2022/12/15
はじめに
もへちゃんが先生時代に勤務した中学校のほとんどが、生徒会役員選挙を秋~初冬にかけてとりくんでました。
前々回、「中1生の生徒会改選」と題して1999年の学級通信を紹介しました。
今回はそれより10年前、もへちゃんが先生4年目に発行した学級通信「スバル No.97」(1988年12月21日発効)を紹介します。
役員選挙に向けて
記録262
今日のIく…I先輩は、しっかりしててびっくりしました。
私たちよりずいぶん大人ですね。
I先輩の考え方、好きですねぇ。
12月12日の帰りの会の時に、2年で生徒会総務をしているI先輩の話を聞いた。
効きながらビックリした。
彼の声には、将来を考える若者のあふれ出るエネルギーみたいなものを感じたし、
君たちに語りかける時の彼の目が輝いていたからだ。
彼の話全体を通して、1本の筋が通っていた。
それは
自分たちの手でやりたい
だから、自分たちできちんとしたい
ということだった。
これこそ「生徒会」の役割そのものなんだ!
自分たちで学校(や学級)をうまく動かすことを「自治管理」と呼ぶのです。
そしてそれができない時は、先生からの管理「統制管理」になってしまうのです。
1の3は「風船を膨らます」のか、「外から引っ張る」のかって話と同じ!
記録263
今日の5時間目は生徒会の話があった。
3組から立候補する2人になって欲しいな~!?
記録264
昨日のHくんとNくんの演説は、他の人の演説よりとてもよかった。
がんばれH、がんばれN
1の3から出たHくん・Nくんと、他の候補との違うところは「やる気」だろう。
推薦ではなく立候補なのだから!
多くの候補者が「明るく楽しい学校にしたい」と言っていた。
でも、どんな方法をとるかってことを言った人は少なかった。
このことは、僕はすごく気になった。
Hくん・Nくんは言ったよ。
- 「行事を増やしたい」
- 「規則を緩やかにしたい」
と。
生徒会は、しっかりとがんばってほしいから、いい加減な人を選んで欲しくはないのだ。
けれど…
残念ながら聞くムードは良くなかった。
- ざわついていて…
- 単に「面白ければいい」みたいで…
- きちんとした意見の時はシラけてて…
こんなの間違っている。
こんなのじゃ、聞こうと思っている人も、うるさくて聞こえやしない。
もう今日は投票日。
今から投票。
来年はこんな失敗せんように、新しい学級で、今の1の3の1人ひとりがすてきなムードを作って欲しいもんだ。
おわりに
先生4年目だったもへちゃんの通信…
まだまだですねぇ(^^;)
「ざわついて、ウケる話にしか反応しない聴衆が悪い」みたいな書き方をしてました。
浅いなぁ…(>_<)
話を聞かない聴衆に対し、「話を聞かないことがダメだ」なんて主張したところで、聞いてもらえる訳がありません。
相手が聞きたくなるような話しぶりで、かつ自分の主張ができるようになる必要があるのです。
でもこれって案外難しい(>_<)
相手が聞きたくなるような話しぶりで、かつ自分の主張ができるようになるために
今度(2023年)の3月で、先生をやめてまもなく2年。
まもなくもへちゃん自身が、不特定多数の方に自らの主張を語る立場になる予定です(^^;)
現在、「相手が聞きたくなるような話」ができるようになるために、いろんな方の現状を聞かせてもらってる段階です。
今日は、小学校で「しょうがい」児教育をがんばっていた先輩の先生から、「しょうがい」を持った子が大人になってからの人生について教えてもらいました。
その方は、大人になった「しょうがい」児を見守る立場として「民生委員」をしてた頃もあったそうで、「民生委員制度の課題」についても教えてもらいました。
本ブログで何度か書いた、
「聞く」「感じる」「行動する」
今のもへちゃんは、まさに「聞く」段階です。
そしてまもなく「行動する」予定です。
どんな行動をするかというと…
ヒントです(笑)
コメント