PR
スポンサーリンク

4行日記や班ノートにたくさん書くようになるコツ…ハンコ

2020/07/14

はじめに

もへちゃん
もへちゃん

 前回、前々回の学級集団「風船」論について書いた学級通信の半分は、子どもが書いた班ノートです。

 たくさん書いてますよね(^^)

 もへちゃんは、子どもが1ページ書いたなら、僕も赤ペンの返事を1ページ書くことにしていました。

 えっ、子どもが2ページ書いてきたらどうしてたかって?

 もちろん返事を2ページ書きました(^^)

 えっへん!

 ちなみに、30数年の教員生活で、最高13ページ書いてきた女の子がいました。

 この時は「参りましたm(_ _)m」とその子に言いました(笑)

 そんなふうに、班ノートや4行日記にたくさん書いてくるようになるためにはどんな工夫をしてるかというと…

 その第1歩は、クラスがスタートしたばかりの4月当初のこんな通信に書かれています。

 では、学級通信「スバル No.2」(1988年4月9日発行)を紹介します。

担任紹介 ヨ☆ロ☆シ☆ク!

 小学生気分もまだ抜けきらない君たち。

 1日も早く◯◯中の一員として自覚を持ってほしいものだ。

 そして1の3の一員として誇りを持てるようになってほしいものだ。

みんなが知り合うための自己紹介スタート、まずは担任から

 入学式の時に

もへちゃん
もへちゃん

 1の3は仲間だ!

 仲良くせな、いかん

と言ったが、僕が怖い顔をして、無理にさせても意味が無い。

 君たち1人ひとりがそう思うことが大切なんだ。

 そこで学級通信「スバル」を使って1人ひとりの自己紹介していこうと思う。

 まずは僕から

 ◯◯ もへじ B型

・1963年◯月◯日生まれ うさぎ年 25歳(わかいっ!)

・(092) ◯◯◯-◯◯◯◯

 毎朝、1時間かけて通ってきているのだ!

 教師生活4年目になるが、未だ半人前で、必ず君たちに手伝ってもらわんと1の3がいいクラスにならんのだ。

 おっとっと、自己紹介の途中だった。

 残念ながら(?)結婚はしています。

 まだ子どもはいません。

 好きな言葉は「熱中」

 と言うのも、水谷豊主演の「熱中時代」が大好きだったから。

 一時は真剣に小学校の先生になろうと考えたこともあった。

 テレビの話になったから、ついでにもう1つ。

 「われら青春」とか(今、夕方頃から再放送している)「飛び出せ青春」などの青春ものが好きで、君たちとともにドラマティックな1年を送るつもりだ。

 高校ではバレーボール部に入っており、大学では少林寺拳法部に入っていた。(けれど弱い(>_<))

 趣味はこれといってないが…時々バイクに乗るなぁ。

 あっ、そうそう

 大事なことを忘れていた。

 僕は数学の先生である。

 そして数学の時間でも助けあうよう指導していくつもり。

 数学が苦手だからといってあきらめそうな友だちを見捨てるようではダメだ。

 身長179cm 体重70kg

 好きな食べ物は、桜餅。

 嫌いな食べ物は、食パン。

 以上!!

4行日記や班ノートに子どもがたくさん書くようになるために…不安感をなくすためのハンコ

 もう1つ、クラスづくりの為に僕がすることがある。

 それは、学級通信「スバル」に君たちの意見を取り入れるってことだ。

 生活ノートに書いてきた君たちの記録から、時々「スバル」に載せる記録を選ぶ。

 1の3が本当に仲が良くなるまでは、「スバル」に載せる時に名前は付けない。

 だから遠慮なく思ったことを書くべし!

 それと、僕が

もへちゃん
もへちゃん

 あっ、この記録いいな~

 載せようかな~

と思った時には、下の「ゴジラマーク」を押します。

 載せてもらったら困るのだったら、すぐに言いに来なさい。

連絡

雑巾をまだ作ってない人…土日を使って、自分で縫ってくるように。

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

 30年以上前の通信だから、今とは合わない記述も多々あります。

 この後の自己紹介では、僕の自己紹介を真似て、子どもたちは電話番号や住所を書いてますが、当然今では ✕ です。

 自己紹介内の名前は「◯◯ もへじ」とブログでは表現してますが、本物の通信では本名を書いてます。

 また、「熱中時代」とか「われら青春」というドラマが好きだから、そんなクラスを目指すだなんて、なんと浅はかな…

 今読み返すと赤面ものです(>_<)

ハンコ

 一方で、この頃からずっとやり続けたことが「あっぱれあっぱれ」のハンコです。

 もへちゃん組だった子たちだと「あぁ、あれね」とわかってくれると思います。

 生活ノート(連絡帳のこと、4行日記を書く欄あり)や班ノートを帰りの会で返すと

やったぁ、あっぱれマークある(^o^)

と喜んだり、もへちゃんの赤ペンの返事をじっくり読んでくれたりしました。

 ただ、子どもたちがいっぱいすてきな文を書いてくるので、ハンコを押したものの、通信に載せられなかったこともたくさんあります。

 この場を借りて「ごめんなさい」m(_ _)m

 ちなみに、30数年の教師生活で「載せないで」と言いに来た子は3人でした。

 そんな時は「わかったよ。でも僕ができること、何かないか?」と話したりしました。

「雑巾を自分で縫ってきなさい」について

 また、4月当初の雑巾集めの際に「自分で縫って来るように」という声かけも続けてきましたが、近年は100円ショップで雑巾が買えるようになったので、トーンダウンしてしまいました。

 ただし、持ってこない子は、放課後残して、もへちゃんが持ってきたタオルと針と糸で雑巾を縫わせましたが…(笑)

「桜餅」と書いたのはまずかった?

 この年の家庭訪問では、たくさんの桜餅をいただきました。

 軽い気持ちで書いたのですが…(^^;)

 書いたのは、まずかったかなぁ。

 でも美味しかったなぁ(笑)

 おうちの方もしっかり読んで下さってるんだなぁと身にしみました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました