2020.03.03
はじめに

ブログ「もへちゃん先生の学級通信」は、「過去発行した通信を紹介する」つもりで開いたブログでした。
しかし、新型コロナウイルスにより日本全国の子どもたちが臨時休校になったため、私が担任だったら、臨時休校で家にいる子どもたちに
「こんな通信をブログで書くかな~」
と思うような通信を、ブログ上で書いています。
もちろん未発表の通信ですので、使えるところがあれば、学級担任の方はコピペしてそのまま使うなり、参考にするなりして、どんどん使ってもらってかまいません(^^)
といっても、この時期はブログ等でしかクラスの子たちに伝えられないですよね…(T_T)
過去のもへちゃん組の人や、そうではないけど愛読してくださってる方は、印刷したりアドレスをコピーするなりして、我が子なんかに読ませてもらってもいいかもしれません。
あっ、でも中学生向けの通信のつもりなので、小学校低学年には難しいと思います。
さて、前回は「35日間で何をしよう?1日をどう過ごそう?」がテーマでした。
今回は「お昼ご飯」についての提案です。
プチ・精神と時の部屋 No.2「お昼ご飯にひと手間を…ひとりでできるもん!」
うちの子が小さい頃、NHKで「ひとりでできるもん!」という子どもが作る料理番組があってました。
主人公の舞ちゃんは、たぶん小学校低学年でした。
舞ちゃんは「ネコの手」という技を使い華麗に包丁を使いこなし、コンロを使って料理を作ってました。
でも安心してください。
「舞ちゃんのようになろう」
なんて言い出すわけではありません。
安倍総理の「日本全国の小中学校、特別支援学校、高校の臨時休校要請」の次の日「カップ麺が売り切れ続出」とニュースで流れていました。
確かにカップ麺だったら、お湯をいれるだけだから小学生でも作られますね。
ニュースに流れるくらいですから、おうちの方がカップ麺を買ってくれたって人も多いってことでしょう。
そこで、これを読んでるあなたが小学校高学年~中学生~高校生で、家にカップ麺がたくさんあるんだったら、
カップ麺をただ作るだけでなく、ひと手間かけて、美味しく食べて、それをおうちの方に自慢してみませんか?
カップ焼きそばを少しリッチな広東風に
①カップ麺を選びます
うちにあったのが、一平ちゃんの焼きそばだったので、これで説明します。

②卵の準備
タンパク質をプラスするのに卵は手軽です。
まず冷蔵庫から卵を出し、小皿に入れて、レンジでチン(500wで40秒)します。

なぜレンジでチンするのかというと、
冷蔵庫から出した卵をそのままカップ麺にいれ、お湯をかけた場合、卵が固まりきれず、焼きそばの場合、湯切りの際に流れ出ちゃうこともあります。
ラーメンの場合も固まりきれず、汁に混ざることがあります。
汁を全部飲み干すんなら、それでも栄養は採れます。
私のように年齢が上になると塩分の摂り過ぎはよくないので、汁は残します。
その際、卵が汁に溶けているとタンパク質を摂取できません😢
私としては、卵は固まっててほしいのです。
だからレンジでチンなのです。
ただし「レンジでチンする」のは、「卵を温める」のが目的なので500wで40秒〜50秒で十分です。
温めておけば、後からの「お湯で3分」でちょうどいい具合に固まってくれます。
③キャベツの準備
冷蔵庫にはキャベツがありました。
そこでキャベツを加え、野菜不足を補うことにします。

キャベツは、葉っぱ半枚くらいを手でむいて、水で洗い、ちいさくちぎって、卵にかぶさるように入れます。
包丁もまな板も必要ありません。
ちなみにキャベツを卵にかぶせるのは、お湯の圧力で黄身が崩れるのを防ぐためです。
④他に、カップ麺に入れて美味しくなりそうなのはないかな~
冷蔵庫を見るとハム、刻みネギ(冷凍)がありました(^^)



カップ焼きそばはお湯捨てるので、ハムは後から入れることにします。なんだか栄養分が流れてしまいそうなので…。
刻みネギは冷凍物なので、お湯を注ぐ前にカップ麺へ投入です。
冷凍エビとか、冷凍ミックスベジタブルなんてあればよかったのになぁ(T_T)
⑤お湯を注いで3分待ちます。その間に洗い物(^^)


「できる人」になった気分で!

お湯を注いで3分待ちます。
「料理ができる人」って、この間に洗い物なんかをするんです。
ここ、メモするとこですよ~

料理できる人は、料理しながら洗い物もする!
⑥添付のソース類をかけますが、ここでもひと工夫!



一平ちゃんには、ソース、ふりかけ、マヨネーズが添付されています。
さらに冷蔵庫の中にオイスターソースを見つけたので、少量足します。
オイスターソースとは、牡蠣油とも言い、カキを元に作った調味料です。
無ければしかたないのですが、これをほんのちょっと足すだけで、一気に味がアップします。
おうちの方におねだりする値打ちありです!

ねぇねぇ、ソースオイスターソース買って
なんておねだりすると

うちの子が料理に目覚めた?
なんて思われるかもしれません(^^)
⑦トッピングしてできあがり。ひとりでできるもん(^^)/



先ほど見つけていたハムを手でちぎり載せます。
干しエビも見つけていたので、パラパラとかけてみました。
干しエビもハムも、ラーメンだったらお湯を入れる前に投入していいと思います。
ふりかけとマヨネーズをかけてできあがり(^^)/
う、うまい(^^)/
いかがでしたか?
たかがカップ麺ですが、せっかくあと34日あるのだから、ただお湯をかけるだけでなく、美味しくなるためのひと手間、ふた手間を研究してみませんか?
おわりに

臨時休校中の子どものお昼ご飯が問題になっています。
「ワタミの食卓」では、幼小中高生に弁当を無料で宅配するそうです。
利用者は配送諸経費として1食200円(税込)×5日分配送料=計1000円を支払えばいいそうです。
こんなのを利用するのも1つの手だと思いますが、
「ピンチの時がチャンスです♪ 頭のよくなるチャンスで~す♪」
という昔のNHKの人形劇で流れていた歌が、私の頭の中で流れます。
ピンチだからこそ、ひとりでご飯を作られるようになるチャンスではないでしょうか?
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