2020/10/07
はじめに

ニュースで

持続化給付金 不正受給者が、返還手続きに殺到している
と言ってました。
警察の摘発が相次いでいるのを知った不正受給した人が、消費生活センター等に「返還したい」と申し出ているのだそうです。
申し出ている人のうち、年齢がわかってる中で20代が最も多いとか。
SNS等で不正受給の手口が広がったのも、「20代が多い」原因の1つかもしれません。
このニュースを聞きながら、ふと西城秀樹さんが歌った「走れ正直者」を思い出しました。
走れ正直者
作詞:さくらももこ. 作曲:織田哲郎
交差点で100円拾ったよ
今すぐコレ交番届けよう
いつだってオレは正直さ
近所でも 評判さ
(後略…歌詞全文及び歌唱動画は「もへちゃん先生の学級通信の資料置き場」へ)
そういえば、この「走れ正直者」で通信を書いたことがあったような…
学級通信や学年通信のファイルをペラペラめくって探してみると…
ありました!
以前書いた通信ですから、当然、「持続化給付金 不正受給」のことなんか書いてません(笑)
どんな内容なのかは、読んでのお楽しみ(^^)
では、◯◯◯中学校3学年だよりミニ No.131(2018年12月14日発行)を紹介します。
走れ正直者
ちびまる子ちゃんメドレー
まもなく2018年も終わります。
年の暮れですね。
テレビでは「今年亡くなった方たち」みたいな特集があってました。
ある歌番組では、「ちびまる子ちゃん」メドレーがあってました。

作者のさくらももこさんが、今年亡くなったからです。
まず「おどるポンポコリン」をB・Bクィーンが歌っていました。
この歌は、私もよくカラオケで歌いました(笑)
「おどるポンポコリン」の次に「走れ正直者」をゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが歌いました。
「走れ正直者」は「おどるポンポコリン」の次の主題歌で、この歌もよくカラオケで歌いました。
当時は、西城秀樹さんが歌っていました。
アニメ「ちびまる子ちゃん」の時代設定は、ちょうど私が小中学生だった頃と同じくらいです。
私たちの世代にとっては「秀樹」は大大大アイドルなのです。
アニメの中ではまる子のお姉さんが大ファンということになっています。
作者のさくらももこさんも西城さんの大ファンだったそうです。
西城さんも今年亡くなった1人です。
「走れ正直者」を聞きながら、私たち世代の大大大アイドルの秀樹について、ふと思い出したことがあります。
秀樹の思い出
私が中学3年生の12月31日のことです。
その日も私は受験勉強をしていました。
今でこそ大晦日の夜は、「Kー1」や「笑ってはいけない24時」と魅力的な番組がたくさんありますが、今から40年前は「大晦日は紅白歌合戦を見ながら、行く年を思う」というのがあたりまえのような時代でした。
うちも、私以外は紅白歌合戦を見て、行く年を思っていました。
私は部屋で受験勉強をしていました。
そんなとき、私の大好きな秀樹の歌が聞こえてきました。
居間から漏れ聞こえてくるテレビの秀樹の歌声を聞きながら

あぁ紅白歌合戦、見たいなぁ。
見たい、見たい、見たい…。
でも見たら負けだ
なんて強迫観念に近い感情で勉強を続けました。
※強迫観念…幾ら打ち消しても、心につきまとって離れない、不快・不安な気持ち。
12月当時のもへちゃんは、まだ志望校合格圏内には、入っていませんでした。
逆転しなければならない立場だったのです。
3月までで「努力の量」の天秤が逆転した
そして3月、私は志望校に合格しました。
逆転したわけです!
逆転ってことは、合格圏内にいた誰かが落ちたわけです。
その人は、油断していたのかもしれません。
その人は、冬前までは私より確実に点数をとれる人だったはずです。
冬前までは、その人の方が私よりたくさん努力していたに違いありません。
けれど3月の時点では、私の方が上回ったのです。
「入試の合否」というこれまでになく厳格なてんびんにかけられて出された結果ですから、まちがいありません。

ギリシャ神話に出てくる法の女神テミスに由来するものであるといわれ,右手には正邪【せいじゃ】を断ずる剣を掲げ,左手には衡平【こうへい】を表す秤【はかり】を持っています。
司法の窓 64号より引用
その人が紅白歌合戦を見たかどうかはわかりませんが、15歳の3月の時点で、「勉強に関してどれだけ努力したか」…すなわち、生まれてから15歳の3月までにとりくんだ総勉強時間数が、その人より私が上回ったに違いありません。

努力の上に花が咲く
と当時15歳のもへちゃんは強く思いました。(つづく)
おわりに

う~ん…
やはり「持続化給付金 不正受給」のことなんて書いてませんでした。
当たり前か(笑)
もへちゃんの座右の銘の1つ「努力の上に花が咲く」のきっかけ話でしたね。
中3まではセルフイメージどん底でした
小学5年生の頃、父の仕事の都合で転勤し「言葉が違う」といじめの対象になりました。
自信なんてこれっぽっちもなかった子ども時代のもへちゃんの、初めての成功体験が、志望高校合格です。
今では山より高いセルフイメージを持っているかのように思われているもへちゃんですが、セルフイメージを高めた第1歩が高校受験だったのです。
「セルフイメージを高めるためには成功体験が重要」と言いますが、このことは自らの経験から納得できました。
もへちゃんの「セルフイメージ論」
ちなみに経験者から言わせてもらえば、「簡単に成功できること」ではセルフイメージは高まりません。
本当に困難なことを成功した時だけ、セルフイメージは高まります。
だから、成功体験はたくさん必要とは思いません。
もへちゃんの場合は
- 高校入試逆転
- 高校で部活動を辞めずに続け
- 大学入試逆転
の3回です。
それで山より高いセルフイメージを獲得しました(^^)
コメント