2021/03/26
はじめに

もへちゃんは、長い間、通信は「手書き」にこだわっていました。

手書きの文字の方が、味があるし、思いがこもる(^^)
と思っていたからです。
しかし、近年、パソコンで作るようになりました。
すると、フォントを変えたり、大文字にしたり、太字にしたり…といろんなことができました。
さらに、子どもたちの画像なんて、サイズをいろいろ変更でき、レイアウトを工夫できました。
職場のプリンターが、USBメモリーのデータから印刷できるタイプだったのも、パソコンで通信を作ることに拍車をかけました。

だって、手書きの時より、画像がきれいに印刷出来るんだもん(^^)
画像が載せやすいってことは、マンガやイラストも載せやすいってことです。
なので、春休みマンガまつりで紹介する通信は、近年に発行したものが多くなります。
さて、「春休みマンガまつり」シリーズの3回目は、もへちゃんの愛読書「ドラゴン桜」を用いた、中間考査6日前の「◯◯◯中学校3学年だよりミニ No.38」(2018年6月8日発行)を紹介します。
効率のいい勉強
学年だよりミニ34号の裏に、下のマンガの1コマを載せました。

私の愛読書の1つ「ドラゴン桜」1巻からだったのですが、実は、このセリフの前には、次のようなことが書かれていました。

今の受験界の常識では、俗にいう「ガリ勉タイプ」は、合格率が低い。
クラブ活動や学校行事へ積極的に参加し、効率良く勉強し、よく眠る…こういうタイプが合格するんだ。
それは、明確な目標を持っているからだ!
人間は、はっきりとゴールが見えれば準備をし、達成へと着実に進む。
逆に、目標を持たなければ漂流し、やがて無気力になっていくんだ。
今日は、中間考査6日前ですが、あなたはどれくらい勉強しているでしょうか?
この土日に、部活動もあることでしょう。
そんなあなただからこそ「目標を持ち」「効率のいい勉強」をすべきなのです。
目標を持ち、効率のいい勉強の具体例
例えば、暗記もの(英単語、英熟語、漢字、文法、年号、化学式、図形の証明の定理…)は寝る前がお勧めです。
なぜなら、夜の睡眠中、脳の中でその日のことが短期記憶から長期記憶に変わるからです。
さらに、覚える時は英単語、漢字、英単語…というように15分ごとに違うものを記憶したほうがいいです。
脳は、同じことを続けていると、疲れて能率が悪くなるからです。
また、何かを覚える時は「書く」という行為が、最も有効です。
人間の体の構造上、脳と手は連動しているので、書くことによって手を動かすと、脳もより活発に働くのだそうです。
だから、昔ながらの方法ではあるけれど、「書いて、書いて、書きまくる」ことは大脳生理学からも正しいらしいです。
勉強は、合理性(根性論などでなく、本当に効果が出る方法)と効率を追求すべきです。
勉強は、脳(だけでなく身体のメカニズムも利用して)の科学的トレーニングだと考えるといいわけです。
ならば、スポーツしている人ならわかると思いますが、

自分を追い込まないような「楽なトレーニング」では、筋力はつきません。
脳も同じです。

効率のいい勉強してるんだから、テスト勉強は1時間もしてないけど、いいとよ(^^;)
なんて言い訳してるうちは、成果はでません(笑)
有効限界域まで、自分を追い込まなきゃ!
(※有効限界…トレーニングの用語・これ以下の運動強度では目的とする効果を得られない限界のこと)
また、食事と睡眠をしっかりとって、脳を疲れさせないことも大切です。
おわりに

その通信、「子どもが読みたくなる通信」ですか?
もへちゃんの通信には、よくマンガが登場します。
マンガを載せるのは、

読者である子どもが、読みたくなるかも?
と思うからです。
時折、フォントが小さくて、しかも文字がビッシリ…という学年通信、学級通信を見ることがあります。
通信を書いた先生の「伝えたい思い」は、ヒシヒシと感じるのですが、

これを最後まで読む子が、何人いるかな?
と感じます。
もへちゃんがこう考えるようになったのは、「週イチからできる『学び合い』中1数学課題プリント集」という本を書いた際、

もっとたくさんのプリントを載せたい
と編集担当の方に話すと

お気持ちはすごくわかるんですが…。
ページ数を増やすと、1冊の値段が上がり、売れなくなります。
売れない本は、作れないんですm(_ _)m
と言われたことがあったからです。
もへちゃんは、「読者の思い」を考えることなく、「こちらの思い」のみ押しつけようとしていたわけです。
学校という世界だけなら、それでも通っていくかもしれません。
しかし、一般的には、それでは通りません(>_<)
学校以外の場所でも
「こちらの思いのみ押しつけるってミス」は、何も学級通信・学年通信に限るわけではありません。
先生以外の方でも
- 朝礼でのスピーチ
- 結婚式のスピーチ
- 集会等での「挨拶」
なんて、頼まれた場合、陥りやすいミスです。
また、子どものなりたい職業上位のYouTuberなんかでも、視聴者が求めるものを創れない場合、報酬を得るのは難しいでしょう(>_<)

はっ!
このブログもだ(^^;)
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