初代もへちゃん組の子たちが挑んだ文化祭①

2021/09/22

はじめに

もへちゃん
もへちゃん

 もへちゃんが住む地域の小中学校では、春に運動会、秋に文化祭にとりくみます。

 文化祭と言っても、最近では「学級対抗の合唱コンクール(自由曲のみ)」と「文化部発表会」を組み合わせる感じで、1日のみの行事です。

 もへちゃんが先生になったばかりの頃はそうではありませんでした。

 学級対抗の合唱コンクールは、課題曲と自由曲の2曲を歌いました。

 さらに、学級対抗の展示か劇のどちらかにとりくんでました。

 文化祭は2日間行われてました。

 縮小されていったのは、「授業時間確保」のため、行事等の精選が進んだ結果です。

 1987年の通信を見ると、10月29~30日に文化祭があり、それにむけて1ヶ月以上前からとりくんでました。

 そこで、初代もへちゃん組の子たちが挑んだ文化祭についてふりかえりたいと思います。

 今回紹介するのは、学級通信「中央フリーウェイ No.19」(1987年9月11日発行)です。

展示か劇か…それは大問題!

 いよいよ中学最後の文化祭が動き出そうとしている。

 劇をするのか、展示をするのかを今日決定する。

 2学期のすべてが、今日決められるんだ。

悔いを残さないようにね

 君はおぼえているだろうか、昨年の先輩が「体育祭が終わったときに言った言葉」を。

 私たちは体育祭、もう終わったけど、来年は悔いを残さないようにね。

 確かに体育祭では1人ももらさず、全員がBestを尽くせた。

 今度は文化祭の番なのだ。

 体育祭の時と同様、悔いが残らないように計画の段階から燃えなければならない。

この15才の秋は一度っきり 

 人間は、時間の中に生きる動物である。

 決してやり直しはきかないんだ。

もへちゃん
もへちゃん

 この15才(14才の人もいます)の秋も一度っきりなんだ。

 劇か展示かも、今日決めてしまったら、後から「嫌だ」と言っても変えません。

 いや、変えられないんです。

 だから、劇にするか展示にするかを決めるのに、やる気の無い意見なんかはいらない。

 ◯◯だから、展示をしたい

◯◯だから、劇をしたい

と言う積極的な意見を出さなきゃ、2学期が意味の無いものになってしまう。

 今迄の学活より真剣に、そして激しい討議が今日はいるんじゃないだろうか?

劇か展示か

 劇か展示かを決め、台本も選ぶことができたら、後はみんなが燃えればいい。

 それまでの計画が大切なんだ。

 

 昨日の文化委員会へ持って行く対策、すばらしいものを選んでいたね。

 「1人残らずとりくませるためには、意地とクラスのムード作りかがいるんだ」と。

 あれを見た時

もへちゃん
もへちゃん

 おっ、すごいなっ

と思った。

 そして、3の5は是非それを実行しよう。

 今やっている「いい班づくり」は、そのままクラスのムード作りにつながるはず。

 だからみんなも、まだまだいい班作りにとりくむこと。

 

 展示でも劇でも「わ~すごい」と全校生徒(特に5組連合の1の5、2の5)が感心できるようなのをやってほしいものだ。

展示派のあなた

 展示なら、普通するようなものでなく、全員でとりくめて、かつ、ちょっとやそっとではできないことがいいな。

 展示派のあなた、どんなアイデアありますか?

劇派のあなた

 劇なら…ん~そうだねぇ…「わ~すごい」と思わせるようなものと言えば、例えばミュージカルなんてできたらいいだろうな~。

 最近はビデオなんかで踊りの研究もできるし(例えばちょっと古いが「スリラー」みたいなもの)。

 劇の中で闘いの場面があるなら、少林寺拳法を指導しましょう。

 それか、終わったときに喝采かっさいの拍手が一斉に来るような、見る人をのめり込ませるような劇ができるといいな~

悔いを残さず、全員参加全員参加

 展示であれ劇であれ、3の5でとりくむときまったものには「私は反対やったもん」なんて言ったりせずに、ちょっとでもいいものになるようアイデアを出しまくろう。

もへちゃん
もへちゃん

 合い言葉は「悔いを残さず、意地でも全員参加!」

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

もへちゃんの演劇指導のルーツ

 1987年当時のもへちゃんは、演劇の指導は全くできません。

 今でこそ、平和劇の指導についてはそれなりの自信を持っているもへちゃんですが、学生時代は演劇とは全くの無縁でした。

 先生になって3年目、今回紹介した通信の年(1987年)の文化祭で、生徒会執行部が演じた「ほうせんか(沖縄戦)」が、もへちゃんが演劇にのめり込むきっかけです。

反戦平和劇「ほうせんか」

 当時、生徒会指導担当をしていたもへちゃんは、先輩の先生から月刊「演劇教育」という本に載っている「ほうせんか」という反戦平和劇を勧められました。

 内容は沖縄戦。

 40分ほどの劇でしたが、とても心に残る劇でした。

 演劇を通して子どもたちの感性を揺さぶることができる…演劇教育の素晴らしさを知りました。

 それから8年後の1995年、異動先の中学校で生徒会執行部の子どもたちとともに、平和劇「ほうせんか」にとりくみました。

 その学校では、26年経った今でも8月6日に平和集会にとりくみ、子どもたちによる平和劇が上演されています。

 

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