2021/01/13
はじめに

前回は、中1生に向けた「大人な考え方を少しずつできるようになろう」ってメッセージの成人式ネタの通信を紹介しました。
今回紹介するのは、中3生に向けた成人式ネタの通信です。
しかし中3生にとっては、この時期(1月中旬)は、受験直前であり、人に言われるまでもなく勉強をがんばってる時期です。
だから「大人な考え方をしよう」なんて、わざわざ書く必要はありません。
では、どんな切り口で成人式のことを書いたのか。
それは読んでのお楽しみ(^^)
では、「3学年だよりミニNo.16」(2018年1月16日発行)を紹介します。
校歌
校長先生からすてきな話を聞いた。
今年の◯◯◯町の成人式に、校長先生が参加されたときのことだ。

式の途中、中学校の校歌を歌う場面があったそうだ。
◯◯◯町には中学校は3校。
◯◯◯◯中は2番目だった。
まず最初の学校…あまり声が出ていなかった。
そして◯◯◯◯中の番になった。
誰かが「全員、起立!」と声をかけた。
一斉に若者達が立ち上がった。
伴奏が流れた。
前列に並んでいる晴れ着の女の子達が、大きな口を開けて歌っていた。
後ろに並んでいた男性陣も、お腹から声を出していた。
みんな、大声で、かっこよく、そして楽しそうに校歌を歌っていた。
僕はこの話を聞いて嬉しくなった。

と言っても今年の成人の◯◯◯◯中卒の人たちを知っているわけではないんだけれど…

なんだか、君たちの成人式の時にもそうなるみたいに感じたからだ。
「3年間」という時間を共有した証の一つとして、「校歌大合唱」ってすてきだ。
卒業まであと52日
卒業式の練習で歌うだろうけれど、それでも校歌を、みんなで歌う機会はあと10回も無いかもしれない。
合唱の得意な君たちだから、きっとわかる。
仲間が声を出すと信じられない時には、全体の声は小さくなる。
仲間が声を出すと信じている集団は、大声で、かっこよく、楽しそうに歌を歌うことができる。
おわりに

合唱指導、得意なんです(^^)
もへちゃん自身は音楽には疎いのですが、合唱指導は得意です(^^)
- 仲間が声を出すと信じられない時には、全体の声は小さくなる。
- 仲間が声を出すと信じている集団は、大声で、かっこよく、楽しそうに歌を歌うことができる。
というのは、合唱指導の時に子どもたちに伝えたことです。
2023年の成人式で
この通信は、「学年通信」でしたので、たくさんの子が読んでくれています。
この子達の成人式がある2023年の成人式の時に、誰かがふと思い出してくれたらいいなぁと願っています。
2022年4月から、成人年齢18歳!
さて、2022年4月1日から、改正民法の施行により、成人年齢が「18歳」になります。
ちなみに、今回紹介した通信を書いた時に勤務していた中学校がある「市」は、「今後も成人式は『20歳』になった年に実施する」と言ってます。
日本全国で見たら、18歳で成人式をする市町村も出てくるのかな?
もへちゃんが18歳の今頃(1月頃)は、大学入試の2次試験に向けて、1日17時間勉強していた時期なので、「18歳で成人式」なんて言われたら…
もへちゃん18歳の1月頃って
当時は、共通1次試験(1月中旬)が終わり、2次試験(3月)の教科である「数ⅡB」と「数Ⅲ」を勉強してました。
高2の頃の定期テストで、数ⅡBは8点だったりしました【100点満点のテストで…です(^^;))
なぜ、もへちゃんはそんなに成績が悪かったか、そしてそれをどう克服したかについては、以前このブログでちょっとだけ触れたことがあります。
こちらです ↓
さて、受験科目の実力がほぼゼロだったもへちゃんは、共通1次試験から2次試験までの約2ヶ月で、「解法のテクニック 数ⅡB」「解法のテクニック 数Ⅲ」(矢野健太郎著)という分厚い参考書を1ページ目から1文字1文字舐めるように進めました。
2ヶ月で間に合ったから、合格できたわけですが、ホントにギリギリでした。
だから、あの時「18歳で成人式」なんて言われたら、

そんな余裕ないよ~(T_T)
って言って、成人式には参加しなかったと思います。
いや、当時はラジオもテレビも新聞も見てなかったし、まったく考えることもなかったかもしれません。
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