2020/06/15
はじめに

以前、暑さ対策として、指サックサイズの保冷剤6個を入れた「手ぬぐいマスクMark3(仮)」を紹介しました。
装着具合は、まずまずでしたが、保冷時間が1時間半ほどでした。
そこで、「改良の余地有り」と判断し「手ぬぐいマスクMark3」と名付けるのはやめました。
今回は、その続きです。
ですので、今回は、いつもの「過去の通信紹介」記事ではありませんm(_ _)m
さてさて、もへちゃん自身が満足できる「手ぬぐいマスクMark3」は、できあがるでしょうか?
手ぬぐいマスクMark3(仮②)
UNIQLOのエアリズムマスク、良さそうです
新型コロナウイルス感染症のため、暑い夏でもマスクをしなければなりません。
今日(2020年6月15日)のニュースで、UNIQLOがエアリズムマスクを販売すると言ってました。
3枚入り990円、20回洗濯しても中間のフィルターの効果は落ちないらしいです。
けれど、もへちゃんが求めているのは、エアリズムの「なめらかな肌ざわり」ではないのです。
暑い夏に、マスクが原因で熱中症にならない…そのために保冷剤を用いて口まわりを冷やすマスクを求めています。
手ぬぐいマスクMark1~Mark3(仮①)
手ぬぐいマスクMark1
もへちゃんは、サージカルマスクが売り切れる前から「手ぬぐいマスク」に切り替えてましたので、マスクが手に入らなくなっても平気でした。
ただ手ぬぐいを折るだけですから、洗濯も簡単です。
手ぬぐいマスクMark2
その後、「ジョギング中の飛沫は10mほど飛ぶ」というニュースを見て、手ぬぐいマスク+ゴーグルというスタイルの際、ゴーグルが曇らないように工夫したのが「手ぬぐいマスクMark2」でした。
手ぬぐいマスクMark2のできに満足し、このままずっとこのマスクでいこうと思っていました。
手ぬぐいマスクMark3(仮①)
しかし新型コロナウイルス感染症の夏は、マスクによる熱中症の危険がある夏です。
Mark2は他のマスクと変わりないので、熱中症の危険があります(>_<)

そこで、指サック大の保冷剤6個を入れるマスク(Mark3仮①)をまず作ってみました。
しかし、保冷時間が1時間半。
1つひとつの保冷剤が小さいからだと思いました。
また保冷剤を作ろう…回り道が勉強になる
保冷剤の作り方は、前回と一緒です。
ついこの前、保冷剤を作ったばかりなので、楽勝…のはずでした
塩45gをぬるま湯150ccに入れてよく溶かし、それに片栗粉60gを混ぜました。


グルグル~
ええっ、この前みたいにならないっ(>_<)

あれ?
この前は、片栗粉を入れて混ぜたらゲル状(のり状)になったのに、今回は液体のままじゃん。
はは~ん、分量を量り間違えたな。
前回は、片栗粉を入れた段階である程度粘り気が出て、それをレンチンすると透明になったのです。
でも今回は液体のまま…
分量を間違えたと思い、もったいなかったけど全部捨てて、1からやり直しました。
すると2回目も「塩+ぬるま湯+片栗粉」は液体のまま。
2回目は、量り間違えの可能性はありません。
失敗したから勉強になる
インターネットで調べてみると、
片栗粉をお湯に溶かす場合、60度を超えるとのり状になる
と書いてあるのを見つけました!

前回は熱めのお湯で作って、今回はぬるめのお湯で作ったってことか。
ならば、液状の「塩+ぬるま湯+片栗粉」もレンチンしたら、のり状になるに違いない!


レンチン3分後、以前同様、真ん中は透明になりませんでしたが、まわりは透明のゲル状のものができました。

めでたし、めでたし(^^)
しかし、片栗粉水溶液って60度で状態を変えるとは…
化学そのものですね。
でも習った記憶ないなぁ
化学、苦手だったからでしょうか?
自作保冷剤をバルーンに入れよう
前回、Mark3仮①で、保冷剤を指サック大にしたのは、自作の保冷剤を入れるものとして指サックくらいしか思いつかなかったからです。
しかし、これでは保冷効果が短い…(T_T)
そこでバルーンアートで使うような長い風船に入れてみようと考えました。
バルーンアートに使う風船は、膨らませるだけでも一苦労です。

そこで保冷剤を入れやすくするために、クルクルと巻こうと思ったのですが…


バルーン案、却下
保冷剤を入れる前段階で、風船がちぎれまくりです。
バルーン案は却下です(^^;)

自作保冷剤入れを、フリーザーバッグと密封シーラーで作ろう
バルーンでは保冷剤を入れることができませんでした。
そこで100円ショップでウロウロ
見つけたのは密封シーラー。
お菓子なんかを残す際に、密封できるという優れものです。


裏書きを見ると0.1mmまでの厚さを密封するとのこと。
そこで0.07mmの厚さのフリーザーバッグで保冷剤入れを作ることにしました。

指でちぎった保冷剤を袋の底1.5cmほどに入れ、密封します。


漏れ出ないように二重にしました。


棒状の保冷剤を2本作った後、理想としていた「中空き長方形の保冷剤」にも挑戦しました。

棒状保冷剤2本を手ぬぐいマスクの中に入れてみたら
棒状保冷剤2本を手ぬぐいマスクの折り目の間に入れてみました。
重さでジワジワ下がっていきます。



保冷剤自体の重さで、2分ほどでずれてしまいました。
棒状保冷剤2本でこんなにずれるのなら、理想だった「中空き長方形」の保冷剤は、とても無理だと判断しました。
目標を「棒状保冷剤2本を支えうる手ぬぐいマスク」に絞りました。
手ぬぐいマスクMark3(仮②)
工夫 その1「ポケット縫い付け」
手ぬぐいマスクMark3(仮①)の時は、指サック大保冷剤を固定するポケットを作りました。
なので(仮②)でも、棒状保冷剤2本を固定するポケットを縫い付けました。
手ぬぐいの折り方は、手ぬぐいマスクMark1と同じです。


工夫 その2「耳かけ式をやめ、後頭部で結ぶ式」に
耳にゴムをかけるやり方では、保冷剤の重さに耐えられないみたいです。
そこで、頭の後ろで結ぶ形にしてみました。
用いたひもは100円ショップにあった「伸びる靴紐」です。


30分つけてましたが、ずれません!
手ぬぐいマスクMark3(仮②)の評価
課題2つ
病院に行く日だったので、手ぬぐいマスクMark3(仮②)に、冷凍庫で冷やした棒状保冷剤2本をセットして出かけました。
保冷時間は約2時間(>_<)
思ったより伸びませんでした。
また、話等をせず、口を動かさなければよかったのでしょうが、問診で話をしてるうちに、唇の下にあるはずの棒状保冷剤があご下にずれてしまいました(>_<)
これら2点の課題があるため「手ぬぐいマスクMark3(仮②)」には、満足できませんでした。
よって、今回、作成したマスクに「手ぬぐいマスクMark3」の名前を与えることはできません(T_T)
おわりに

中空き長方形の保冷剤の重さでは無理と判断しましたが、「頭の後ろでひもを結ぶ式」だと案外いけるかもしれません。
そこで次回は、中空き長方形の保冷剤を活かした「手ぬぐいマスクMark3(仮③)」を報告したいと思います。
もしダメだったら…
エアリズムマスク買いに行こうかな(笑)
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