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長岡の花火…いつも死ぬのは、2等兵の人たちばかりなんだな

2021/08/25

はじめに

もへちゃん
もへちゃん

 先日職場で、「しょうがい」を持つ方々が作った作品の物販の回覧板が回ってきました。

 その中に、Tシャツがあり、デザインの1つが夜空に打ち上がった花火でした。

 回覧板を見ながら、以前、山下清さんが描いた「長岡の花火」で通信を書いたことを思い出しました。

 では、その通信「2年7組学級記録 NO.24」(2009年7月10日発行)を紹介します。

戦争って何だろう

記録35

 前の話題(学級記録no.23)で、戦争についてありました。

Q:戦争って何ですか?

A:

 権力のある者の都合により、集められた兵士による罪の無い者どうしの殺し合い。

 権力者の「代理」である。

 兵士など、身代わりにしかすぎないと思っていたのだろう。

 戦争をしたくなくても「身代わり」にさせられるのである。

と僕は思います(ちょこっと引用アリだけど)

GNさんの班ノートの記録より引用

 GNが書いてきた班ノートを読みながら、僕は山下清さんという画家を思い出した。

 いや、正確に言えば、山下さんをモデルにしたドラマ「はだかの大将 放浪記」の中のあるセリフを思い出したんだ。

山下清さん Wikipediaより引用

 山下さんは3才の頃に重い消化不良になり、一命は取り留めたものの脳に軽い後遺症が残った。

 子どもの頃に「ちぎり紙細工」を学び、没頭。

 18才で放浪の旅に出た。

 驚異的な映像記憶力の持ち主で「花火」や「桜島」など、行く先々の風景を多くの貼り絵に残した。

 戦後は「日本のゴッホ」「裸の大将」と呼ばれた。

長岡の花火 This is Mediaより引用
もへちゃん
もへちゃん

 実際の大きさは、たて43.2cm、横56.9cm

 小さな色紙をちぎって、1つ1つ貼って、花火大会を表現した。

桜島 だまけん文化センターより引用
もへちゃん
もへちゃん

 実物は44cm ✕ 61.5cm

 これもちぎり絵

 最近では、ドランクドラゴンの塚地さんが、山下清役を演じたドラマもあった。

 僕が思い出したセリフは、戦死した人を悲しむ家族を見ながら

 不思議だな…。

 なんで大将や元帥げんすいは死なないのかな。

 いつも死ぬのは、2等兵の人たちばかりなんだな。

 というもの。

 「特別攻撃隊 最高責任者の責任の取り方」というのをインターネットで見ていたら、GNや山下清さんが感じたことが詳しく書いてあった。

  • 「最後の1機で俺も行く」と言い続け、若者を特攻に送り続けた中将ちゅうじょうは、その約束を守るどころか、死闘を続ける部下を置き去りにして日本に逃げ帰った。
  • もう1人の中将は「戦後の後始末が大事だ。死ぬばかりが責任を果たすことにはならない。」と出撃を拒否したのだそうだ。

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

特別攻撃隊 最高責任者の責任の取り方

 通信内の「特別攻撃隊 最高責任者の責任の取り方」について検索してみましたが、見つけられませんでした。

もへちゃん
もへちゃん

 なぜだろう?

 やっとみつけた「大西瀧治郎中将」の記事には

 天皇がポツダム宣言の聖断をくだし、国民に終戦を伝える玉音放送が流れた翌8月16日未明、大西は渋谷南平台の軍令部次長官舎で自刃して果てた。

Yahoo!ニュース「【戦争秘話】“徹底抗戦”を主張し続け、「特攻の父」と呼ばれた男の意外過ぎる真意」より引用

とありました。

 他にも見つけた記事は、同じようなものばかり…。

もへちゃん
もへちゃん

 なぜだろう?

「時代の闇」を削除している?

 そう言えば、以前メーデーの朗読劇で「沖縄基地反対運動に対する機動隊の暴力」の動画を挿入したことがありました。

 1年後に同じ動画を探したら、見つかりませんでした。

 代わりに見つかるのは、基地反対運動の人たちをおとしめる動画ばかり…

 何者かが意図を持って「沖縄基地反対運動に対する機動隊の暴力」の動画を削除したかのようでした。

 「特攻隊最高責任者の責任の取り方」も同じなのかもしれません。

もへちゃん
もへちゃん
  • 「最後の1機で俺も行く」と言い続け、若者を特攻に送り続けた中将ちゅうじょうは、その約束を守るどころか、死闘を続ける部下を置き去りにして日本に逃げ帰った
  • もう1人の中将は「戦後の後始末が大事だ。死ぬばかりが責任を果たすことにはならない。」と出撃を拒否した

…そういう事実が不都合な人

 

  • 沖縄基地反対運動に対する機動隊の暴力

…そういう事実が不都合な人

 

 そんな人で、かつネットの動画を削除しまくる権力を持っている人(もしくはそんな団体)がいたら…

 もしそうだったら恐ろしいことです(T_T)

 せめてもの救いは、「大西瀧治郎中将」の記事の最後に

 特攻を命じた司令長官のうち、このような責任のとり方をした者は他に一人もいない。

という文があったことです。

花火大会に思う…「自分だけ」でなく「自分もよし、他人もよし」

 さて、今年も様々な地域で花火大会は中止なのでしょうか?

 新型コロナの新規感染者が2万人を超える事態になっているから仕方ないのですが…(>_<)

 

 ちなみに、もへちゃんが住む福岡の夜空を彩ってきた「西日本大濠花火大会」は2018年が最後でした。

 新型コロナウイルス感染症が中国で確認されたのは、2019年12月です。

 ということは、大濠花火大会の中止の理由は、新型コロナではありません。

 このことは、以前このブログでも書きました ↓

 新型コロナウイルス感染症を、やがて人類は克服するでしょう。

 そうすれば各地の花火大会も復活です。

 けれど、

  • 規制に反して入場しようとした人
  • 出入り口以外から会場に侵入を試み、負傷して病院に搬送された人
  • 園児や児童が大切に育てていたヒマワリ花壇が観覧者に踏み荒らされたという痛恨の出来事

 それらが原因で花火大会をやめた「西日本大濠花火大会」が、復活することはまずないでしょう(T_T)

 どうぞ各地の花火大会を愛している皆さん、大濠花火大会の二の舞にならないよう、「自分だけがよければOK」ではなく、「自分もよし、他人もよし」という行動をお願いしますm(_ _)m

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