2020/11/04
はじめに

今回は英語の話題です。
といっても、もへちゃんは数学の先生で、英語はとても苦手です(>_<)
大学も、志望校の2次試験に英語がなかったのでホッとしました。
もしあったら…受けてなかったかもしれません。
そんなもへちゃんが、清掃時間にふと疑問に感じたことを通信に書いてみました。
すると、子どもは勿論、英語担当の先生や勤務していた学校の校長先生(専門は英語)、他校の校長先生(専門は英語)、塾の先生、留学経験のある地域の方等を巻き込んでの大論争に発展しました。
名づけて「くまモン論争」
それはどんな論争か…2018年10月30日に発行した「◯◯◯中学校3学年だよりミニ No.101」を紹介します。
くまモン in くまモン? くまモン on くまモン?
先生の好き嫌いと成績の相関関係
以前も書いたと思いますが、私は中学1年~2年の頃、英語担当だったミス村田(私たちは村田先生を「ミス村田」と呼んでいました)が好きだったので、英語を一生懸命がんばりました。

中1の頃、ミス村田に英検4級受験を勧められたこともあり、がんばって合格しました。
中3の時、父の転勤に伴い、転校した先の英語の先生は男性で、お年寄りの上に方言が強くて、英語どころか日本語の聞き取りも難しく、一気に英語が嫌いになり、影響はその後ずっと続きました。

嫌いになると、テストの点数はとことん転げ落ちるものです。
70~80点とれていた英語が、高校時代は30点台。
いわゆる「赤点」でした(^^;)
そんな私ですから、今でも英語に自信はありません。
そんな私が、今日の清掃中、英語に関してふとした疑問を思いつきましたので、学年だよりミニに、問題として出すことにしました。
もへちゃんの、英語に関するふとした疑問
この画像は、清掃中の私の格好です。

ちょっとわかりにくいのですが、黒いTシャツの上に、黒いくまモンエプロンを着用しています。
2枚目、3枚目の画像は、エプロンを脱いでいる画像です。


この状態を英語的に考えると
「くまモン in くまモン」ですか?
それとも
「くまモン on くまモン」ですか?
誰か、英語の苦手な私にもわかるような説明つきで、答を教えてください。
お礼はいつもの「あれ」です(^^)
おわりに

子どもの頃あるある「好きな先生の教科は、いい成績」
もへちゃん自身が中1のとき、英語担当のミス村田から

新しく出る英単語を30回、ノートに予習して授業を受けなさい
と言われました。
好きだったので言うとおりにしました。
するとけっこういい点を取り続けることができました。
中2では、ミス村田が担任で嬉しかったのですが、つい

英語、得意だから予習は英単語10回ずつでいいや
と考えてしまいました。
これがよくなかったのかもしれません。
英語がだんだんわからなくなっていきました(^^;)
その年の秋頃だったと思います。
点数が下がっていく私を心配して、ミス村田が声をかけてくれました。
そして

1つひとつに丸つけはしてあげられないし、コメントとかは書けないけど、毎日、問題集をやってきて、提出したらスタンプを押してあげる
ということになりました。
本屋で買ってきた英語の問題集を2ページずつやって、提出しました。
スタンプをもらうだけでしたが、嬉しくってだんだんと点数は回復していきました。
そんなときに転校。
通信にも書きましたが、英語どころか日本語さえもよく聞き取れないじいちゃん先生の英語の授業…。
今ならリスニング等に配慮してCDなんかを使うでしょうが、じいちゃん先生は教科書を読んでくれるだけです。
しかも方言混じり?の英語で(ちなみにミス村田は、カセットテープで英文を聞かせてくれてました)。
中3のたった1年間で、私は英語が決定的に苦手になりました(T_T)
そしてそれからずっと英語は苦手なままでした。
救世主は「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」
そんなもへちゃんですが、先生になってずいぶん経ったある年、もへちゃん組の子が英検3級を受けるときに一緒に受けることになりました。

俺もがんばるから、おまえもがんばれよ
ってノリです(笑)
勢いでそう言ったものの、私は困ってしまいました。
だって、私の英語力は中2の頃が最高値だったからです。
ちなみに英検3級は「中学卒業程度」
英語の勉強法も、単語と熟語のド暗記くらいしか知りません。
そんなとき、数年前ベストセラーだった
「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」
を手にしました。
「猫が魚をくわえて、すごい勢いで目の前を走って向こうに行った」
を英語にする際、すごく興奮して話すとしたら
「ね、ね、猫が、は、は、走っていった」→英語ではまずこれが基本になる。…Cat runs.
こんなふうに英語は、大事な言葉の順に並べるだけ。
その後に「すごい勢いで」とか「向こうに」とかが続く。
このように英語の語順はとても直感的。
だからこそ世界中で使われる言語なんだ。
なんて感じで書いてました。
英語をしっかり学んでいる人にとってはごく当たり前のことかもしれません。
しかし、もへちゃんにとっては「目から鱗」でした。
初めて英語がわかった気分になりました。
ただ、1冊読みましたが、本の後半はちょっと難しく感じました。
それでも、英検3級の問題集も解けるようになりました(^^)
そして見事、合格!
先生としての面目も保てました(^o^)
そして感じた、英語に関するふとした疑問
時が過ぎ、「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」の後半の部分をしっかり理解しなかったもへちゃんは、清掃時間の私の格好(画像の状態)が

「くまモン in くまモン」なのか「くまモン on くまモン」なのか、
どっちでもよさそうだけど、せっかくなら正しいことが知りたい
と思ったわけです。
思考力・判断力・表現力
ちなみに通信に

英語の苦手な私にもわかるような説明つきで、答を教えてください
と書いたのは、文科省が求めている「思考力・判断力・表現力」を意識したものです。
この時の通信の返信欄は、中3生だけでなく、前述の英語科の先生や校長先生、塾の先生等、いろんな方からいただくことができました。
みなさんはどちらだと思いますか?
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