臨時休校中の学級通信…できない理由を挙げるんじゃなくやること

はじめに

もへちゃん
もへちゃん

 私の住む福岡は、新型コロナウイルスの特定警戒都道府県の1つなので、臨時休校が継続しています。

 ニュースでは、他県の学校の様子が映し出されていて、うらやましさを感じます。

 今、臨時休校が解除されたら、ぎりぎり体育会(運動会のこと)できたかもな~。

 それとも授業時間確保のため、行事カットされるかな?

 ニュースでは、他国も続々と警戒を解く姿が報道されています。

 臨時休校の長い休みを『精神と時の部屋』みたいにしちゃおう」シリーズ」第45弾

は、新型コロナウイルス対策を教材にして、中学生にわかってほしいことを書きたいと思います。

プチ・精神と時の部屋 No.45「できない理由を挙げるんじゃなく、やること」

今こそ全国民にPCR検査を

 先日、羽鳥慎一モーニングショー(テレビ朝日系列)で、渋谷健司さんという方がリモート出演されていました。

 イギリス在住で、WHO(World Health Organization 世界保健機構)の上級顧問だそうです。

世界保健機構旗 Wikipediaより引用

 どんなことを話されるのかなと思っていたら

「今こそ全国民にPCR検査を」

と主張されていました。

 私は、PCR検査数を押さえてきた裏の理由があるに違いないと思っているので、この主張には拍手拍手でした(^^)

10万人あたりのPCR検査数比較

 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の

「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言(2020/5/4)」

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627559.pdf

を見ると、10万人あたりのPCR検査数を比較してました

  • 日本は10万人あたり187.8人
  • イギリスは10万人あたり882.9人
  • フランスは10万人あたり911.8人
  • 韓国は10万人あたり1198.0人
  • シンガポールは10万人あたり1708.1人
  • アメリカは10万人あたり1752.3人
  • スペインは10万人あたり2224.4人
  • ドイツは10万人あたり3043.5人
  • イタリアは10万人あたり3159.0人

 これが「患者数」なら、私も日本を誇れるのですが…。

 情けないことに「検査数」なのです。

 検査さえも満足にやれてない…(T_T)

 それが我が国なのです。

なぜPCR検査数が少ないのか

 WHOからは

「感染実態の把握を! 検査・検査・検査」

という警告が全世界に出されていました。

 日本はその警告を無視して、PCR検査を制限し続けました。

 その理由をつい最近まで「感染者数の増加によって、普段なら救える命が救えなくなるような『医療崩壊』を生じさせないため」と説明してました。

 その結果、無症状や軽症の人たちを見つけられず、その人たちがウイルスの運び役となり特定警戒都道府県では特に「市中感染」を広げてしまいました。

 2020年5月4日、専門家会議の副座長である尾身茂さんは会見で、なぜPCR検査が増えないかについて

  • 体制が整っていなかったから
  • そういう議論を今までしたことないから
  • 保健所が手いっぱいだから
  • 通常の業務もあるから
  • マスクや防護服が足りないから
  • 一般の医療機関と都道府県との間での契約がなされてなかったから

と言われました。

 あっ、本当はもっと難しい言葉で、延々と述べられましたが、要約すると上記のような内容でした。

 要約するとよくわかります。

 思いっきり言い訳ですね。

 「PCR検査数を増やそう」という強い強い思いが伝わってきませんでした。

 ただ、専門家会議の人ばかりが悪いとは、私は思いません。

 国のリーダーたる人の状況判断のミス、強い意志の欠如、小出しのとりくみ、できればお金を出したくないという考え…

 例えばドイツのメルケル首相は、早い段階から国民に対して新型コロナウイルスの危険性について「真剣に受け止めるように」と強く強く呼び掛けていたそうです。

 そして、もちろん検査をすぐに開始しました。

 その結果、ヨーロッパ各国の中で亡くなった方の数は桁違いに少ないのだそうです。

できない理由を挙げるんじゃなく、やること

 話を元に戻しましょう。

 WHO上級顧問の渋谷さんは

「できない理由を挙げるんじゃなくて、やることです」

と述べられました。

 おお~っ、リーダーシップをとってる人でこんなに強いことを言える日本人いるんだ(^^)

 新鮮な驚きでした。

 いや、本当は国のリーダーはそうであってほしいんですけど…(T_T)

おわりに

もへちゃん
もへちゃん

 私も以前、プチ・精神と時の部屋No.24で「新しい何かにとりくむ時のまわりの反応には3つある」と書いたことがあります。

 その3つとは

  1. 「それいいね~」と飛びついてくれる人
  2. 「こんなことはどうする?あんなことはどうする?」と、できないってことを確かめるための質問をする人
  3. 案を検討することなく、反対する人

です。

 専門家会議副座長の尾身さんの会見は、まるで2番の「『こんなことはどうする?あんなことはどうする?』と、できないってことを確かめるための質問をする人」みたいでした。

  • 平和集会をしよう
  • 学校を生徒会で建て直そう
  • 『学び合い』の考え方で授業をしよう

 私はいろんな提案を本気でしてきましたが、「一緒に仕事、できんなぁ」って感じるのは「できない理由を挙げてくる人」です。

 こんな人は、「どうしたらできるか」と1mmも考えていないのです。

 学校だったらそんな人を頼りにすることなく、同志数人で変えることはできます。

 しかし国はねぇ…

 そういう人を選んでしまった私たち大人の責任ですね。

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