2020/05/29
はじめに

私の住む福岡では、新型コロナウイルス感染症の第2波っぽいです。
予想されたことですが…
9月くらいからかなぁなんて思ってたのに…
今のところ北九州市が対応し始めました。
うちはどうなっていくのかなぁ。
やるべきことが目白押しなので、せめて学級通信で子どもたちの心に訴えるような記事を書きたいですね。
では、前回のつづき…教科書無償運動の朗読劇「〇〇〇〇」シナリオ後編をお送りします。
朗読劇「〇〇〇〇」(教科書無償)シナリオ 後編
前回からのつづきです。
前回って何のこと?って方は、まずこちら ↓ へ。
1955年紫雲丸事件
生徒C
先生、教えてください。
先生
では次の資料を読んでください。
生徒D
四国へは、今は瀬戸大橋で渡れますが、以前は連絡船しか渡る方法はありませんでした。
教科書無償の闘いの5年前、1955年5月11日、高松を出港した紫雲丸が、濃い霧のため高松市女木島(めぎじま)付近で、別の連絡船と衝突しました。
わずか4分で沈没し、168人の乗客が亡くなるという大事故になりました。

略
夢ならばどれほどよかったでしょう
未だにあなたのことを夢にみる
Lemon 作詞・作曲 米津玄師
略
生徒E
人の能力は、学歴だけで測ることはできませんが、現実には学歴による賃金の格差は存在し、図のような悪循環が起こってしまいます。

略
Kindle出版
この度、
あいうえおの人権教育①(教科書無償運動)朗読劇「◯◯◯◯」シナリオ
をKindle出版することになりました。
ブログは「略」だらけでしたが、Kindle出版分のシナリオは、もちろん完全版です。
こちら ↓ 、もしくはAmazonで購入できます。
Kindleとは、スマホ、タブレット、パソコン等で読むことができる電子書籍です。
1冊250円です。
もへちゃんもそうですが、Amazonプライム会員の方は、月1冊無料で読めるそうです。
よろしくお願いしますm(_ _)m
おわりに

教科書を無償で配布するって、たくさんの人々の想いや願いが込められていたのです。
子どもたちは当然知りません。
でも子どもたちが大きくなるまでのどこかで、ぜひ知らせたいと思います。
それは「学校の先生」かも知れないし、「保護者」かもしれません。
竹山さんの言葉
2020年5月11日(月)のニュース番組『ABEMA Prime』では、新型コロナウイルスへの恐怖心によって偏見や差別が社会に蔓延することをとりあげました。
インターネット上の言われなき誹謗中傷や、実際に差別を受けた方々の話を基に、「教育で差別は無くせるのか?」をテーマに議論したそうです。
番組のMCの竹山さんは
「人間という動物はどうしても自分が1番大事だから、生きている限り“差別”を生み出すと思うんですよね」
「僕は福岡の小学校に行っていて。後で気付いたんだけど、そこは小学校3・4年生ぐらいから様々な同和教育があって色んなことを学んだんです。
でも、上京して色んな友達と話してみると、被差別部落の問題さえ知らない人がいっぱい居たのでびっくりしたんです。
僕は、差別意識を無くすのに、同和教育は良かったんじゃないかと思っているけど、それに対して『余計な教育してんじゃねえ』っていう反対する意見も今はあるので。
ただ僕は子供時代の同和教育によって、大人になっても差別する人に『それは違う』とちゃんと言えるようになったと感じている。
だから、もしこの差別問題を大人になった後で、知っていたらねじ曲がった形で捉えたような気がするから、個人的にはこの教育は必要だと思う」
ABEMA Primeより
もへちゃんに人権学習を習った人は知っていると思いますが、授業の最後にいつも2つのことを行ってきました。
- 大人なのに、君たちの世代にまで差別を残しててごめんなさいm(_ _)m
- 次の時代に差別をなくすため、僕は君たちとともに闘います!
そう言い続けた未来の1つが、カンニング竹山さんの言葉だと思って、とても嬉しかったです(^o^)
お知らせ
さて「もへちゃん先生の学級通信」は平日に更新しています。
- 土曜は「もへちゃんのドライブ日誌(福岡からの日帰り・絶景・グルメ)」https://drive.moheblo.com/
- 日曜は「もへちゃんの工作の時間(大人のできるかな?)」https://diy.moheblo.com/
よろしくお願いしますm(_ _)m
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