2021/08/11
はじめに

コロナ禍での失策「Go To イベント」
新型コロナウイルス感染症克服後の経済対策であったはずのGo To キャンペーン。
政府は(いや自民党 二階さんは…かな)、第3波のど真ん中で強行しました。
当然ですが、コロナの根絶には至りませんでした。
さらに政府は「GoToと感染拡大の因果関係なし」との見解を押し通しました。
コロナ禍での失策「オリンピック」
東京オリンピック開始前、感染力の高いデルタ株が流行する予想(いや、すでに東京都にはデルタ株の患者が多数出ていた)を黙殺して、オリンピックを強行しました。
その結果が今の第5波です。
この第5波では、遠い外国のことだと思っていた「新規感染者1日1万人超え」が現実になってしまいました(T_T)
ありえないバッハさん
しかし、二階さんや菅さんよりもありえない人物がいました。
国際オリンピック委員会 バッハ会長は、日本に集った各国の選手たちが、新型コロナのため観光せずに帰国していく中、自分は銀座を散策したというのです。

数日前、

バッハさんって、1泊300万円の所に泊まってるんだそうです。

そんなお金、誰が払ってるんですかねぇ?

国際オリンピック委員会の宿泊の際の負担額は、上限1泊400ドル(約4万4000円)と決められてるから、差額は組織委が負担するらしいよ。
って話をしたばかりだったので、「バッハさん、銀座散策」のニュースはことさらに「ありえない」と感じました。
もへちゃんのオリンピック観戦は…
そんなオリンピックだったので、もへちゃんは積極的にオリンピック番組を見てません。
しかし、夜のスポーツニュース等で日本の選手たちのがんばりに拍手してました。
そこで、そんな選手の1人、野球の甲斐拓也選手について書いた通信「◯◯◯中学校3学年だよりミニ No.108」(2018年11月8日発行)を紹介します。
甲斐キャノン
ソフトバンクホークスが日本シリーズで勝利しました(^^)

娘がホークスファンだったこともあり、私も知らず知らずのうちにホークスびいきになっています。
さて、日本シリーズでMVPに選ばれた甲斐拓哉選手は、ソフトバンクホークスのキャッチャーです。
※MVP…most valuable player 最優秀選手

その甲斐選手が、盗塁しようとする敵チームを阻止するため、まるで大砲のように素早くボールを投げることを「甲斐キャノン」と呼びます。
心
夏頃、テレビで野球を見ていたら、甲斐選手のある行動が気になりました。

上のような場面です。
ネットで調べたら、やはり解説していたので、皆さんの中にも気づいた人はいるかもしれませんね。
ではネットの文章を引用します。
守備のイニングの始まり。
投手の投球練習が終わり、腰を下ろすと、甲斐は地面へと手を伸ばす。
ホームベース付近のグラウンドをしっかりと慣らし、最後に指で一文字を記す。
毎イニング、毎イニング、一筆、一筆、丁寧に、だ。
「心」
きっかけは、工藤公康監督からの一言だった。
今季開幕1軍に名を連ね、スタメンマスクを被るようになった24歳は、ある時、指揮官から1つの教えを授かった。
「キャッチャーにとって大事なのは気持ちなんだ。投手を勝たせたいという心を、絶対に忘れてはいけない」。
指揮官の言葉を機に、この儀式はスタートした。
脳裏に焼きつく記憶、「改めて『心』という言葉の大切さを思いました」
そして、別の思いも込めるようになった。
「今の状況を当たり前だと思いたくないんです。
常に初心を忘れないようにしようというか……」。
2011年にソフトバンクに入団した甲斐だが、育成ドラフト6巡目。2013年に支配下登録され、背番号が「130」から「62」へと変わったが、1軍は遠い場所だった。
6年に渡って、ファームでもがき、苦しみ、その末に辿り着いた1軍の舞台。
これまで自らを作り上げてきた日々を忘れないように、そして、今、試合に出られている現状を当然のことだと思わないように――。
初心、そして、自戒の思いが込められている。
「心」
この一文字は、甲斐の人生において、忘れられない言葉でもあった。
甲子園を目指して汗を流した楊志館高校。
ここに入学した時、2学年上の先輩には、大崎耀子さんというマネージャーがいた。
甲斐が入学する前年に、末期の上咽頭がんを患っていた大崎さん。
病を抱えながらも、マスク姿で部員をサポートする姿に、1年生ながら甲斐も胸を打たれたという。
1年夏の大分県大会。
楊志館高校は初戦敗退に終わったが、大崎さんは念願だったベンチ入りを果たした。
そして、その年の秋、18年足らずの生涯を閉じた。
甲斐が振り返る。
「あっこさんがよく言っていた言葉が『心』という言葉でした。
亡くなる直前、力を振り絞って、色紙に書いてくれた言葉が『心』でした。
改めて『心』という言葉の大切さを思いました」。
あれから9年が経った今も、当時のことは、脳裏にはっきりと焼きついている。
いま、甲斐は夢だった1軍の舞台で、花を開かせようとしている。
甲斐はあの「儀式」をこれからも続け、ひたむきさを忘れることなく、懸命にプレーするだろう。
初心、自戒、そして、今は亡き「あっこさん」が大切にした「心」の言葉を胸にして
Full Count 「今も脳裏に焼きつく亡き先輩の思い ソフトB甲斐が「心」を地面に記す理由」より引用

人は痛みや苦しみ、悲しみを乗り越えて、さらに成長できるのですね。
おわりに

人は痛みや苦しみ、悲しみを乗り越えて、さらに成長できる
通信の最初の1文
娘がホークスファンだったこともあり、私も知らず知らずのうちにホークスびいきになっています。
最後の1文
人は痛みや苦しみ、悲しみを乗り越えて、さらに成長できるのですね。
は、亡くした娘のことを思いながら書いた文章です。
これだけでは、この学年通信を手にした子どもや保護者には伝わらないとは思いますが…
それでも書かずにはいられなかったです。
ちなみに、もへちゃんは悲しみを乗り越えられてないので、「さらなる成長」は望めません。
定年より2年早く退職した最大の理由です(^^;)
選手たちのピュアな笑顔vs五輪貴族たちのニヤケ顔
オリンピックで見せた選手たちの笑顔や泣き顔のピュアな表情。
一方、
- ワシントンポストで「ぼったくり男爵」と報じられたバッハ会長
- 月額200万円の役員報酬+交通費+通勤費+旅費+手数料等の経費が支給されていて、経費の見直しが行なわれても役員報酬は減らされない日本の組織委員会の幹部
たちのニヤケ顔。
こんな一部の特権階級の人を「五輪貴族」と表現しているサイトもありました(>_<)
東国原英夫さんは、バッハさんの銀ブラを「貴族・特権主義の象徴」と表現しました。
ふりかえると、コロナ蔓延が予想される中、一部の政治家や「五輪貴族」の意向で、「何が何でも開催」で突き進んだように感じます。
東京オリンピックは、中止した場合多額な赤字が出るとのことでしたが、無観客で開催しても多額な赤字には代わりありません。
そして、最終的には税金で穴埋めするのです。

バッハさんの豪遊代をもへちゃんも払わされるのかぁ…(>_<)

もへちゃんは、
- 東日本大震災からの復興のための「復興特別税」には納得してます(東京電力の原発事故の分は、東電が払うべきだと思ってるけど…)
- コロナを克服した後、税金が上がるのも納得できると思います
けどなぁ…
バッハさんのホテル代とか、移動のための新幹線1両借り切りとか、特権階級扱いの金額を税金としてもへちゃんが払うことには納得できません(>_<)
国民に「不要不急の外出をやめよう」と言えるの?
さらに、「バッハ会長の銀座散策」を厳重注意どころか、「不要不急であるかは本人が判断すべきものだ」と問題にもできない政府…国民よりも一部の特権階級を大事にする政府はダメだと思います。
国民に「不要不急の外出はやめてくれ」と言う資格がない政府ってことになっちゃいます(>_<)
コメント