はじめに
中学~高校時代のもへちゃんは、歴史の年号を語呂合わせで憶え、年表に出てくるほぼ全ての年号を暗記してました。
暗記しやすい語呂合わせとは
- インパクトがある
- 5・7調あるいは7・5調
だともへちゃんは思ってます。
前回紹介した中で「日本に仏教が伝わる」を
ほっとけ(仏)、ほっとけ(仏)、ゴミ屋(538)さん
なんかがそのいい例です。
今回紹介する学級通信「中央フリーウェイNo.63」(1987年11月9日発行)の中にも、もへちゃんが大好きで、40年以上経った今でも憶え続けている語呂合わせが2つあります。
どれかを考えながらお読みくだされば嬉しいです(^^)
年表暗記法 part 2
前回に引き続き「語呂合わせ」第2弾!
中世以降の出来事のはじまり、はじまり~♪
- 607年…小野妹子を随に派遣する
- 「群れな(607)し渡る 遣隋使」
- 618年…唐が中国を統一する
- 「無(6)理、イヤ(18)だって、父(唐)さん怒る(起こる)」
- 645年…大化の改新
- 「大化の改新 蒸し殺(645)し」
- 701年…大宝律令が制定される
- 「ナウい(701)制度の 大宝律令」
- 708年…和同開珎できる
- 「慣れ(70)ぬ手つきで や(8)っとでき」
- 710年…平城京に都を移す
- 「なんと(710)立派な 平城京」
- 723年…三世一身法ができる
- 「なにさ(723)、三世一身法なんて」
- 743年…墾田永年私財法が出る
- 「来んでええねん(墾田永年) 梨(74)元さん(3)」
- 794年…平安京に都を移す
- 「鳴くよ(794)うぐいす 平安京」
- 800年…チャールズ大帝が西ローマ帝国の冠を受ける
- 「晴れ(80)て王(0)様 チャールズ大帝」
- 894年…遣唐使廃止
- 「白紙(894)に戻す 遣唐使」
- 935年…平将門の乱がおこる
- 「まさか(将門)の乱に 久美子(935) ビックリ」
- 960年…宋が中国を統一する
- 「苦労(960)終わって 宋になる」
- 1016年…藤原道長が摂政になる
- 「1(1)人で踊る(016) 摂政 道長」
- 1086年…白河上皇が院政を始める
- 「人はやむ(1086)なく 院に従う」
- 1096年…十字軍の遠征、始まる
- 「十(10)字組む(96)手に 剣を持ち」
おわりに
今回紹介した語呂合わせベスト2
- 「なんと立派な 平城京」
- 「鳴くようぐいす 平安京」
- 「白紙に戻す 遣唐使」
などはメジャーな語呂合わせなので、今でも憶えてますが…
今回の「インパクトがあり、今でも憶えてる語呂合わせ」ベスト2は、これらではありません。
第2位は?
平将門の乱が起こる…935年
まさか(将門)の乱に 久美子 ビックリ
が第2位でした。
「まさか」と「将門」が、かかっているとは!
第1位は?
墾田永年私財法が出る…743年
来んでええねん(墾田永年) 梨元さん
が1位です。
「来んでええねん」と「墾田永年」が、かかっているのです!
しかも、この通信を書いた1987年当時の中学生なら、
芸能レポーターの梨元勝さんや、
芸能レポーターに追い回されていた当時の人気者の明石家さんまさんが、大阪弁で
来んでええねん(>_<)
と愚痴ってる…そんな場面がありありと浮かぶ秀逸な語呂合わせです。
もへちゃんはこの「墾田永年私財法」の憶え方のインパクトがすごかったので、
「来んでええねん、梨元さん」だから、墾田永年私財法は743年。
三世一身法は、その20年前の723年!
って感じで、三世一身法は語呂合わせでは憶えてませんでした。
惜しいっ(>_<)
惜しむらくは、ある程度年齢が上の人じゃ無いと、「来んでええねん、梨元さん」のイメージが湧かないってことです(>_<)
同様に「ナウい制度の大宝律令」の「ナウい」も、すでに死語ですね(^^;)
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