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人権週間…全国人権・「同和」教育研究大会(奈良大会)のおみやげ通信

はじめに

もへちゃん
もへちゃん

 前回のブログで、2008年の人権週間に書いた通信を紹介しました。

 その中に

 僕が明日から参加する全国人権・「同和」教育研究大会もその1つだし…

「1年1組学級記録 No.26」(2008年11月27日発行)より引用

という1文がありました。

 今年(2021年)の全「同」教大会は、新潟で行われる予定だったようですが、新型コロナの影響で、報告・資料集の作成・頒布をもって大会の開催(報告)となってました。

 来年は奈良大会だそうです。

 前回のブログで書いた通信の年も、奈良大会でした。

 そこで今回は、2008年の全「同」教大会に参加した後、職場の先生方宛てに発行した「おみやげ通信 No.4」(2008年12月1日発行)を紹介します。

第60回全国人権・「同和」教育研究大会

全体会場1万4千人の人・人・人

奈良で開催された意義とは

 11月29日~30日、奈良県で開催された全国人権・「同和」教育研究大会に参加してきました。

 今年は第60回目の節目の大会であり、また水平社発祥の地である奈良で開催された意義深い大会でした。

 また、水平社宣言を起草した西光万吉さんが、全国水平社機関誌「水平」2号に書いた5万日の日のべという逸話(下段の項を参照)の「5万日目」が今年の9月3日だったことから、5万日を過ぎてなお差別を残している我々の課題を明らかにし、真の人間解放に向かい歩み始めることのできる教育や啓発の道筋を確かめたい、という願いに満ち満ちた大会でした。

 特別報告では、教師になって3年目という女性の先生が1万4千人の前で、緊張しながらも堂々と話をしました。

 子どもに向き合い、認め合う大切さについての実践報告でした。

 部落差別の現実とどう闘っているかという報告でなかったことが少々残念でしたが…。

 しかし、この特別報告を聞いているうちに、奈良では、若い先生たちに、人権・「同和」教育の取り組みが継承されているんだなぁということが伝わってきました。

 この全同教大会に参加する前々日、TK先生から

 以前の◯中は学年2名ずつくらい、全同教大会に参加しよったよ。

 「同和」教育に熱かったもんな。

と教えてもらいました。

 来年は、ぜひ6名くらいで参加しましょうよ!

もへちゃん
もへちゃん

 奈良のように「若さ」で勝負しようとすると、◯中は年齢的に厳しいかもしれないので(笑)、

「熱さ」で盛り上がるというのはどうでしょう。

5万日の日延べ

 1871年8月28日、いわゆる「解放令」が出されました。

 奈良県岩崎村の「えた」身分で庄屋であった阪本清五郎(清五郎は水平社創立メンバーである阪本
清一郎の祖父にあたる人)の所に

「明日10時に役所に出頭せよ」

との命令がきました。

 清五郎は

「朝の呼び出しは縁起がよい、きっと何かいいことがある」

と、翌朝、羽織を着て、喜んで役所のあった高取城に向かいました。

 普段は通れない大手門から通され、奥の屋敷の土間に行きました。

 そこにはすでに他の百姓村や「えた」身分の庄屋が多数いました。

 そして役人がやってきて「解放令」を読み上げ、

「これからは皆、平民となったので仲良くするように」

と言い渡し、酒を飲んで返されました。

 清五郎は嬉しさで夢のような気持ちで、走って村に帰り、人々を集めて「解放令」のことを知らせました。

 男も女も歓声をあげ、泣きながら喜び合いました。

 しかし3日後、清五郎はこの付近を支配する百姓村の大庄屋から呼び出しをうけ、

「この前の『解放令』のことだが、お上の都合で5万日の日延べになった」

と言われたのです。

 しかし、これは大庄屋のウソでした。

「水平社宣言・解放歌」

 水平社宣言・解放歌~「水平社宣言」「解放歌」の意味と誕生の背景、水平社創立の熱い心~
という書籍を購入してきました。

「水平社宣言・解放歌」守安 敏司、藤田 正、朝治 武著、解放出版刊より引用

 10.31人権学習の授業準備の時に「西光万吉さんってイケメンやねぇ」とか「山田少年は…」など楽しそうに2年部の先生たちが会話していたので、興味が湧いていたのです。

 読みたい方は声をかけてください。

 そして、なんと西光さんや山田少年、松本治一郎さんら水平社の活動家たちと写真を撮ってきました。

もへちゃん
もへちゃん

 水平社博物館にあったプリクラですが…笑

編集後記

 今回のおみやげ通信では、「全体会」のことしか報告できてないので、第5号に続きます。

もへちゃん
もへちゃん

 あっ、でも次号分のおみやげはもうありません。

 ゴメンなさいm(_ _)m

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

おみやげ通信とは

 通信の題名でもある「おみやげ通信」。

 これについては、今迄も本ブログで何度か紹介してきました。

 もへちゃんは先生時代、全「同」教大会や教育研究全国集会(全国教研)、8月9日の長崎原爆犠牲者慰霊祈念式典等に参加して学んできたことをA4版の通信にして、職場の先生方や組合の仲間に配ってました。

 もへちゃんなりの「啓発活動」です。

 ただ、先生方の机の上には、様々な書類や子どもたちのプリントがたくさん放置され置かれていてます。

もへちゃん
もへちゃん

 それだけ仕事が多いんです(^^;)

 学校というところは、朝7時には職員室にいて、夜21時まで学校にいても仕事が終わらない…そんな場所です。

 だから、A4表裏の「おみやげ通信」を読んでもらうことは、非常に困難を極めます。

 そこでもへちゃんは、奈良に行けば「奈良」の、長崎に行けば「長崎」の、量が多くて安いおみやげを買って帰り、「おみやげ通信」の右上隅にホッチキスで留めて配ってました。

 「読んでから食べてね」という1文を、おみやげ通信の上段に添えて(^^)

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