2021/01/04
はじめに
新年あけましておめでとうございますm(_ _)m
なぜ、今日(2021年1月4日)新年の挨拶をしているかと言うと…。
もへちゃんが運営している3ブログ
もへちゃんは3つのブログを運営しています。
そして
- 本ブログ「もへちゃん先生の学級通信」…平日更新
- ドライブブログ「もへちゃんのドライブ日誌(福岡からの日帰り、絶景、グルメ)」…土曜日更新
- 工作ブログ「もへちゃんの工作の時間『大人のできるかな?』」…日曜日更新
というふうに曜日で、更新日を決めています。
1月1日は
1月1日は祝日のため、工作ブログ「もへちゃんの工作の時間『大人のできるかな?』」を更新しました ↓
1月2日は
1月2日は土曜日だったため、ドライブブログ「もへちゃんのドライブ日誌(福岡からの日帰り、絶景、グルメ)」を更新する曜日でした。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で他県への移動自粛ということもあり、ネタ切れになってしまい、更新をお休みしています。
1月3日は
1月3日は日曜だったため、工作ブログを更新しました。
ということで、本ブログ「もへちゃん先生の学級通信」の新年初の更新が、今日(2021年1月4日)になった次第です。
「新年の挨拶シリーズ」スタート
さて、新年も明けたことですし、学級通信や学年通信上での新年の挨拶について紹介していこうと思います。
今回紹介するのは「◯◯◯中学校3学年だよりミニ No.137」(2019年1月8日発行)です。
2019年の幕開け
あけましておめでとうございます。
いよいよ2019年のスタートです。
そして、文部科学省がすすめている2020年の大学入試大改革まであと1年となりました。
いや、実は「文科省がすすめている」というのは正確ではありません。
まず財界が、経済産業省に
近い将来、日本の人口は確実に減っていき、それぞれの企業の売り上げは確実に落ちる。
そうなると新人を育てる余裕はなくなるんだから、新人1年目から使える若者を育てるよう、政府は検討してほしい。
と強く求めました。
(※財界…政治・社会に影響力が大きい実業家・金融業者の世界。経済界)
そこで、次は経産省が文科省に
「学力が高いだけで、コミュニケーション能力が低い新人」ではなく、「学力が高く、コミュニケーション能力も高い新人」を、学校教育の中で育成してほしい。
と強く強く求めました。
その結果が「2020年の大学入試大改革」です。
言い出しっぺが財界ですから、この改革は大学入試だけでなく、当然就職試験も変わっていきます。
だから大学に行く人はもちろん、行かない人にも関係するわけです。
いか~んっ!
年の初めから堅苦しい話になってしまいましたね~。
ちょっと話題を変えましょう(^^)
Appleストアで
年末にiPhoneのバッテリー交換で、Apple天神に行くと、すごくたくさんのお客さんが来ていて、文字通りごった返してました。
そこで働いてる人たち(Appleのマークの入った赤いTシャツや赤いポロシャツを着てました)には、いろんな国の人がいました。
対応してくれた青年に、
何カ国くらいの人が働いているの?
と聞くと
7カ国くらいですかねー
と答えました。
スタッフ間は英語で喋るの?
と尋ねたら、
僕は英語、喋れませんが、一緒に働いてるうちに、なんとなくわかってきますよ
と笑って教えてくれました。
また、
ここのトップの人は、日本語喋れない人ですよ。
でも、その人も日本語覚えようとしてくれてます。
とも教えてくれました。
財界が予想する
- 日本の人口が減っていき、企業の売り上げが確実に落ちる将来
同様、
- いろんな国の人が、同じ職場にいる将来
も必ずやってきます。
いろんな文化を持ってる人たちと、折り合いをつけながら、よりよい職場にできる能力がこれからの若い人に求められるわけです。
いじめる人、差別する人は
だから、「違う」人を排除することに慣れている人、
すなわち、「いじめる側でニヤニヤ笑って過ごしていた人たち」は、
人と折り合いをつけることに慣れてないし、折り合いをつけるフリをしてもいざというときにボロが出るので、将来、職場に位置付くことが難しくなります。
そして、その仕事をやめれば経済的に厳しくなります。
次の職場でも同様でしょう。
結局、幸せにはなれません。
人権学習のキーワード「知る、感じる、行動する」
私たち◯中ブロックの小中学校の教師は、9年間の人権学習にこだわってきました。
いじめや差別に「気づき」、
その痛みや悲しみを「感じ」、
無くすための「行動」をできる人になってほしい
という願いを込めて。
この力を身に付けた人(いじめや差別と闘える人)は、文化や習慣が違う人と折り合いをつけることは当たり前のようにできます。
だから、幸せになれます(^^)
もへちゃんもまだまだ、ともにガンバロー
さて、3時間後、バッテリー交換が終わって、受け取りに行くと、今度は別の青年が対応してくれました。
肌が浅黒く、目がギョロリとしたちょっと強面の人でしたが、とても流暢な日本語、しかも完璧な敬語で対応してくれました。
日本語、すっごく上手やねー
と話すと、
僕はインド人なんですが、日本生まれなんです。
と笑いながら話してくれました。
「姿形が違う」=「日本人でない」という偏見が、私の中にあったことに気付かされ、恥ずかしくなりました。
初めに対応してくれた青年だったら、私のような偏見は持ってなかったに違いありません。
私も、もっともっと学ばなければなりません。
ともに頑張りましょう(^^)
おわりに
2020年の大学入試改革は、新型コロナウイルス感染症の影響で見送られたと思っている方もいらっしゃるようですが、そんなことはありません。
日本の人口が減っていき、それぞれの企業の売り上げが確実に落ちる未来は、必ずやってくるのですから。
「センター試験」の後継となる「共通テスト」が、2021年1月16日(土)、17日(日)に初めて実施されます。
複数の文章や資料を読み解かせるような思考力重視の問題になります。
入試改革の見直し
ただ、今回紹介した通信を書いた当時(2019年1月)と違ってることもあります。
例えば、英語の民間試験導入(ケンブリッジ英語検定、TOEFL、TOEIC、GTEC(ベネッセ)、TEAP、TEAP CBT、英検、IELTS)は、2024年に見送られました。
また、国語と数学の記述式問題の導入も見送られました。
ちなみに、小中高で「主体的・対話的で深い学び」を求め始めたのも、この大学入試改革の一環です。
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