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「超えろ三日坊主」に似たとりくみ…「自分の意思で◯◯します」

2021/09/07

はじめに

もへちゃん
もへちゃん

 4回にわたって「超えろ三日坊主」ネタの通信を紹介してきました。

 「超えろ三日坊主」ってとりくみは、いろんな年でとりくんだと思うので、他の年の「超えろ三日坊主」ネタの通信を紹介しようと、過去の通信のファイルをパラパラめくりました。

 するとチェック1冊目で、「超えろ三日坊主」とは書いてないのですが、もしかしたら「それに発展していった元」のようなとりくみを見つけました。

 それは、「自分の意思で◯◯します」というとりくみです。

 ただし、今回紹介する通信には「自分の意思で◯◯します」という言葉は出てきません。

 「自分の意思で◯◯します」へ導く・・通信です。

 では「学級記録 No.48」(1996年2月5日発行)を紹介します。

 

自分の中心

記録81

 今、いろんな人が本音で言い合えて、クラスがまとまろうとしている時に、僕は裏切るようなことをしてしまった。

 今日の朝、8時に学校に行かないといけなかったけど間に合いそうになかったから、自転車で学校に来てしまった。

 TTちゃんは

 前は自転車で来ていたけど、歩いてきます!

と決心した。

 2の1全員がTTちゃんを支えているのに、僕は「8時までに来なくてはいけない」というそれだけのことで、来てしまった。

 作文には

 がんばる!

と言うようなことを書いていたけど、実際は口だけになっている。

 今日のことは、本当にゴメンなさい。

 ここからは他のことになります。

まずは自分のことから

 僕は腎臓が悪いので、激しい運動ができません。

 「塩は7gまで」という制限があります。

 そのことで気にかけてくれる人もいます。

 どうもありがとうございます。

 本当は、体育のマラソンもみんなと走りたいです。

 NGくんもぜんそくで走れないと聞きました。

 NGくんも

 精一杯、走りたい。

と思っていると思います。

 下線部は1年生の時に作文に書きました

 それから、英検のことだけど、僕は英語について行けてません。

 でも受けることにしたけど、あまり勉強をしなくなりました。

 もへちゃん先生が勉強の仕方などを教えてくれて、初めはしてたけど、お正月になってからサボっていきました。

 はっきり言って受からないと思います。

 だから、入試の前などに勉強をサボってダメとかならないように、からやっていきます。

 授業時間などもうるさくしてしまうから、静かにしていくし、ノートもきちんととり、プリントとかはファイルに綴じる!

 うるさかったり、手遊びなどしたら、注意して下さい。

 よろしくm(_ _)m

 あと、チャイム席(これは今も守れてるけど)とかもやっていきます。

(後略)

TKさんの班ノートの記録より引用

自分の中には、いろんな自分がいる

  • 「がんばる」と決意する自分
  • 自転車通学(許可者じゃないのに)してしまう自分
  • 英検の勉強に取り組む自分
  • 英検の勉強をサボる自分
  • 授業でがんばる自分
  • 授業で手遊びして、集中できない自分
  • 人に命令されて、従う自分
  • 人に命令されて、拒否する自分
  • 放送にがんばる自分
  • 作文の上手な自分
  • 失敗を班ノートに書ける自分
  • 将来の進路を気にかけてる自分
  • 家で勉強がなかなかできない自分

 自分の中には、いろんな部分がある。

 それは、すべての人間に当てはまる。

自己

 そしてもう1つ。

 そんなたくさんの「自分」を1つにまとめている中心(これを心理学の言葉で『自己』と言う)もある。

 これは、心の深いところにあるものでも気づいてない人も多い。

 その中心は、自分の人生や人間関係を喜びに満ちたものにできるかしこさを持っている。

 誰もが、そんな『自己』を持っている。

 その『自己』の意志に従えば、あなた自身が求めているものを、手にすることができる。

もへちゃん
もへちゃん

 自分の中の『自己』を見つけませんか?

 自分の意思で、自分の『自己』を見つけることはできる。

 言い換えれば、自分の意思以外(人から命令されたり)の方法では、『自己』は見つけられないのだ。

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

 「はじめに」で書いたように、この通信には「自分の意思で◯◯します」という言葉は出てこなかったでしょ。

 この言葉が出てくるのは、次の通信からです。

 次回、乞うご期待m(_ _)m

もへちゃん組の後輩たちが受け継ぐ

 さて、「自分の意思で◯◯します」のとりくみは、TKさんが班ノートに「いろんな自分」を書いて来たことがスタートでした。

 1996年、彼の班ノートの記録から始まった「自分の意思で◯◯します」は、その10年後(2006年)には「超えろ三日坊主」という言葉で、もへちゃん組の後輩たちが受け継ぐことになります。

 つくづく、もへちゃんは、生徒たちも含めていろんな人に助けてもらいながら、先生生活を過ごしてきたんだなぁと感じます。

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