2021/10/07
はじめに

今日(2021/10/07)、初代もへちゃん組だった子(もう20才の子がいるお母さんになってますが(^^;))からお手紙をもらいました。
今年の年賀状が戻ってきていたので心配していたのですが、元気そうで安心しました(^^)
さて、現在紹介している1987年当時の学級通信では、子どもの学計記(「学習と計画の記録」の略称、生活ノートみたいなノート)から抜き出した記録に名前を書いてませんでした。
だから誰が書いた記録か、34年経った今だとほとんどわかりません。
けれど、今日お手紙をくれた子(MRさん)の記録だけはけっこうわかります。
と言うのも、彼女は学計記の4行の日記スペースではまるで足らず、メモ用紙や便せん等をほぼ毎日挟んできていたから、抜き出した記録も文字数が多いからです。
今回紹介する学級通信「中央フリーウェイ No.47」(1987年10月17日発行)にも、多分彼女の記録と思われるものがあります。
どれか探してみて下さい(^^)
あと5日(演劇 第1回リハーサルまで)
君の今すべき役割は何だ!
記録161
今日から文化祭の練習がはじまった。
がんばりたい。
記録162
今日、中間テストが終わった。
1週間は、とてもきつかった。
あと、文化祭まで日にちが無いので、まじめに練習しようと思った。
記録163
中間終了!
これからは、文化祭及び合唱コンクールに向けて頑張らなきゃならない。
あっ、合唱ですけど、6組とかは友だちの話によると “ もう今、挑戦してもいいよ ” ーという段階なんだそうで、それを聞いて焦ってしまいました。
ピアノ伴奏だけで各パートがつられないように歌えるようにならなきゃ駄目だし。
p.s.弟の話によると、合唱コンクール 1の5は「 “ 優勝 ” するつもり…なんじゃない?」ーだとか。
イマイチ頼りないけど、目指してるみたいです。
中間テストも終わり、いよいよ文化祭に向けての本格的なスタートが切られた。
「がんばろう」と感じてる人も少なくないようだ。
しかし思ってるだけで、なかなか行動に移せない…という『殻』に閉じこもりがちではいいもん(いいもの)はできない。

『殻』を破るのは誰でもない。
まず君だ!
1人ひとりが自分の役割を最高のものまで、高めてもらいたい。
今、仕事がない人は考えてみること。
必ず、「君にやってもらいたいこと」がある。
その仕事に、熱意を持ってうちこめ!
第1回リハーサル
まずは22日の第1回リハーサルで、ある程度までできるように。
リハーサルは22日と26日の2回まで。
だからこそ、第1回も無駄にせんごと(しないように)したいナー。

各係、がんばれ。
ただし、時間に追われてしょうもないものを作るな。
すべての役割で時間を有効に、そして
- いい演技
- いい舞台装置
- いい衣装
- いい音響
- bestな照明効果
を目指せ。
だから1回目のリハーサルに無理に間に合わせて、いい加減なものを作るよりは先の29・30日(文化祭当日)を見つめて、いいものを作ってほしいのだ(しかしもう一度言うが、リハーサルは2回だけ)。
記録164
やっと中間が終わった。
今日からは、1,2年の復習をしよう。
タンカの台詞(救急隊員の台詞)が多くなった。
やったー!
文化祭については、燃えて欲しい。
そして記録164の人のように、勉強でもコツコツ積み重ねていくことを忘れず、続けていくように。

どちらか一方になっては、いかん(いけない)のだ。
それが3年生の文化祭!
勉強もせないかん(しないといけない)。
記録165
今日で中間が終わった。
なんだかホッとした。
でも、入試まであと少し。
がんばろうと思う。

みんなで、どちらもがんばろう!
記録166
16日から、遅刻者0コンクール。
うちは遅れてくる人が多いから、期間中に少しでも減ってくれればいいと思う。
(できることなら賞状)
今の3の5ならできるかもしれない。
最近、少しずつまとまりつつあるし、注意みたいなことを自分たちでできるようになってきた。
このことは、素晴らしいことなんだ。
簡単なようで、本当は難しいこと!

こんな記録を書いた時って、遅刻者が多かったりしたんだよねー、今までは。
今日はどうだろうか?
おわりに

宝物の学計記
初代もへちゃん組では、本格的に班ノートにとりくめてなかったので、MRさんは学計記に便せんやメモ帳を貼り付けて、あふれる思いを綴ってました。
彼女の学計記は、1年が終わるころには厚さが3cmほどになってました。

今でも持ってるかなぁ。
きっと宝物として本棚に置いてあるに違いありません(^^)
ちなみにMRさんの記録は、記録163だと思われます。
宝物の班ノート
さて、班ノートをしっかりとりくめるようになった頃のもへちゃん組の子たちは、あふれる思いがあった場合、班ノートに綴ってました。
最高13ページ、書いて来た子もいました。
もへちゃんは、すべての班ノートを持ってるわけではありませんが
- 自分の病気のことを班のみんなに打ち明けた班ノート
- 悩んでいることを班のみんなに相談した班ノート
- 友の悩みに班員1人ひとりが真剣に答えた班ノート
- …
そんな班ノートは「宝物」として、もへちゃんがずっと持っています(^^)

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