2021/11/04
はじめに
もへちゃんは先生時代、行事が終わった後、学級通信等で長々とふりかえることを控えてました。
子どもたちの「燃え尽き症候群」を予防するためです。
そのことを「博多山笠」を例にして書いた学年通信は、以前、本ブログで紹介しました。
しかし、先生3年目だった1987年当時のもへちゃんは、そんな配慮は思いも付きませんでした。
だから合唱コンクールが終わった6日後、次の週にまで、ふりかえる通信を書いてました(^^;)
でも34年後の今、この通信を読むと
懐かしいなぁ(^^)
と感じました。
では、その学級通信「中央フリーウェイ No.69」(1987年11月17日発行)を紹介します。
「やればできる」を活かしたい
席替え(実力upのため)にも通用するのではないか?
「やればできる」は!
記録241
合唱コンクール 優秀賞!!
嬉しかった、言葉じゃ表せないくらい…すごく、すごく嬉しかった。
何度もあきらめた優秀賞。
一瞬、夢かと思ったくらい…でも、夢じゃないっ!
今日の5組の合唱は、上出来だった(と、私は思う)。
私自身も、リハーサルの時とは違って声が出た。
自分自身にも、満足できた。
一生懸命やった。
皆、精一杯頑張った。
それでいいと思った。
優秀賞は無理かもしれない…それどころか、賞状はもらえないかもしれない。
6組や1組の歌を聞きながら、そう思っていた。
そして結果
優秀賞は6組。
そして優良賞は1組と5組だった。
優秀賞がとれなかったのは残念だったけど、優良賞に入っていたのにはびっくりした。
…それでも、満足だった。
だけど、やっぱり、やっぱり、優秀賞が欲しかった…んだと思う。
優秀賞でも、賞状にはかわりない
と、口では言ったけど、多分それは「自分へのなぐさめ」だったんだろう。
給食の時、皆しぃ~んとして、『優良賞』なのにちっとも嬉しそうじゃなくて…
その時にあの放送。
自分の耳を疑ってしまったくらい。
集約の間違いで、順位が変わりました。
3年、優秀賞、3年5組。
(というような内容)
あれ、聞いた途端の、皆のあの歓声!
皆、やっぱり優秀賞とりたかったんだなぁって思いました。
私自身、もう泣けてきちゃうし(T_T)
(うー、書きながら、また、あの感動が(^o^))
その歓声は、多分、全校中に響き渡ったようで(^^;)
6組にしてみれば、すごく気分の悪いことだと思います。
6組の合唱だって、やっぱり良かったには違いないんだし。
だから、6組の人の前では、手放しで喜ぶ訳にはいきませんでした。
でも、やっぱり嬉しい!!
終わって、ステージ、降りてくるところで先生方(だったそうですが)が拍手してくれたし、SR先生は6組が優秀賞って言った時に
自分は、5組の合唱が一番良かったと思った。
とおっしゃってくれたそうですし、
1の4のAB先生も
あんな難しい歌を歌ったのは、5組が初めて。
とほめてくださったそうです。
『アムール河の波』
きっとこの歌、ずっと私の心の中に残ることだろうと思います。
本当に良かった。
6組には気の毒だけど、こんな事ってあるんですね、本当に。
2年連続、合唱コンクール 優秀賞(優勝!)
おめでとう 3の5!!
本当に私は、5組の一員でよかった。
11/11(水)
「やればできる」
この大切な言葉を噛みしめろ。
3の5の誰もが4ヶ月後には、それぞれが選んだ進路を歩み始める。
大切なのは、それまでの間に「やればできる」を実行することだ。
君らが一番知ってるはず。
どうすれば満足いくほど歌えたのか?
それは、コツコツ努力したからやろう(だろう)。
みんなが、やる気になったからやろう(だろう)。
今回の席替えが成功するかどうかは、君ら1人ひとりの「やる気」ではないか?
英単語だってコツコツやって満点獲ろう。
「やればできる」さ。
そうしていくうちに、みんなの実力がupする。
さぁ、はじめよう。
おわりに
34年前のもへちゃんも、さすがに合唱コンクールから6日も過ぎた後なのに、通信に書くことに抵抗を感じたのかもしれません。
(34年前のことだからか、おぼえておりませんm(_ _)m)
その証拠に、通信の内容が
- 前半(いや3/4くらいかな)は、合唱コンクールについての子どもの記録
- 後半(1/4くらい)は、席替えや進路
となってました。
ブログに掲載するために入力しながら、
後半部分がいらん(要らない)な~
としみじみ思いました(^^;)。
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