2022/05/09
はじめに
もへちゃんが勤務していた地域の小中学校は、5月中旬が運動会(体育祭、体育会)です。
中学校の場合、平日の午後を使って練習をします。
そしてその体育会練習のほとんどの時間は「ブロック応援作り」にあてられます。
中3生にとっては、「リーダーとは」「先輩とは」について考える貴重な期間とも言えます。
では「3年7組学級記録 No.21」(2010年5月11日発行)を紹介します。
あぁいう先輩になりたい
O先生から、2の6の生活ノートの中の「黄ブロックのリーダーについて思うこと」の一部を見せてもらった。
リーダーの人達は、声を出して、みんなをまとめようとがんばっているので、リーダーがまとめやすくなるように協力していきたいです。
特に団長がちゃんとできていた。
一番大きな声を出し続けていた。
優勝したいという気持ちが伝わってきた。
黄は怒られてばかりだけど、リーダーはきちんとして、いいと思います。
「がんばって声出して」など言ってくれてるけど、ほかのブロックに比べて声が小さい。
声を出していて、いいと思う。
もう少し、行進について厳しく指導してもいいと思う。
黄ブロックのリーダーは、みんなをひっぱってくれそうな人だった。
私も足手まといにならないようにがんばる。
僕は団長を見て、「僕も3年になったら、あぁいう先輩になりたい」と思いました。
特に、やる気がすごかったです。
リーダーが怒られているのを見て、「自分たちがちゃんとしてないからだ」と思った。
これからは、きちんとしなきゃいけない。
あぁいう先輩になりたい
あぁいう先輩になりたい。
高校でバレーボール部に入ってた僕は、1つ上のキャプテンと副キャプテンに対し、そう思っていた。
- キャプテンをしていた人は、自分に厳しく、周りにも厳しい人
- 副キャプテンをしていた人は、自分に厳しく、周りに優しい人
そのどちらにも、僕は憧れた。
2人とも、バレーに対し真剣だった。
だから、自信に満ちあふれていた。
少しでも追いつこうと、毎日がんばり続けてたら、僕自身にもちょっぴり自信がついた。
ところで、
- 団長にならないと
- キャプテンにならないと
人に影響を与えられない…って思うかい?
僕は、そうは思わない。
ふとした瞬間に、「この人、すごい!」って感じた時、僕はその人に影響を受けている。
学級記録No.19で紹介した2年前のF中生だって、団長でも何でもなかった。
けれど、彼は僕に影響を与え、僕を通して3の7の君たちへ影響を与えた。
君も言われようよ(言われてるよ)、
「あぁいう先輩になりたい」って。
おわりに
通信の最後に書いている「学級記録No.19」については、すでに本ブログで紹介済みです。
今回、紹介するために久々に「学級記録No.19」を読み直しました。
今でも、感動で鳥肌が立つように感じました(^^)
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