2022/01/12
はじめに

福岡版のニュースで

◯◯で、ほんげんぎょうがありました。
と言ってました。
そのニュースを見ながら、28歳で初めて経験した「ほうげんぎょう」と、同日に開催された「部活動対抗駅伝大会」のことを思い出しました。
「ほうげんぎょう」は、PTAの方の力でとりくまれている行事でした。
また、組んでいる竹に火を付ける前に行う「部活対抗駅伝大会」は、生徒会がとりくむ行事でした。
その「部活対抗駅伝&ほうげんぎょう」をふりかえって書いた「2年3組学級記録 No.66」(1992年1月27日発行)を紹介します。
思い出したこと
12年ぶりに走る1500m…部活動対抗駅伝大会で
1月25日(土)の部活対抗駅伝大会&ほうげんぎょうは、風邪で多くの人が欠席し、選手変更がすごく多かったけど、各部とも気合いが入っていて、盛り上がりました。
2の3から駅伝に出たのはNG、KG、NJ、SK、YS、YM、MK、SR、TK、SM、EM、EK、ST、AM、MK、OK、TN(N)、そしてもへちゃん。
僕自身は、1500mもの距離を走るのは(情けないことに)12年ぶりで、走る直前まで

あ~
走りたくない(>_<)
って考えてました。
YM先生からタスキをもらい、走りだしたら、そんな考えは消えてしまい、逆に

お~
快調やなぁ(^^)
と速めのペースで、応援の保護者ににこやかに笑顔を振りまきながら走りました。
しかし、それもヤマサキのパン屋あたりまで…。
それを過ぎるあたりから、ふくらはぎがピクピクしだし

ゲッ!
つりそう(^^;)
それでもやめるわけにはいかない!
テレテレとしたペースで走り、橋を渡る頃には横腹が痛くなってしまいました。
前を走るバレー部のINもペースが落ちてるのに、追いつけない(>_<)
高校時代の冬のトレーニングで
焦りながら川沿いを走るうち、ふと思い出したことがありました。
雲の合間から太陽がのぞき、影ができました。
僕にあわせ影も走ってて、その当然なことの中に、高校の頃の思い出が湧きだしてきました。

高2の冬、部活のトレーニングで、毎日1500m走ってた頃、日が出てる時は自分自身の影と競争するつもりで走って、少しでもタイムをよくしようと思っていたことを…。
後輩の中には4分40秒台で走る人もいて、とても追いつけなくって、それで競争する相手として、自分の影を選んだのです。
部活駅伝で走って、苦しい息の中、そんなことを思い出しました。
180° 変わった気持ち
結局、部活駅伝での僕のタイムは5分49秒。
12年間のブランクは、40秒ほどのタイムの落ちで表されました。
けれど、
- 走るまでの「逃げ出したかった気持ち」
- 走った後の「全力を出し切った心地よい疲労感?」
走ったことで、気持ちが180° 変わりました。

逃げ出したら、わからなかっただろうな…。
と思っています。
久しぶりに、自分の影の存在に気がついた部活駅伝でした。

ふくらはぎと足首に、まだ “ こり ” が残っている僕の感想は

ほうげんぎょうは、初めての体験!
あの音は凄い!
昔の人の知恵なんだ、あれは!!
おわりに

ほんげんぎょう・ほうげんぎょう

「ほんげんぎょう」「ほうげんぎょう」ではWikipediaにありませんでしたが、「左義長」にという項目に次のように書いてました。
左義長(さぎちょう、三毬杖)とは、小正月に行われる火祭りの行事。
地方によって呼び方が異なる。
日本全国で広く見られる習俗である。
1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を3、4本組んで立て、そこにその年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。
その火で焼いた餅(三色団子、ヤマボウシの枝に刺した団子等地域によって違いがある)を食べる。
また、注連飾りなどの灰を持ち帰り自宅の周囲にまくと、その年の病を除くと言われている。
また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると、字が上達すると言われている。
(中略)
とんど(歳徳)、とんど焼き、どんど、どんど焼き、どんどん焼き、どんと焼き、さいと焼き、おんべ焼き等とも言われる(中略)
とんどを爆竹と当てて記述する文献もある。
これは燃やす際に青竹が爆ぜることからつけられた当て字であろう。
子供の祭りとされ、注連飾りなどの回収や組み立てなどを子供が行う。
またそれは、小学校などでの子供会(町内会に相当)の行事として、地区ごとに開催される。
(中略)
九州地方では鬼火焚き(おにびたき)、鬼火、おねび、ほっけんぎょう、ほうけんぎょう、ほんげんぎょう等と呼ばれ、7日正月にあたる1月6日の夜または1月7日の朝に行う。
Wikipediaより引用
通信にも書きましたが、初めて参加した「ほうげんぎょう」…その光と熱とサウンドに心を奪わたもへちゃんでした。
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