分の気持ちに正直になるだけだから。

「日本っていいよね。」って僕は将来胸を張って言いたい。

もへちゃん
もへちゃん

 君はどれがいいと思うだろう?

 ここに紹介したのは「若者たち」の部に選ばれたものだ。

 日本という国に生まれ、それを誇りに思えるように「国としての行き先を示す」のが、憲法前文の役割であり、この3つはどれもしっかり、それが表されている。

もへちゃん
もへちゃん

 言葉は難しいが、最初に紹介した現憲法の前文も、誇り高い文章なんだ!

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

日本国憲法

 今回のブログに出てきた憲法前文の画像がピンクだったのは、もへちゃんのTシャツの画像だったからです。

 これを ↓ 拡大した画像ですね。

日本国憲法前文

 さてこの前文、言葉は少々難しいのですが、とてもとても素敵なことを書いています。

 例えば

  • 政府の行為によつて再び戦争の惨禍さんかが起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

とか

  • われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって

という2文は、明治の富国強兵政策から始まり、太平洋戦争での310万人の国民の犠牲に至る約80年間の戦争、戦争、戦争…の時代に対する反省が込められています。

もへちゃん
もへちゃん

 国が暴走し、多くの国民の犠牲を強いた「戦争」。

 その過ちを、決して繰り返させないために、「国」にブレーキをかける必要がある!

 これは、現在の日本国憲法の特徴だともへちゃんは思っています。

現在の日本国憲法vs自民党の憲法改正案

 自民党の「日本国憲法改正草案」には、この姿勢は一切ありません。

 例えば

 日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。

 我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる。

 日本国民は、良き伝統と我々の国家を末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。

自民党 日本国憲法改正草案前文より引用

と書いています。

 さっと読むと問題は無さそうですが…。

 もへちゃんの愛読書「ドラゴン桜」風に言うと

 おまえら

 このままだと一生だまされ続けるぞ

もへちゃん
もへちゃん

 それは嫌だ(>_<)

 だまされないために解説しておきます!

 自民党の憲法改正案では、主語に「日本国民は」「我々は」が用いられています。

 「現在の日本国憲法」と「自民党 日本国憲法改正案」の違いを一言で表すと

国を縛るvs国を縛る

現在の日本国憲法vs自民党の憲法改正案

と言えます。

 1947年の日本国憲法施行以来、「戦争しない国」だった日本。

 一方、現日本国憲法に対し、「党の使命(1955年)」の中で「憲法を始め教育制度その他の諸制度の改革に当り、不当に国家観念と愛国心を抑圧し、また国権を過度に分裂弱化させたものが少なくない。」と批判し、「戦争できる国」を求め続けてきた自民党。

サイレント マジョリティじゃダメ(>_<)

 「日本国憲法の改正手続きに関する法律の一部を改正する法律案」(国民投票法改正案)が、つい先日(2021/5/6)可決されました。

 憲法を変えようとする動きが出始めました。

 サイレント マジョリティ(物言わぬ大衆、積極的な発言行為をしない一般大衆)では、変えたい側の人たちは

 反対運動や声高な発言をしない国民の大多数は、憲法改正に反対ではない。

と判断します。

 これは歴史的な事実です。

 ちなみに、欅坂46の

どこかの国の大統領が言っていた♪

声を上げない者たちは賛成していると♫

サイレントマジョリティ(歌 欅坂46、作詞 秋元康、作曲 バグベア、Sony Records)より引用

は、アメリカのニクソン大統領のことを指しますが、日本の岸信介総理も同様の発言をしています。

 だから、もへちゃんも声を上げます!

もへちゃん
もへちゃん

 選べることが大事なんだ

 人に任せるな

 行動しなければNoと伝わらない ♫

サイレントマジョリティ(歌 欅坂46、作詞 秋元康、作曲 バグベア、Sony Records)より引用

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