2020/10/12
はじめに
もへちゃんがとりくむ性教育とは
- 人間のかけがえのないいのち
- 男と女ゆえの悩み、喜び
- 人間としての生き方
を学んでいくことです。
前回の記事では、0時間目(準備のためのアンケートとり)後に出した通信を紹介しました。
今回は、別の年にとりくんだ際、「自分史」を宿題として出すとともに発行した「学級記録 No.37」(1996年9月18日発行)を紹介します。
思春期へのメッセージ①
今、みんな、そこに中学3年生として座っている。
あたりまえのこと
ごくごくあたりまえのこと
けれども、君はなぜ君なのか?
自分のいのちについて考えることから、「もへちゃんの性教育」はスタートする。
あなたの「いのち」の始まりは?
問1
あなたが、今、ここにいる。
記憶をさかのぼってみよう。
中学時代、小学時代は、まわりの人と相談しながら、いろんなできごとを思い出そう。
そうしたできごとの中で、自分にとって大事だと思うことを下の表に書いてみよう。
それ以前は、君の記憶の中で探ったり、お家の方に聞いたりして欲しい。
もしうちの子が「自分史」を書いていたら
もし、うちの◯◯(長女)がこの表を書いていたら、横からもへちゃんは
1歳の時、ひきつけをおこして、顔色が土みたいな色になって、母さんと救急車に乗ったんだよ
とか
4歳の時、自転車で父さんの後ろに乗せてて、自転車を倒してしまった時に手を骨折して、1ヶ月入院したね~
と話すと思う。
自分史
15歳 | 中3 | |
14歳 | 中2 | |
13歳 | 中1 | |
12歳 | 小6 | |
11歳 | 小5 | |
10歳 | 小4 | |
9歳 | 小3 | |
8歳 | 小2 | |
7歳 | 小1 | |
6歳 | ||
5歳 | ||
4歳 | ||
3歳 | ||
2歳 | ||
1歳 | ||
0歳 | ||
誕生した日 年 月 日 |
問2
あなたの「いのち」の始まりはいつだろうか?
おわりに
もへちゃん流性教育「思春期へのメッセージ」は、道徳の時間や学級活動の時間を使ってとりくみました。
しかし、最近は政府・文科省の方針のため、道徳の時間の自由度は極端に下がっています。
偉人の話も悪くないのですが、子どもの実態からかけ離れた題材を、先生が何の疑問も抱かずに、指導案どおり進める…
すると、
- 質問すると決まった数人だけが挙手し、その子たちの意見のみで授業が進んでいく道徳
- 1の状態を回避するために、指名すると、先生が求めているであろう答えをする(忖度の訓練?)道徳
最近は、こんな授業が多くなったように感じます(>_<)
1番の原因は、先生方が子どもの実態に合わせた教材を、自分で作ってないからです。
しかし学校現場は超々多忙化なので、教材作りの時間なんて、これっぽっちもありません。
せっかく文科省が「特別の教科 道徳」と位置づけて、「考える道徳」「議論する道徳」への改善を図ろうとしているんだけどなぁ。
血湧き肉躍る道徳の授業
ちなみに、もへちゃんは、以前から『学び合い』の考え方を用いた道徳の授業を展開してたので「考える道徳」「議論する道徳」は当たり前のようにとりくんでました。
そして、『学び合い』の考え方を用いた道徳の授業を「血湧き肉躍る道徳の授業」と勝手に名づけてました(笑)
これについてはすでに書いてましたので、気になる方はこちらへ ↓
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