2020/05/28
はじめに

教科書配布の際に、先生が知っておくと、ただ配って「大事に扱えよ~」と言うだけでなく、子どもの心に触れる指導ができるであろう「教科書無償運動」。
過去の通信を紹介するだけでは、全貌を伝え切れてないので、朗読劇「〇〇〇〇」のシナリオを紹介します。
朗読劇「〇〇〇〇」(前半)
略
生徒E
先生が子どもの頃も、そして私たちも、日本中の新入生は入学式の日、こんな紙をもらいます。

生徒F
お子様の御入学おめでとうございます。
この教科書は、義務教育の児童・生徒に対し、国が無償で配布しているものです。
生徒A
私たちは中一の時に教科書無償問題について学習しました。
生徒B
そんな勉強したっけ?
生徒C
なんば言いよると。したやん。
この写真、見たことあるやろ。

生徒D
そうやったっけ?
生徒E
(毛利小五郎風に)じゃあ決定的な証拠をみせてあげましょう。
おい、コナン
生徒F
あれれ~、教科書の裏表紙に
「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待を込め、税金によって無償で支給されています」
って書かれてるよ~
生徒A
ちょっとふざけすぎました。
けれど、この偽コナンくんの言ってるのは本当のことです。
では時代を1960年、今から60年近く前にさかのぼります。
タイムトラベルの音
生徒B
そのころ、日本全体が貧しかったにもかかわらず、教科書は毎年、各家庭で買いそろえることになっていました。
略
Kindle出版
この度、Kindle出版で朗読劇「◯◯◯◯」のシナリオを販売することになりました。
ブログは「略」だらけですが、Kindle出版分のシナリオは、もちろん完全版です。
こちら、もしくはAmazonで購入できますm(_ _)m
あいうえおの人権教育①(教科書無償運動)朗読劇「◯◯◯◯」シナリオ
Kindleとは、スマホ、タブレット、パソコン等で読める電子出版です。
1冊250円です。
Amazonプライム会員の方は、月1冊まで無料で読めたりするみたいです。
よろしくお願いしますm(_ _)m
また、こちら ↓ で、どんな画像を使ったかがわかります。
おわりに

教科書無償のことを授業する場合、「学習会で親たちは、『義務教育はこれを無償とする』ということを知りました」で終わります。
でも、なぜこのムラの人が立ち上がったのでしょう?
部落差別で貧困だったこのムラが、特に「子どもたちに教育をうけさせたい」と強く思っていた…そのわけは…。
あいうえおの人権教育①(教科書無償運動)朗読劇「◯◯◯◯」シナリオ
には、そのことをしっかりと書いています。
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