2021/10/01
はじめに

1987年度初代もへちゃん組が文化祭で劇をすると決めて、17日目の10月3日、ついにシナリオができ、キャストや役割分担が決まり、学級通信で報告しました。
今回はその通信「中央フリーウェイ No.36」(1987年10月3日発行)を紹介します。
1987の大行事 START
『バレンタインデー殺人事件』
STAFF
- director SDくん
- sub director MYくん
- scene-shifter
- MRYさん、MRSさん、KNくん、ARくん、SKさん、YSさん、OOくん、IKさん、YGさん、KMさん
- lighting technician KTさん、ONさん、YGさん
- sound technician ABさん、MTさん
- costumer KRさん、HZさん、MTくん
CAST
- narrator ITさん
- 亜雅沙 INさん
- 桃内菊子 TKさん
- 佐野刑事 NKくん
- 立原警部 YSくん
- 峰岸洸一 AKくん
- 救急隊員 WDくん、MTくん
- 生徒
- NGくん、URくん、MYくん、NGくん、AMくん、NKYさん、HBさん、NKMさん、FRさん、SGくん、MRくん
記録117
台本作っても、なーんもせんかったら、早く作った意味ないと思う。
記録118
文化祭の練習は、いつからするのですか?
早く練習がしたいです。
記録119
まだまだ、文化祭への花はつぼみです。

オリジナルの作品を劇に仕上げるのは、とってもたいへんなこと!
だけど、僕たちだけの劇ができるのだ。
10月29、30日に向けて、各役割を完璧なものにすること。
各係は、台本を何度も読んで原案を作ること。
- 衣装は、衣装の
- 音響はシーンに合う曲選びを
- キャストの人は、セリフ覚えと動作のイメージを
それぞれ実行せよ。
同時に台本は肉付けを行っていく、
だから途中で、各係に迷惑をかけるかもしれん。
そんな時は、よりよいものを目指すためだから、理解するように。
今は確かに「つぼみ」だ。
これから、どれだけがんばって、内容・演技・準備を高められるか。
それによって、花が咲く!
よりよいものを目指すため、各係が勝手に動くことは「無し」にする。
必ず原案を監督or助監督に示して、OKが出たら動いてもらう。
1人ひとりの勝手な解釈で劇を作るとねらいがぼやける。
逆に、監督・助監督は、台本を何十回も読んで、劇を頭の中で実演させろ。
おかしな点も見えてくるし、どんな劇にするかが次第に明確になってくる。
記録120
今日、プロの劇を見て、文化祭の劇もあれくらいその人になりきって声が出たらいいなと思った。
キャストの人への、厳しいがもっともな注文。
恥ずかしがっては、いいものにはならない。
劇の中の人物になりきれるといいな。
おわりに

劇の内容
1987年度の学級通信をストックしているファイルには、劇「バレンタインデー殺人事件」の台本は挟まれてませんでした。

もへちゃん自身も悪役で出演させてもらい、立原警部役のYSくんと、演武を作ったことは覚えているんですが…
劇自体かどんな内容だったのか、覚えてませんm(_ _)m
演劇指導
1987年当時のもへちゃんは、演劇の指導と言えば「気合いだ~」くらいしかできませんでした。
1995年に平和集会での劇にとりくみはじめた頃も、同じようなレベルでした。
しかし、1995年~2000年、2008年~2018年と平和劇の指導をしていくうちに(失敗を重ねるうちに)、だんだん技術的な指導もできるようになっていきました。
17年もやってるんだから、それなりに…って感じです(^^)
しかし、2010年に『学び合い』の考え方の授業づくりに出会ったことで、演劇指導に自信を持てるようになりました。
どんな指導法かというと…
近いうちに紹介したいと思います。
乞うご期待m(_ _)m
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