2021/03/08
はじめに

福岡県の今年度の公立受検は3月10日、11日です。
そこで、「公立受検直前シリーズ」と題し、受検直前に書いた通信を紹介してきました。
さて、前回のブログで紹介した通信の中で ↓出てきた
学年だよりミニ51号「努力すれば望む結果を手にできるか」で登場したサッカーの本田選手の、小学校の卒業文集を見つけました。
◯◯◯中学校3学年だよりミニ No.170「努力の上に花が咲く」より引用
「学年だよりミニ51号」は、このブログでは紹介してませんでした。
そこで、

51号を「受検直前シリーズ」で紹介してもいいかな?
と読み直してみると…
学年だよりミニ51号の内容は、中体連大会直前の子どもたちに書いた通信でしたが、

でも、受検前にも通用するよね(^^)
と思ったので、今回、紹介することにしました。
では「◯◯◯中学校3学年だよりミニ No.51」(2018年6月28日発行)です。

あっ、もちろん、学年だよりミニ51号は、受検直前に書いた通信ではありませんm(_ _)m
努力すれば、望む結果を手にできるか
今週末は、サッカー・卓球・野球・テニス・柔道・ソフトボールの中体連◯◯区大会です。
Do your best!
Do my best!
Do our bests!

あっ、間違えました。
best=「最善」は数えられるものではないので、複数形にしてはダメですね
(わかるかな 笑)
さて、ワールドカップで活躍している本田選手が、

アスリートではない人でも、努力すれば望む結果を手にすることができるか?
とインタビューされた際の返事が、中体連直前のあなたたちにぴったりだと思ったので紹介します。

できます。
全人類に当てはまります、これは。
でも「成功にとらわれるな、成長にとらわれろ」と伝えたい。
努力しても、成功できるとは限らないです。
実際にがんばっても成功できなかった人もいっぱいいます。
僕もそうです。
でも「その時に、違うもののせいにしてはいけない。」ということがまず1点。
次に、実際に努力したはずなのに結果が出てないケースっていうのはあるんですよ。
山ほどあるんです。
出てないことの方が多い。
でも、私は「(努力に)裏切られたことがない」って思っています。
これは、何を言ってるかっていうと、
努力した時には絶対「成長」してるんです、100%。
僕の人生の場合は、100%の割合で努力したときには成長してるんです、自分自身の実体験として。
「成功にとらわれるな。成長にとらわれろ。」というのは、
多くの人は成功ばっか見がちなんですが、それは違うんです。
成長で喜ばんとダメなんです。
成長の先に成功があるんです。
そういう意味です。
今週末、ぜひ自分の、そして自分たちの、「成長」を喜び合えるといいですね。
Do our best!!(最善を尽くせ)
おわりに

成長の先に成功がある
「成長で喜ばんとダメなんです。成長の先に成功があるんです。」
と言う言葉は、深いなぁと思います。
と言うのは…
ある年のもへちゃん組の卒業生の1人の子が、公立不合格でした。
受験勉強でしっかり努力した子どもの1人だったのに…
もへちゃんが住む福岡では、「公立高校が第1志望」という子の方が断然多いのです。
では、このもへちゃん組の卒業生は「努力は報われなかった」のでしょうか?
しかしその子は、私立高校に進学し、そこでとことん鍛えられ、大学は自らの夢をかなえる志望校に合格しました。
志望大学合格については、もちろん、その子自身のがんばりが一番大きかったわけです。
本田選手の「成長で喜ばんとダメなんです。成長の先に成功があるんです。」がこの子にダブります。
中3時代、自らの進路獲得のため、やってやってやり抜いた経験で「成長」してたんだと思います。
「成長」していたからこそ、高校入試での挫折体験がバネになったんだと思います。
それが、高校時代のがんばりを生み、最終的に「成功」したんだと感じるからです。
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