「超えろ三日坊主…新点検表」と「人のせいにしてたもへちゃん」

2021/09/03

はじめに

もへちゃ
もへちゃ

超えろ三日坊主シリーズ3回目

 「超えろ三日坊主」と呼びかけるだけでなく、具体的なとりくみをスタートして1ヶ月。

 各自の目標を一新することにしました。

 もちろん、そのままでもOKだし、さらに困難な目標を設定するのもOKです。

 なかなか継続できない子が、少し楽な目標に変えることもOKとしました。

 ただし、継続できている子が、少し楽な目標に変えるのはやめようと子どもたちに話しました。

 「学級記録 No.23」(2006年6月2日発行)に、各自の新たな目標を書いてたので、今回はそれを紹介します。

新点検表

 6月に入り、帰りの会での点検表を一新した。

「中くらい」なんてない

 僕たちの行動はすべて、「自分にとってプラスに働く」か「マイナスに働く」のどちらかだって思うんだ。

 例えば、剣道が強くなりたいと思っている僕にとって、「筋トレをする」って行動は、もちろんプラスに働く。

 「よく寝る」ことだって、剣道するときに全力でできることになるから、プラスと言える。

イラストACからのイラスト

 そう考えると「夜更かしする」ってことは、マイナスに働くってことになる。

イラストACからのイラスト
もへちゃん
もへちゃん

 そうなんだ!

 目標を決めると、1つひとつの行動に意味が出てくるんだ。

 「プラスでもマイナスでもない」とか「中くらい」なんてことは、あり得ない。

もへちゃん
もへちゃん

 その行動はプラスなのか、マイナスなのか?

 立ち止まって考えられる者が、自分をさらに磨いていけるのだ。

もへちゃん
もへちゃん

表の見方

  • 名前
    1. 目標
    2. 達成したときの利点
    3. 達成しなかったときの不利点
    4. 達成のための計画
  • KNくん
    1. 筋トレする
    2. 筋力up
    3. 筋力down
    4. 手にメモ、生活ノートに書く
  • SHくん
    1. 早く病気を治す
    2. 体調がよくなる
    3. 部活ができない
    4. 早く寝る、規則正しくする
  • SNくん…欠席
  • RKさん
    1. 宿題する
    2. 宿題忘れがなくなる
    3. 宿題忘れになる
    4. 10分勉強、家での時間割を作る
  • RIさん
    1. クラリネットする
    2. 上手になる
    3. 下手になる
    4. ロングトーン、基礎練習
  • KEさん
    1. たくさんあいさつ
    2. いい気持ちになる
    3. 自分が恥ずかしくなる
    4. 進んでする、誰にでもする
  • KUくん
    1. あいさつする
    2. 心が弾む
    3. 心が弾まない
    4. あいさつを絶対する
  • CSさん
    1. 早起きする
    2. 気持ちいい
    3. 遅刻する
    4. 23時に寝る、6時に起きる
  • CNさん
    1. 7時に起きる
    2. 学校に間に合う
    3. 遅刻する
    4. 0時には寝る、7時には起きる
  •  HRくん
    1. あいさつする
    2. 気分がいい
    3. 気分が悪い
    4. あいさつする
  • RYくん
    1. あいさつする
    2. 明るい気になる
    3. 気まずい
    4. あったらすぐにあいさつする
  • AYさん
    1. 復習プリント発行
    2. みんなが頭がよくなる
    3. 頭が悪くなる
    4. 忘れない、早めに作る
  • ARさん
    1. チャイム席
    2. シャキッとできる
    3. 成績下がる
    4. 時計を見る、ダラダラしない
  • SYくん
    1. 漢字おぼえ
    2. 成績up
    3. 成績下がる
    4. 家で勉強・確認
  • SGくん
    1. 忘れものなし
    2. 評価が下がらない
    3. 評価が下がる
    4. 夜・時間割り、朝・もう一度確認
  • SMさん
    1. イライラしない
    2. みんなと仲良くなれる
    3. 嫌がられる
    4. 落ち着く、冷静になる
  • YUくん
    1. 宿題を忘れない
    2. 学力up
    3. 学力down
    4. 20時までにやる、行くときに確認
  • KTくん
    1. 忘れ物をしない
    2. 授業をしっかり受けられる
    3. 怒られる
    4. 帰ったら、速攻準備
  • STくん
    1. 集中して勉強
    2. 将来の話ができる
    3. 将来の話ができない
    4. 道具を持ってくる
  • MSさん
    1. 人の話をしっかり聞く
    2. 聞き逃さず聞ける
    3. 何をするのかわからない
    4. 話をしているときは何もしない
  • MKさん
    1. 服装をきれいにする
    2. だらしなく見られない
    3. だらしなく見える
    4. 朝、きちんとして学校に来る
  • YUさん
    1. 1時間も忘れず呼びかけをする
    2. みんなの服装が整う
    3. 授業態度が悪くなる
    4. 常に頭の中に入れる
  • KIくん
    1. 欠席しない
    2. 出席日数が増える
    3. 出席日数が減る
    4. 早く寝る、早く起きる
  • SNくん
    1. 忘れ物をしない
    2. 怒られない
    3. 怒られる
    4. 夜のうちに時間割りをする、朝また確かめる
  • SIさん
    1. 宿題をしてくる
    2. 力がつく
    3. 学校でしなくちゃいけない
    4. 家に帰ってすぐする、寝る前に確かめる
  • MIさん
    1. 忘れ物をしない
    2. 忘れ物が減る
    3. 忘れ物が多くなる
    4. 夜きちんと確かめる、朝もう一度確かめる
  • MOさん
    1. 忘れ物をしない
    2. 先生に迷惑をかけない
    3. 怒られる
    4. 夜チェック、朝チェック
  • KUくん
    1. 部活動する
    2. ためになる
    3. ためにならない
    4. 真剣にする
  • SYくん
    1. 忘れ物をしない
    2. ためになる
    3. 授業がわからない
  • NOくん
    1. 授業がんばる
    2. ためになる
    3. 意味がない
    4. 集中する
  • YRさん
    1. 話を聞く
    2. 内容がわかる
    3. 内容がわからない
  • RSさん
    1. フルートを1時間する
    2. うまくなる
    3. 下手になる
    4. 時間を計る

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

 「これとこれは話し合って書いたな」とわかる「目標」もあります。

 けれど、もへちゃんはそのまま…子どもの意思を尊重しました。

子どもの意思を尊重する理由

 もへちゃんが介在して目標を変えさせたとしたら、「継続する」意欲を削がれる子もいると思うのです。

 継続できなかった時に

 だって、変えさせられたもん

って言い訳を、自分自身にしちゃう子が出ると思ったのです。

 これは、もへちゃん自身の経験が元になっています。

中学生になったばかりの頃のもへちゃん

 中学に入学してもへちゃんは、バスケ部に入りました。

 本当は友だちから誘われていたバドミントン部に入りたかったのですが、父の反対にあい断念しました。

 父の反対の理由は

 背が高くなるスポーツ、バレーとかバスケをしろ。

でした。

 母からは

 お父さんは背が小さいことがコンプレックスだったから、背が高くなってほしくて言ってるのよ。

 だから、その通りにしなさい。

 中学生になったばかりのもへちゃんは、

もへちゃん
もへちゃん

 やだな~

と思いながらも、従いました。

 しかし…

 

 中1時代のもへちゃんは、バスケ部を続けることができませんでした。

 

 原因は、練習がきつくてさぼり気味だったからです。

 もへちゃんがサボった日に、まわりの1年生はフリースローを教えてもらったことがありました。

 次の日、練習に行ったら、みんなフリースローの練習をしています。

 聞くに聞けないもへちゃんは、見よう見まねでその時間をこなす…

 面白くないから、またサボり気味になる…悪循環です。

 そんな時、同じくサボり気味の友だちから

 一緒にやめん(辞めない)?

と誘われ、辞めちゃいました。

 その時は

もへちゃん
もへちゃん

 お父さんが、無理強いしたけんや(したからだ)!

と思ってました。

 もちろん今はそんなこと、思ってません。

 「自分自身が逃げたこと」が原因だったのに、人のせいにしただけです。

その後のもへちゃん

 中2になりバスケ部をやめてしまったもへちゃんでしたが、部員が少なくて困っていたバレー部に誘われて入部しました。

 しかし、北陸大会に出場するほどの(当時もへちゃんは富山県に住んでました)バスケ部とは違い、バレー部はほとんど練習らしい練習はしてませんでした。

 部活に行っても、部室でウダウダして過ごす…そんな時もありました。

 だから「名前だけバレー部」みたいな存在でした。

もへちゃん
もへちゃん

 試合に1回くらい出たっけなぁ。

 サーブが入らなかったような…

 あんまりおぼえてません(>_<)

 この頃、バスケ部を辞めたことをかなり後悔してました。

 そして

もへちゃん
もへちゃん

 あの時、「辞めよう」と友だちが誘わなければよかったのに…

なんて、友だちのせいにしてました。

 もちろん今はそんなこと、思ってません。

 逆に「どこまで『人のせい』にしてんだ!!」と、タイムマシンかがあったら当時の自分を叱りにいきたいくらいです(^^;)

 

 だから、中3で転校した先の中学では、もう部活動には入りませんでした。

 

 高校に合格が決まり、まだ入学してない4月の初旬、自宅に高校のバレー部の先輩から勧誘の電話がありました。

 中2時代、「(名前だけ)バレー部」だったことが、内申書に書かれていたのでしょう。

 

 春休み中、そして入学して…

もへちゃん
もへちゃん

 どの部活動に入ろうか?

とかなり悩みました。

もへちゃん
もへちゃん
  • 中学時代に部活動を続けられなかったこと
  • 辞めた理由を人のせいにしてしまったこと

 そんな情けない自分をやり直したい。

 そう思って、勘違いでも誘ってくれたバレー部に入ることを自分自身で決め、4月のある日、ドキドキしながら体育館にあった部室のドアをノックしました。

 高校のバレー部では、先輩たちに恵まれ、厳しくかつ可愛がってもらい、3年間続けることができました。

自分で決めるからこそ、「結果」も「自分の責任」と思える

 そんな経験があるから、もへちゃんは「超えろ三日坊主」のとりくみの「目標」について、子どもたちの意思を尊重したわけです。

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