2021/03/18
はじめに
前回のブログで、人名事典制作真っ只中の3月14日にクラスで事件が起こり、
人名事典とか、クラスマッチとかも、1の4も、もう最後だからと思い、頑張っているのに…。
という班ノートの記録を書いた学級通信を紹介しました。
もう1人、
今、人名事典を頑張って作ってくれている人は、すごく大変だと思うけど、精一杯、休み時間をつぶしてまでやっている!!
もし間に合わなかったとしても、それもまたイイ思い出の1つになると思う。
という班ノートの記録も通信に書きました。
そうなんです。
3月14日の時点では、修了式の日までに出来上がるかどうか、わからなかったのです(^^;)
結局、「人名事典」の発行は、修了式の日になりました。
そこで、この年の最後の学級通信は、人名事典を私自身が読んで、感じたことを記事にしました。
では、「学級記録 No.90」(2006年3月24日発行)を紹介します。
人名事典 発行によせて
人名事典に書かれた項目について思うこと
誰に対しても、同じ顔をしてつきあっている人はいない。
中には「陰ひなたがある」とか「強い者にペコペコし、弱い者にはいばる」という人もいる。
そういう使い分けは嫌だけど、そうじゃない人だって、いろんな場面で、いろんな態度・表情をとっているものだ。
- 「いつも明るい人」
なんていないし、
- 「いつも暗い人」
もいない。
1年中、
- どの教科の時も「うるさい人」
もいないし、
- 「いつも笑顔」でいれた人
もいない。
人名事典に書かれた項目の一つひとつは、あくまでも「こういう面があった(気がする)」と観察者が思ったことにすぎないんだ。
読んでみると「ちょっと褒めすぎやなぁ」とか、さりげない表現の中にチクッと刺すような指摘があったりする。
もへちゃん先生が
◯◯さんなら、当然あのこと、書かれているんだろうな
と思うことがなかったり、逆にもへちゃん先生も、そして書かれた本人も忘れていたことを書いてくれた人もいた。
本人からしてみれば
これは誤解だ!
と言いたくなるのもあったかもしれない。
誤解や、かいかぶりについては、今後のつきあいで解決していってほしい。
君たちの、そして僕への宿題ですな(^^)
違う、1人ひとり
人と人とは、違うからおもしろい。
違う1人ひとりが、わかりあい、認め合い、そうすることで人としての魅力が磨き上げられていくんだ。
違う1人ひとりが、避けて暮らすのではなく、染みこみあって、新しい自分がまた作られていくんだ。
1の4の日々が、そうであったなら嬉しい。
そして、4月からの2年生の日々で、さらに素敵な、さらに新しい自分へと、自分を磨き上げてほしい。
やっぱ、これも「過去最高を目指せっ!」ってことだ。
1の4もいよいよ閉幕…「さよなら」は言わない
1の4もいよいよ閉幕。
4年ぶりの「先生」でとまどいがちだったけど、みんなと日々を過ごすうちに、過去のもへちゃん学級のことも思い出しながら、そして過去にできなかったことにも挑戦しながら、だんだんペースをあげられたかなって思う。
- たくさんの「忘れもの」
- たくさんの「積み残し」
もあるけれど、1の4としてはひとまず閉幕。
新しい学年、新しいクラス、新しい仲間で、よき出会い、よき変化を経験してほしい。
広島に転校する◯◯くんも含めて「さようなら」は言わない。
ありがとう!
またな!!
おわりに
誓約書を通信に入れた理由
この誓約書は、秋頃に、それぞれが「何を頑張るか」を考え、作成したものです。
担任であるもへちゃんも書き、クラスの子の分とともに、掲示物として教室の壁を飾っていたものです。
その誓約書を「学級記録 No.90」(2006/3/24発行)の「人名事典 発行によせて」に載せて印刷しました。
この誓約書には「学級記録、年間100号発行」と書いていますが、3月24日に発行したのは90号でしたので、もへちゃんは誓約を守れませんでした。
通信中の
・たくさんの「忘れもの」
・たくさんの「積み残し」
もあるけれど…
とは、もへちゃん自身のことでもあったから、最後の学級記録に載せたわけです(^^;)
ふだんよりかっこいい文章なのは…(^^;)
ちなみに、ふだんの通信より、ちょっとばかりかっこいい言葉づかいなのは、谷口研二さんからいただいた谷口クラスの「人名事典」の後書きをまねしているからです<(_ _)>
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