2021/10/22
はじめに

「1987年 初代もへちゃん組 文化祭への道」シリーズは、前回の「本番直前」で終わると思っていたあなた。
1987年は10月29・30日が文化祭で、合唱コンクールは11月11日に行われたので、初代もへちゃん組の文化的なとりくみはもう少し続きます。
今回は、初代もへちゃん組の子たちを褒めるつもりで書き始めた通信なのですが…
学級通信「中央フリーウェイ No.57」(1987年10月31日発行)を紹介します。
文化祭 終わる
ついに、2学期最大の行事である文化祭が終わった。
約1ヶ月とりくんだ「バレンタインデー殺人事件」も、好評のうちに幕となった。

1人ひとりがよくやった!
パンフレットにも書いてあったように、3の5はみんなで1つの劇を創りあげたんた!
そして衣装・大道具が祈る中、本番ではふだん以上の力を発揮し「成功」した。
支え
ただし、この成功も数々の先生たちに支えられている。

そのことを忘れてはダメだ。
- 照明・音響ではMU先生から指導してもらったからこそ、できたわけだし
- 大道具の置き場所の指導とかは、NK先生、AS先生、SR先生がずーっとしてくれてた。
- SR先生と言えば、YSくんが鳴らしたピストルは本番前にSR先生に借りたもので、ちょうどパトカーの音が出なかった時、ピストルの音があったことは本当に助かった。
成功の裏
「成功」の裏には、
- 3の5が誇る大道具係の仕事もあるし、
- 衣装・音響・照明のがんばりもあるし、
- キャストの「やる時はやる」姿勢もあった。
失敗も
そして、失敗をも成功にしてしまう運があった。
終わって写真を撮ってた時、MTさんが

格闘シーンで、最初のうち、音が出なくてすみませんm(_ _)m
と言ってきた。
それを聞いてたWDくんが

いや、だんだんと迫力が盛り上がったみたいでよかった(^^)
と返事したことで、MTさんがホッとしていた。
そんな会話を聞きながら

運がいい(^^)
と思ったのだ。

よかった、よかった。
運に頼らず
しかし、これから先の人生でもできるだけ「運」に頼るのは、よそう。
今回のように、すべてがいい方向に向くことなんて、なかなか無い。
「ある」と思うのは、ちょっと考えが甘い。
どうすれば「運」に頼らずに済むか…

それは、努力すること。
- 人から物事を習う時は、素直に
- そして、真剣にやって必ず自分のものにすること

そうすれば失敗はない!
「緊張して失敗する」ってのも、努力不足から来るんだ。
今年は僕も劇に出て、みんなには

あがってない!
と言ってたが、やっぱりあがった(^^;)
でも、僕が浮つくわけにはいかないから、

あれだけ練習したから、大丈夫。
バッチリ決まる!
と自分に言い聞かせてた。
こんなふうに「あがってしまった自分」を支えるのは、練習量(努力)のみ。
だからこそ、練習でしてないことを本番で出せるわけがないんだ。
どんなことだって「頼みの綱」は自信であり
自信を養うためには、たくさん努力することであるのだ。

「やるとき時はやる」はもう古い!
「やれば、できる」の方がいい(^^)
しかし、ついに中学最後の文化祭が駆け抜けていった。
そして優良賞!
終わった後、喜んでるSDくん(監督)と職員室前で握手したとき、ジワジワと嬉しくなった。
演技のことでもめて落ち込んでただけに、嬉しそうな顔がとてもいい顔だった。

これを機会に、もっともっと3の5でまとまれるといいな。
いろんな『殻』を破っていけたらいいナ。
殻
あっ、そうそう!
『殻』と言えば、3の5に『殻』を感じたのが、この文化祭中に3回あった。
まず1つめ
ブラスが演奏中、他のクラスが(たぶん3の2)仲間の名前を呼んでたが、あれは3の5でもやって欲しかった。
目に見えない『殻』が、男子にも女子にも感じたのだ。
2つめ
職員コーラスのとき、やっぱり声をかけて欲しかった。

当然、僕に(^^)
3つめ

優良賞 3年5組
と言われたとき、

遠慮せんで(しないで)、もっと喜ばんか(喜べよ)!
「感情を表現できる」ことは、大切なこと。
ただ拍手だけで満足なのだろうか…

僕はYSくんとアクションシーンを演じただけなんだが…

それでも「優良賞」と聞いたら

やった~
と叫びたい気分だったネ。
もっともっと感情豊かな人間になりなさい。
いけない いけない
いけない、いけない。
文化祭でがんばったことを褒めるつもりだったのに(^^;)
僕が褒めたいのは、賞状を取ったことなんかではない。
劇を創る上で、1人ひとりががんばれたこと

すなわち、
結果より過程で
おまえらは素晴らしかったぞ(^o^)

それではこのへんで、独身最後のフリーウェイを終わろうか(^^)/
おわりに

今から34年前のもへちゃんだからこそできたアクションシーン(笑)
その写真が確か1~2枚あったはずなのですが…
見つけられませんでした(>_<)
今年の春、退職して、学校や組合事務所から引き上げてきた段ボールが未だに整理されず、部屋に放置しています。
それらのどこかにあるはずなのですが…
後日でも見つけたら、今回のブログをリライトして、アクションシーンの画像も載せますね。
「緊張して失敗する」ってのも、努力不足から来るんだ
もへちゃんは現在、大型二輪の教習所に通っています。
今年(2021年)の春、新たな職場への通勤のため、息子の原付バイクを譲ってもらって、バイク通勤し始めました。
久々のバイクがとても楽しくて、夏頃から大型二輪の免許をとりたくなりました。
そして、先週の日曜(2021/10/17)が、卒業検定でした。
結果は…

緊張して失敗したんです(^^;)
高さ5cm、幅30cm、長さ15mの「一本橋」で落ちてしまいました(T_T)
ブログを書きながら、34年前の自分自身から「喝」を入れられた気分になりました。
今度の日曜、また卒業検定を受けてきます。

努力(練習)は、たくさんした?

ほ、補習を1時間受けただけです。
だって、大型のバイクを持ってるわけないし、一本橋の設備も近所にありません…
努力(練習)を十二分にするには、環境が必要なんだってことを身に染みて実感してます(^^;)
大型二輪だけじゃなく、テスト勉強や受験勉強も、子どもをとりまく環境が、その子の学力を左右しているに違いありません。
学級通信「中央フリーウェイ No.53」がビッシリ文字だった理由
「1987初代もへちゃん組 文化祭への道⑰ あと5日&ビッシリ文字」で紹介した学級通信「中央フリーウェイ No.53」のビッシリ文字問題。
文化祭直前なのに、担任であるもへちゃんが2日連続で練習につけなかったからなのですが…
なぜつけなかったか?
34年前なので、確かなことはわかりませんが、今回の通信の最後の1文
それではこのへんで、独身最後のフリーウェイを終わろうか(^^)/
とあるように、1987年11月1日にもへちゃんは結婚式をひかえていたのです。
打ち合わせ?
散髪?
う~ん、思い出せません(笑)
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