2020.04.14
はじめに
新型コロナウイルスによる臨時休校が始まったのが2020年3月2日。
私が住んでいる地域では、臨時休校は延長されたので今日(4月14日)で44日目になります。
ニュースでは「医療崩壊」の4文字が流れています。
先々週、母を病院に連れて行ったとき、感じた不安
「もし、新型肺炎は無症状の人が、別の病気で診察に来てたら、診察してる先生は、ほぼ無防備だよな~」
が、現実のものになりつつあります(T_T)
こんな暗い感じの時は、楽しい話題がいいかなと思い、ブレーンストーミングで新型コロナウイルスの諸問題を楽しく考えてみました。
すでに「休業支援はマスク内職で」を提案しました ↓
「臨時休校の長い休みを『精神と時の部屋』みたいにしちゃおう」シリーズ第31弾では、それ以外の様々な問題に対しての楽しい解決案を書きたいと思います。
プチ・精神と時の部屋 No.31「困ったときがチャンスです~♪」
困ったときがチャンスです~♫
うちの子が小さかった時に放送していたNHKの「ともだちいっぱい」
その中で、ペリカンさんが歌う
困ったときがチャンスです~♪
頭のよくなるチャンスです~♫
という歌は、諸問題にへこたれそうになる私を何度も励ましてくれました(^^)
福岡市 高島市長の支援発表
さて、今日(2020年4月14日)、福岡市長の高島さんが新型コロナウイルスに対する独自支援を発表されました。
その中で
- 飲食店がとりくみ始めた宅配を利用すると、利用者に500ポイント還元
- エンタメ(ライブハウス、演劇場など)業界で、無観客での映像配信設備費として50万円支援
は、「お~、素晴らしい」と感じました。
「飲食店、宅配、ポイント還元」は大阪府知事の吉村さんが発表されたとりくみで、高島さんは「これはいい」と真似したそうです。
私は福岡市在住じゃないので、ぜひ福岡県でやってもらいたいです。
高島さんの「いいものは取り入れる」姿勢は好感が持てます(^^)
もへちゃん流新型コロナウイルス対策案
この会見で刺激を受けて、私も、新型コロナウイルス諸問題の諸問題を解決する案を考えてみました。
宿泊施設倒産問題
私が若い頃、組合での学習会によく利用したホテルが、先日倒産しました。
そこだけでなく、自粛要請で宿泊施設は、厳しい経営状態に置かれています。
そこで一休さんみたいに考えてみました(^^)
ポクポクポクチーン!
今後、新型肺炎の患者は激増するでしょうから、無症状・軽症患者専用の受け入れ施設に立候補する。
当然、保健所からのアドバイスももらえるはずです。
医師・看護師の派遣も行政が責任を持ってしてくれるでしょう。
新型コロナ終息後の施設消毒も支援してもらえるのではないでしょうか。
学力低下問題
3月、4月の丸々2ヶ月分、子どもたちの授業進度が遅れています。
5月6日の授業再開もできるかどうか怪しい雲行きです。
現在、学校があっているところも時期が遅くなるだけで、いずれ再び臨時休校ってことになるかもしれません。
そこで、また一休さんみたいに考えてみました(^^)
ポクポクポクチーン!
9月新年度スタート
以前から「9月新年度」は、教育界では話題になっていました。
外国の多く(アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ベルギー、トルコ、モンゴル、ロシア、中国…など)が9月新年度スタートだからです。
「4月新年度」は、世界では少数派なのです。
外国の大学で学ぼうとしたら、高校を3月に卒業して、9月入学まで待たねばなりませんでした。
しかし、「4月スタート」で日本の学校も会社も回っているため、変えることは困難だと言われてきました。
もし、8月末までに治療薬ができたり、ワクチンができたとしたら、新型コロナウイルスの臨時休校は「9月新年度スタート」の絶好のチャンスです。
オンライン授業
8月末までに終息の見通しが立たない場合でも、私は9月に新年度をスタートしたらいいと思っています。
それまでならオンライン授業を整備できるのではないでしょうか。
zoomを使えば、私がふだんやっている『学び合い』の授業は十分に成立します。
- 「1年1組 火曜9:00~9:50 数学」という時間割だったら、1年1組の生徒全員火曜の9時にパソコンやタブレット、スマホの前に、上だけ制服を着て(笑)座ります。
- 「今日のめあて」→「先生からの解き方のアドバイス」の動画を見て、渡している学習プリントを解き始めます。
- 『学び合い』なので、どんどん友だちに教えたり、教えてもらったりします。
- めあて達成した子の名前は画面に出るようにして、全員がめあて達成することを目指します。
- 答え合わせ用の画像(プリントの模範解答)は必要です。解説用の動画なんてのもあっていいかもしれません。
バーチャルリアリティ(以下VRと書きます)授業
Nintendoの「あつまれ どうぶつの森」というゲームが子どもの間で大人気なのだそうです。
私は、したことがないのでくわしく解説できませんが、アバター(ゲームの中で登場する自分自身の「分身」を表すキャラクターのこと)が、島を好きなように開拓して、釣りをしたり、パーティーをしたり、キャンプをしたり…
これでオンライン授業したら楽しそうだと思いました(^^)
ゲームの世界で、学校の教室そっくりの場所に行って、黒板もあって、音声も出て、そのまま授業ができたらおもしろそうです。
ゲームの場合、アバター(自分の分身)は自由にデザインできますが、VR(バーチャルリアリティ)授業では「アバターについては校則を守ること」なんて変な校則もできるかもしれません(笑)
オンライン授業にしろVR授業にしろ、「子ども用のパソコンやタブレット、スマホがあるか」だけでなく、「Wi-Fi環境があるか」も重要です。
ここは行政の出番かな。
何も子ども全員にタブレットを配布する必要なんてないです。
持ってない子に貸し出す分を用意すればいいと思います。
また、オンライン授業やVR授業なら先生も在宅ワークできます。
カーレースゲームを応用して…自動車教習
私は以前プレステ2を持っていて、すごくリアルなハンドル・アクセル・ブレーキセットを持っていました。
これでカーレースをすると、ハンドルに伝わってくる振動なんかがリアルで楽しかったのを覚えています。
はっ!
ポクポクポクチーンする前に思いつきました!!
VR自動車教習授業
休業要請として自動車学校もあげられていましたが、このようなセットと「教習所練習ソフト」なんかを開発し、家で教習を受けられるようにしてはどうでしょうか。
学校同様、教習指導員が横に座って、アドバイスできるようなソフトができたらいいと思います。
ソフトで上手になったら、「テストだけはリアルの教習所で受ける」ってことを、行政に許可してもらい、マスク・フェイスガード・保護服を着た教習指導員が同乗して、合否を決めてはどうかな~。
おわりに
このように「できるか・できないか」という判断をせずに、どんどんアイデアを出していくことを「ブレインストーミング」と言います。
ブレインストーミングでは、誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜なアイデア、斬新なアイデアの方がいいのです。
またアイデアについては「質より量」をよしとします。
たくさんのいろいろなアイデアを出した後、くっつけたり、新しいアイデアを出したりして、問題を解決できる具体策を考えるわけです。
福岡市の高島市長のように「いい案には便乗する」ってのも、ブレインストーミングではもちろんありです。
安倍総理や加藤厚労大臣にその姿勢を求めたいですが、対策案を考えてるのは官僚なんだろうなぁ。
あっ、でも、安倍総理の「星野源さん動画に乗っかる作戦」は、さすがに官僚の指示ではないと思います(笑)
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