2021/10/29
はじめに
もへちゃんの学級通信のスタイルは、「子どもの記録を通信に載せ、それに対しもへちゃんのコメントを書く」というパターンが多かったです。
そのためには
- 空き時間に、前日の夜に子どもたちが書いた連絡帳や班ノートに赤ペンで返事を書く
- 良さそうな記録を選んで、ゴジラの天晴れハンコを押す
- 帰りの会で連絡帳や班ノートを返す
- ゴジラの天晴れハンコが押されてる人のうち、通信に載せて欲しくない人は申し出る
という「仕込み」が必要です。
そのため、「今日、合唱コンクール」って日の通信でも、紹介する子どもの記録は「明後日は合唱コンクール…」となります。
今回紹介する学級通信「中央フリーウェイ No.65」(1987年11月11日発行)も、そんな1つです。
あと30分で合唱コンクール
記録229
今日は、だいぶまとまっていた。
明日はリハーサルだから、がんばらねばならない。
いよいよ本番の朝が来た。
多くの人が願っているよう、好成績を残せるといいナー
記録230
あと2日。
ほとんど目前。
どっちともいい成績がとれるように、がんばりたいと思います。
今日は全員がステージに上がる。
1人ひとりの役割をきちんと果たせ!
今日は君が主役なのだ。
そして明日はフクト。
個人個人でがんばるしかない。
ギリギリまで努力することで、何かが変わっていく!
記録231
もうすぐ合唱コンクール。
みんなでできる行事も最後かも…
記録232
もうすぐ合唱コンクールがある。
最後なので、一生懸命がんばろうと思う。
すべての行事が
「中学最後の」
がつく3年生。
いい思い出をつくるにはシラケムードでいいはずがない。
特に合唱は、全員がステージに上がって、全員が歌うもの。
僕ぐらい…
私ぐらい…
なんて考えるやつがいたら、その分レベルダウン!
100%の力を出し切ってほしい。
100%の力を引き出すために、練習してきたのだから。
記録233
いよいよ明後日は合唱コンクール。
文化祭の時みたいに、みんなでがんばりたい。
記録234
5組、優勝!
明日は合唱コンクール。
みんなで力を合わせてがんばろう。
「やればできる」
確かに、この言葉を実行してきた!
しかしいつの時だって、「やろう」とみんなが真に思わないと、この言葉の実行は無理。
体育祭・文化祭…でっかい行事の時の「やる気」は、他のクラスに負けてなんていなかった。
ここまで来たら「やる気」しかない。
1,2年、そして3年の他クラスに、5組の「やる気」、すなわち「やればできる」クラスということを見せつけてやれ。
「やる気」は男子の声のに大きさも影響を与えるし、全体の迫力にも影響を与え、必ず素晴らしい合唱となる。
39人で歌うんだから、1人でステージに立ってるわけではないんだから、上がった時は君を支える仲間38人を思い出せ。
そして、指揮を信じて、そのリズムでみんなで1つの歌を歌おう。
「アムール河の波」
歌うのも、あと数回…
記録235
今年もあと53日?!
うわー早いなぁ…。
1日1日を大切にしていかないと。
すぐに、きっと終わっちゃいますね。
今日であと50日。
そしたら1987年も終わり!
どんなことでも、半端なことをして結果をあきらめるな。
やろうと思えば、かなりの部分、いろんなことができる。
これは、君らが僕に教えてくれたことなんだ。
2つのコンクールに、ベストを尽くせ!
おわりに
この通信は、合唱コンクール当日の朝の会で配布したものです。
この日は午前中4時間を使って、合唱コンクールが行われました。
通信内に
「アムール河の波」 歌うのも、あと数回…
と書いたのは、
- 朝の会後
- 1・2年の部終了後
に歌おうと思えば歌えたからです。
で、彼ら彼女らが歌ったかどうか…
34年前のことなのでおぼえてないんです(^^;)
言い訳させてもらえば、担任と言えども、合唱コンクール中、ずっとクラスの横についてはおれません。
合唱コンクールを運営する役割を与えられるのです。
で、もへちゃんはどんな役割を与えられたかというと…
お、おぼえてませんm(_ _)m
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