「行動する」を せやろがいおじさんに学ぶ

2021/07/20

はじめに

もへちゃん
もへちゃん

 先日、職場の人から

 せやろがいおじさんの「水際対策」の話がわかりやすい上におもしろい(^^)

と教えてもらいました。

 検索して見てみると…

もへちゃん
もへちゃん

 超面白くて、その上、現在の日本が置かれている危機をわかりやすく解説しとる。

 すごいっ(^^)/

 そのせやろがいおじさんを学年通信で紹介したことがあります。

 せやろがいおじさんの言動から、前回のブログに出てきた「知る・感じる・行動する」の中の「行動する」が学び取れると思ったからです。

 では「◯◯◯中学校3学年だよりミニ No.160」(2019年2月19日発行)を紹介します。

行動する

 お~い、白血病と戦っている人の為に何かしたいと、思っている人たち~!

 骨髄バンクについて知ってみよ~

で始まる動画が話題になっています。

 3万人ほどの人が見ているようです(2019年2月18日現在)。

 せやろがいおじさんという人のYouTubeの動画です。

 「せやろがい」というのは関西弁で、「そうでしょ?」⇒「せやろ?」→「そうだろうが!」⇒「せやろがい!」らしいです。

 せやろがいおじさんは関西出身ですが、沖縄を拠点にしている芸人さんです。

 昨日の学年だよりミニに、動画を写真に撮った分を使って、全文を掲載しようと思ったのですが、わずか2分ちょっとの間に、150コマ以上のメッセージがあって、学年だよりミニには入りませんでした。

 そこで文章で書きますね。

 そもそも、骨髄こつずいってなんぞや?思っている人もおると思う!

 骨髄ってのは、骨の中にある新しい血を作る為の組織や。

 でも、骨髄には相性があって、自分の体に適合する骨髄を探さなあかん!

 この適合する骨髄を探すのが大変で、非血縁者やと数百人から数万人に一人しか適合せぇへんねん。

※非血縁者…血のつながっている関係にない者

 実際、骨髄を待っている患者さんの6割しか治療が受けられず、あとの4割は自分に適合する骨髄が見つからず、治療を受けられていないという現状があるんや。

 ひょっとしたら自分の骨髄を待ってる患者さんがいるかも知れない。

 自分の骨髄で救える命があるかも知れない。

「白血病患者の力になりたい方へ一言」より引用

 でもどうやって自分の骨髄を患者さんに届けたらいいのか!?

 そこで出てくるのが骨髄バンクや!

 骨髄バンクにドナー登録しておけば、自分の骨髄に適合する患者さんが見つかった時に、繋げてくれて、移植までの段取り、いろいろとやってくれるんや。

 超絶、ざっくり言ったら骨髄のマッチングアプリみたいなもんや!

 ドナー登録する際には、いろいろと健康状態のチェックもあるから、ひょっとしたらドナー登録できない可能性もある。

 その場合には、骨髄バンクが募金を募ってるから、そこに寄付するという応援の方法もあると思う。

 最後になりますが、競泳の池江璃花子さん

 オリンピックでメダルを目指す戦いから離れてしまうのは、ご本人が一番悔しいと思います。

 でも、池江さんが白血病と闘っている姿を通じて、骨髄バンクのことを知って、ドナー登録する人が増えて、病気に勝った暁には、同じ病気で苦しんでいる方々に、白血病は治る病気なんだという希望を与えることができる。

 これはオリンピックで金メダルを取る事と同じかそれ以上に価値のある戦いだと思います。

 変な重荷を背負わせているような言葉になっていたらごめんなさい。

 差し出がましいようですが、僕なりに応援の言葉を届けたくてこの動画を作りました。

 今は自分のお身体を大切になさって、治療に専念してもらえたらと思います。

 そして、元気になったら沖縄のきれーな海、泳ぎに来てや~

 池江選手が自身のツイッターで、せやろがいおじさんをリツイートしたことも話題になっています。

※リツィート…「再つぶやき」の意味で、人のつぶやきに対して「いい情報だ」と思ったり気に入った情報などの場合に行います。

 池江さんのことを知って、どう感じたかで行動は変わります。

 ある大臣は

 日本が期待している選手だから本当にがっかりしている

 1人リードする選手がいると全体が盛り上がる。

 そうした盛り上がりが若干、下火にならないか、ちょっと心配している

と発言しました。

 私は、せやろがいおじさんの行動の方が断然好きです。

 人として正しいと思います。

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

行動する

 もへちゃんの好きな漫画「鋼の錬金術師」の15巻に「やらない善よりやる偽善だ」という台詞があります。

 もへちゃんの好きな言葉です。

もへちゃん
もへちゃん

 あっ、せやろがいおじさんが偽善と言ってるわけではありません。

 「『行動する』ことに、私は惹かれる」ってことを言いたかっただけです。

  • もへちゃんも含めた「先生」が、道徳や反戦平和教育、人権学習等で「知る」→「感じる」までしか、子どもたちを高められなかったから、大臣みたいな発言が出たのかもしれません。
  • もへちゃんも含めた「親」が、ふだん「知る」→「感じる」までしか、我が子に語ってこなかったから、大臣みたいな発言が出たのかもしれません。

 「知る」→「感じる」→「行動する」

 もへちゃんはYouTubeの知識もないし、せやろがいおじさんのような行動はできません。

 けれど、先生をやめた今でももへちゃんが出来る「行動する」を、探し求めていきます。

鋼の錬金術師15巻(荒川弘著、エニックス刊)より引用

せやろがいおじさん

 今回のブログを書くにあたり、YouTubeを貼り付けた方が見やすいブログになったと思います。

 けれど、本ブログはもへちゃんが過去発行した通信等を紹介するブログです。

 そして、実際の学年通信は紙に印刷するものなので動画は載せられません。

 実際の通信では、コマ送りの画像を貼り付けることでYouTubeの雰囲気を出してみました。

 ちなみに、通信で紹介した「白血病患者の力になりたい方へ一言」は、こちら ↓ です。

 また、職場の人から教えてもらった「政府の水際対策ちゃんと見てます?全然ザルじゃないですよ」は、こちら ↓ です。

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