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差別発言がある前にこそ伝えておきたい「言葉の力」

2021/06/28

はじめに

もへちゃん
もへちゃん

 中学校というまだ未完成な子どもたちが集まる社会では、人を傷つける言葉が飛び交いがちです。

 入学した次の日に差別発言が発覚した年もありました。

 人権教育担当や生徒会指導担当につくことが多かったもへちゃんでしたので、差別発言に対しても数多くとりくみました。

 もちろん、差別発言が起こった時だけでなく、普段から働きかけておくことも大切です。

 そこで今回は、差別発言があったわけではないけれど、「言葉の力」について学級担任としてクラスの子たちに働きかけた通信「3年7組学級記録 No.47」(2010年6月30日発行)を紹介します。

言葉の力

記録59

 勉強する時に部屋の棚、見よったら、小学校の時の自由帳が出てきた。

 中身を見たら、格言が一杯書いてあった。

 やけん、ちょっと書きます。

・学問に近道なし

こころざしあるところに道あり

・忍耐はすべての扉を開く

・10年後にはきっと「せめて10年前に戻りたい、戻ってやり直したい」と思っているのだろう。

 今やり直せよ。

 未来の10年後か20年後か50年後から戻ってきたんだよ、今。

・夢は逃げない。逃げるのはいつも僕だ

・1日だけ幸せでいたいなら床屋に行け。

 1週間だけ幸せでいたいなら車を買え。

 1ヶ月だけ幸せでいたいなら結婚しろ。

 1年だけ幸せでいたいなら家を買え。

 一生幸せでいたいなら正直でいることだ。

CYさんの班ノートの記録から引用

 これらの格言の中で、読んで、「そのとおりだ!」と感じるものがあるだろうか?

 僕は「10年後にはきっと~」が心に染みた。

もへちゃん
もへちゃん

 今を精一杯がんばらなきゃって思った。

言葉には力がある

 言葉には力がある。

 その人をふるい立たせるような励ましの力が。

 

 言葉には力がある。

 その人の悲しみを癒やす力が。

 

 言葉には力がある。

 その人の心を揺さぶるような感動を伝える力が。

 

 そして、言葉には力がある。

 その人を追いつめて、時には死に至らしめる、傷つける力が。

 

 教室に、廊下に、学校全体に、どんな言葉があふれているか、耳を澄まそう。

 そして、傷つける言葉が聞こえたら、まず静止してほしい。

 それから、誰もが幸せになれる言葉を使うよう説得してほしい。

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

 2008年~2011年、もへちゃんが勤めていた学校では、4月にある中1生のふれあい合宿に生徒会役員の先輩がやってきて、差別発言に対して

 私たちは絶対許しません!

と1年生に語りかけるようになりました。

 この時、小学校時代、平気で差別発言をしていた自分のことを語る生徒会役員もいますが、彼も

 僕はこの言葉の意味を知って、絶対にこの言葉は使いません。

 僕は正しく知ることで変われたと思います。

と語りかけます。

 このとりくみは、ある年の生徒会役員が始め、伝統として受け継がれています。

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