2022/02/04
はじめに
もへちゃんが勝手に呼んでいる「伝説の生徒会」。
1994年12月~1995年11月の1年間、様々なことにとりくみました。
そして迎えた1995年11月は、次期生徒会役員を選ぶ選挙の時期でした。
今回紹介するのは、1995年11月1日、新生徒会役員選出に向けての動機付けのために行ったスライド上映会「生徒会活動の1年間」で、生徒全員に語りかけた言葉です。
生徒会スライド上映会での生活委員長Tさんの言葉
1995/11/1
最後に、代議員会と生活委員会の全体の報告をします。
代議員会の年間報告
今年の代議員会の年間の目標は2つありました。
代議員会の目標①
まず1つめは、
学校全体が向上していけるようになる
です。
これについては、「公募」にとりくみました。
公募は、3年生を中心に盛り上がりました。
私たちが予想していた以上に作品が集まり、すごく驚きました。
代議員会の目標②
2つめは、学校全体が
生徒会テーマを中心として高め合っていく学校にする
です。
これについては「学級レク」にとりくみました。
しかし、テーマにあるような「違いをこえてつながる」というのは、表面上でしかつながることができませんでした。
これが、代議員会の課題だと思います。
代議員会の課題を解決するために
例えば、勉強がわからないのに素直に聴けてないって人はいませんか?
なぜ聴けないのでしょうか?
「わかってないんじゃないかな?」と思って、自分から声をかけている人は、いますか?
何人かは、いるかもしれません。
しかし、やはり
- 班全体が
- クラス全体が
声をかけようとしていたり、教えられたりできる仲間づくりが必要だと思います。
そして、「本当につながること」とは、
- 班で
- クラスで
本音が出しあえることだと思います。
だから、次の新執行部を中心に、この「仲間づくり」をしてほしいと思います。
1人はみんなのために、みんなは1人のために、いろんなことを考えて、お互いに心の底から本音が言えるような仲間であってほしいです。
また、そういう雰囲気をつくっていける素晴らしい生徒会であってほしいし、そんな生徒会を誇りに思えるようになってほしいと思います。
がんばってください。
生活委員会の年間報告
次に生活委員会の年間報告をします。
今年の生活委員居の目標は
出席率100%を目指す
でした。
スライドを見てください。
これは、1年間の出席率です。
4月には、みなさんの協力で100%になりました。
この時は、すごくうれしかったです(^^)
でもその後は、出席率がまた悪くなってしまい、10月・最後の委員会でも100%には、なりませんでした。
だけど、みなさんの「委員会に参加しよう」という意思が、多く見られたような気がしました。
おわりに
生徒会スライド上映会
「はじめに」にも書きましたが、生徒会スライド上映会は、次期生徒会役員選出に向けての動機付けとしてとりくみました。
今ならパソコン・パワーポイント・プロジェクターでサクサクッとできるでしょうが…。
1994年当時のパソコン(学校にある程度のパソコン)にはそんな機能はありませんでした。
なので
- 1年間撮りためた写真の中からよさそうなものを選び
- 写真屋さんでスライド(リバーサル現像)にしてもらい
- スライド映写機に、スライドを順番に入れ(上下・左右の入れ間違いに注意)
- スライドの画像に合わせた音楽を選び
- スライド画像の枚数、話す秒数、音楽の秒数をあわせる
なんてことを積み重ねて、やっと生徒会スライド上映会は実現しました。
選んだ写真は
- 募金活動
- ほうげんぎょう・部活対抗駅伝大会
- 対面式
- 体育祭
- 平和劇
- 人権クラブ
- 文化祭
- 日常の挨拶運動
- …
など、たくさんの生徒が、活き活きと活動している写真を選びました。
音楽は、子どもたちが喜びそうな曲を選びました。
やりがいあるよ→でも、きついよ→でも、やりがいはすごいよ
生徒会スライド上映会は、多くの子どもたちにとって、とても心地よい行事です。
上映会で心地よくしたところで、旧執行部が
立候補すると、きついよ(>_<)
でも、やりがいはすごいよ(^o^)
とたたみかけるわけです。
今回も、もへちゃんの通信ではありませんでしたm(_ _)m
「伝説の生徒会シリーズ」では、ほとんど生徒会書記の子が書いた通信を紹介してきました。
今回は、書記の子ではなく、生活委員長の子の「言葉」を紹介しました。
なぜ、そんな「言葉」をブログで紹介できるかというと…。
生徒会スライド上映会直後、各クラスで「選挙学活」(候補者を立てる・応援態勢をつくる)をしてもらうのですが、その際の読み物資料として「Tさんの話」を配付したからです。
次回も、生徒会スライド上映会での生徒会役員の「言葉」を通して、「伝説の生徒会」の1年間のとりくみをふりかえりたいと思います。
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