2020.04.28
はじめに

「いよいよ明日からゴールデンウィーク」とニュースで言ってて、「えっ、もう?!」と思いました。
仕事や学校があっている時は、日にちを強く意識しますが、お休みが長い場合は、意識しないとカレンダーを見ないのは私だけでしょうか?
そこで今回の
「臨時休校の長い休みを『精神と時の部屋』みたいにしちゃおう」シリーズ」第41弾
は、ゴールデンウィーク改め、ステイホームウイークでの過ごし方について書いてみたいと思います。
プチ・精神と時の部屋 No.41「GW改めSW(Stay home week)中、何しよう?」
明日からゴールデンウィークです。
しかし今年は「ゴールデンウィーク」ではなく「ステイホームウィーク」(おうちで過ごそう)なのですが…。
チューリップフェスタ
ニュースを見ていたら、チューリップを刈り取っている写真がありました。
本来なら、千葉県佐倉市ではゴールデンウィークの時期に「チューリップフェスタ」が行われ、約100種類、約80万本のチューリップが見頃になっていました。
新型コロナウイルスの影響で「チューリップフェスタ」は中止になったのですが、チューリップ見物に次々と人が集まってしまいました。
佐倉市は「このまま咲かせておくのは危険」と判断し、80万本のチューリップを刈り取りました。
大藤まつり
私の住む福岡県でも、同様のできごとがあっています。
黒木瞳さんの出身地である福岡県八女市黒木町に国の天然記念物に指定された樹齢600年を超える大藤があります。
私もゴールデンウィーク中に見に行ったことがある、それはそれは見事な大藤です。
今日(2020年4月28日)のニュースで、
恒例の八女黒木大藤まつりを中止を決定したにも関わらず、先週末、1日で1000人以上の人出があった。
まつり実行委員会では、ゴールデンウィーク中のまつり期間に近隣の駐車場を閉鎖する案も出たが、「抑止効果は薄い。逆に路上駐車を招いて危険だ」として、花を刈り取った。
実行委員の方が
「いろいろな意見を言われるが、花は来年咲く。命は失われたら戻らない。花に罪は無いのにな。」
と言われたのが、とても印象に残りました。
パチンコ、潮干狩り…
ニュースでは、その他にも、営業自粛に従わないパチンコ屋さんに来ているお客さんが
「閉まってたら来ないんだけど、開いてるから…」
と答えている場面が写りました。
また、新型コロナウイルス対策のため、ゴールデンウィーク中の稼ぎ時に、泣く泣く潮干狩りをやめているのに、立ち入り禁止のテープをまたいで入っていく人を映し出しました。
その映像は、小さな子どもを連れた家族連れでした。
潮干狩りをした家族連れに思う
ゴールデンウィーク中、「密じゃないから」と野外でのレクリエーションを考えたくなる気持ちもわからないではないのですが…。
私は、大藤まつりの実行委員のおじいちゃんの話
「花は来年咲くが、命は失ったら戻らない」
ということを親が子に教える機会、それをこの家族連れは失ったなと感じました。
将来、この親がいくら口で大事なことを言っても、子どもに入っていくのだろうかと感じました。
働きバチの理論
パチンコ屋が開いてることを理由に、パチンコ屋に行く人
地元の人の不安感を想像することもなく、自分(たち)のためだけに観光地に行く人
そんな人のことを考えていたら、ドラゴン桜で読んだ「働きバチの理論」を思い出しました。

新型コロナウイルスに対して、ゴールデンウィーク中に私たちができる最善のことは「出歩かないこと」なのに、それを理解できなかったり、過小評価してたり、自分だけは…と考えたりする人が、一定数いるのでしょうか。
ハチは本能のまま生きているのに対して、人間は「教育」により本能よりも理性で生きられるようになったのに…。
ステイホームウィークに何しよう?
と言っても、子どもが小さい方とか、小学生でエネルギーが余り余っている方とかは、禅寺のように黙想してただただ過ごすなんてことは不可能ですね。
そこで、もへちゃん流ステイホームウィークの過ごし方を考えてみました。
家族対抗BISTRO SMAP
ビストロスマップは、バラエティー番組「SMAP✕SMAP」の中の人気コーナーです。
SMAPのメンバーが2人ずつ組になって、料理対決するのです。
ステイホームウイーク中の夕飯を、家族の人数にあわせてチーム分けし、予算を決め、各チームが作って、みんなで食べるってどうでしょう。
5人家族なら「お母さんと1番下の子」「上の子と真ん中の子」「お父さん」の3チームに分け、4/29、5/3、5/4にそれぞれのチームが腕によりをかけて作る…そんな感じです。
子犬や子猫を飼い始める
政府から1人10万円もらえるのですから、この際、子犬や子猫を飼い始めるのもいいのではないでしょうか?
子どもは大興奮まちがいなし!
せっかく飼うんなら、お散歩や予防接種等、子どもが連れて行くことを話し合ったりする時間も楽しいと思います。
ペット屋さんに行くのもいいですが、動物愛護センターみたいなところで、里親になるのもいいと思います。
ただし、家族に動物アレルギーがあったら、やめといた方がいいと思います。
おわりに

新型コロナウイルスで、高校のインターハイが中止になりました。
運動部所属の高校3年生たちにとっては、「そうなるかもしれないけど、絶対なってほしくない」決定だったに違いありません。
彼ら、彼女らは、残りの日々、部活動ができたとしても「来年主体になる後輩を育てる」ことが目標になるのでしょうか。
こんなふうに子どもを我慢させるほど、新型コロナウイルスは大変なことだって、危機感のない大人・自分だけよければいい大人に、わかってほしいです。
私は、新型コロナウイルスは人々のごまかしを暴くシステムだと感じています。
「これくらい大丈夫だろう」と考え、行動する人は、きっと新型コロナウイルスにかかったり、大切な人を失ったりして、後悔することになるんじゃないかなって思います。
私はそんな後悔、もうしたくないから、ステイホームで楽しみます。
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