2021/09/06
はじめに

努力の天才
もへちゃんの好きな漫画の1つ「NARUTO」。

登場人物の1人、ロック・リーは、忍術・幻術の才能が全くない忍術アカデミーの生徒でした。
しかし彼は、並外れたど根性で修行を重ね、ずば抜けた体術を習得している「忍術、幻術が使えない忍者」として大成しました。
そんな彼のことを、彼自身も周りの友だちも先生たちも「努力の天才」と表しました。
超えろ三日坊主④
教育の力で「努力の天才」を育てようと、「超えろ三日坊主」のとりくみをスタートしました(笑)
1回目は、「超えろ三日坊主」という呼びかけを行ったことを報告しました。
2回目は、毎日の目標を立てさせるだけでなく、学級通信を使って評価したことの報告でした。
3回目は、毎日の帰りの会でふりかえっていた子どもたちの「目標」を紹介しました。
4回目の今回は、目標・30日連続クリアした子たちのことを書いた通信「学級記録 No.26」(2006年6月22日発行)を紹介します。
30日坊主
教室の後ろの壁に、「30日坊主」をクリアした猛者たちの、その証しが貼られている。

なんと33人中(もへちゃんも含む)、20人がすでにクリアしたのだ。
- RKさん…毎日、風呂上がりに柔軟体操をする
- SHくん…1日1時間以上勉強
- CSさん…宿題忘れ0
- CNさん…生活ノートを絶対出す
- KEさん…毎日、45分間勉強
- SHくん…毎日、1教科勉強する
- AYさん…毎日、復習する
- YUくん…毎日、生活ノートの生活記録を4行埋める
- MSさん…勉強、1日30分する
- YUさん…1日2時間勉強 or 自由勉強 を毎日する
- MIさん…毎日、1時間勉強
- SNくん…生活ノートは必ず4行
- SIさん…その日の復習を必ずする
- MOさん…無遅刻、無欠席、無早退
- NOくん…毎日、1時間以上勉強する
- SMさん…1日1時間以上勉強する
- SYくん…毎日、必ず1教科勉強する
- KUくん…バスケの練習を毎日する
- HRくん…部活を休まない
- RYくん…毎日、リフティングを20回くらいする
勉強に関係あることだったり、部活動に関係あることだったり…。
それらを意識して30日やりとげたことは、必ず君の身体に変化を起こしたはずだ。
何もせず30日過ごした自分を想像してみよう。
そして、「想像した自分」と「30日やり遂げた自分」とを比べてみるといい。

差はわずかかもしれない(中には大きな差となって表れている人もいるかもしれないが…)。
しかし、「1週間努力した」というのとはレベルの違う成長のはずだ。
筋力トレーニングの世界では、

効果は3ヶ月で、確実に表れる
と言われている。
30日坊主では、まだ足りないわけだ。
けれど3ヶ月経った頃、本当に

あれっ
なんかたくましくなってきたかな?
と変化が自覚できるようになる。
経験者の僕が言うのだから間違いない!
そして、

努力が実になる嬉しさに、またがんばる気が起きてくるんだ。
筋トレのポイントとしては
- 続けること
- 少しずつ負荷(重さ)を増やしていくこと
- どこを鍛えているのか、意識しながらトレーニングを行うこと
- 正しいフォームで行うこと
これは筋トレだけでなく、みんながとりくんでいることにもあてはまる。
書き直してみると
- 続けること
- 少しずつ難しくすること
- 何のためにやっているのか、意識しながらとりくむこと
- 楽をしないこと

残念なことに、今年になって睡眠時間を削ってまで仕事をしなくちゃいけないことが多く、最近なかなかジムに行けてないんだけどね…
30日坊主をクリアした猛者たちは、目標をほんの少し上げて、さらなる「+30日」すなわち「通算60日坊主」に挑戦中だ。

突っ走れ!
油断するな!!
以前より難しいことに挑戦しよう!!!
通算90日坊主になるころには、本当に成長を実感できるようになるだろう。
そう言う僕は、昨日、目標20日目で挫折してしまった。
これで3回目の挫折だ。
「20日坊主」クリアした矢先だったので、悔しさいっぱいだ。

この悔しさをバネに、30日坊主クリアの猛者たちを追いかけるぞ~
オ~(^^)/
おわりに

「継続は力なり」を実感できる「筋トレ」
通信内の
通算90日坊主になるころには、本当に成長を実感できるようになるだろう。
は、もへちゃん自身の経験から来ています。
トレーニングジムに通い始めて3ヶ月目、風呂上がりに洗面所の鏡を見て

あれ?
なんかたくましくなってきたかな?
と思いました。
だから筋トレって、清掃に次いで「継続は力なり」を実感できるものだと思います。
NHKの「みんなで筋肉体操」で再ブレイクした武田真治さんや、T.M.Revolutionこと西川貴教さんなんかも、若い頃は全然筋肉モリモリではありませんでした。

きっと彼らに聞いても「『継続は力なり』って本当ですよ」って答えるにちがいありません。
筋トレで得たものは「継続は力なり」だけではないっ!
もへちゃんが通っていたトレーニングジムは、自分のファイルの中の記録表にトレーニングした内容(回数)を、自分で書き込むってシステムでした。
どんなトレーニングをするかは、インストラクターが表に書いてくれました。
もちろん1回目は、トレーニングマシンの使い方なんかを丁寧に教えてくれます。
けれど、数回トレーニングをすれば、やり方はおぼえていきます。
そうなるとインストラクターは、そばにピッタリ付いたりしません。
自分で黙々とトレーニングにとりくみ、1セット終わる度にファイルの中の記録表に書き込むことになります。
1ヶ月ほど通ったころ(すでにこの頃、指定されていたトレーニングのいくつかは20~30回繰り返せるようになってました)だったでしょうか…
記録表のトレーニングメニューに書いてある「重さ」が5kg増えてました。
例えば、「ベンチプレス40kg」→「ベンチプレス45kg」みたいな感じです。
もへちゃんはそれを見つけたとき

認めてもらえた(^o^)
と感じました。
そして、ますますやる気が出ました。
「さらなる継続」のエネルギー
インストラクターは

一生懸命やれば、ベンチプレスは体重の1.5倍くらい上げられるようになりますよ。
と言ってたので「40kg→45kg」と言うのは、たいした変化ではないのです。
けれど、今迄40kgが精一杯だったガリガリもへちゃんにとっては

45kgを上げられるようになった!
と言うのは大きな喜びでした。
人から見たらたいしたことない変化も、本人にとっては大きな喜び
ってことに気づきました。
さらに、少し変化したときに的確に認めてもらえたら
(トレーニングで言えば、記録表の「重さ」が増えていたこと)、
それが「さらなる継続」のエネルギーに変わる
ってことを知りました。
もへちゃん式計算力アップトレーニング
もへちゃんは、トレーニングジムでのこの体験を応用して、「もへちゃん式計算力アップトレーニング」を編み出しました。
このことはすでにブログに書きましたので、興味がある方はこちら ↓ へ。
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