2021/08/02
はじめに

東京オリンピック
このブログは、先生時代のもへちゃんが発行した通信を紹介するブログです。
ただ紹介するだけではなく、時節に合うような通信を選んで紹介しているつもりです。
さて、現在、東京オリンピックが行われています。
しかし、もへちゃんは東京オリンピックに合うような通信を紹介するつもりは、全くありませんでした。
というのも

新型コロナウイルス感染症を全く克服してないのに…
いや、克服するどころか過去最悪の感染者数になってるのに…
メンツなのか、選挙対策なのか、他国や大企業からの圧力なのかはわからない。
けれど、国民や各国代表の優れたスポーツ選手のいのちを危うくさせている。
と感じるからです。
8/6に向けて緊急提言!
しかし、東京オリンピックは8月7日まで開催されているってことを知り、あることを思いつきました。
それは…

8月6日に(もしくは前日の8/5でも可)、選手村に滞在している他国の選手たちに向けて、映画「ひろしま」を、それぞれの言語で放送する!
ってことです。
そこで、今回は通信ではなく、以前このブログで映画「ひろしま」を紹介した際の記事を再掲載します。
映画「ひろしま」
2019年、NHKのEテレで映画「ひろしま」が放映されました。
この映画、ご存じですか?

番組では、映画が始まる前に、映画監督のオリバー・ストーンさんが
「絶対に絶対に見て欲しい」
と解説しました。

NHK Eテレより引用

録画をしていたのですが、

見ようかなぁ
どうしようかなぁ
なんて思って、結局見てませんでした。
知人のFacebookで「ぜひ見るべき」とあったので、録画を再生してみると…
まず、オリバー・ストーンさんの「絶対に見て欲しい」という解説に強く惹かれました。
さらに


広島市民が参加!?
しかも8万8千人も!!
そして、被爆者自らが再現!?

リアリティがすごすぎて…。

目を背けたくなるけれど、1945年8月6日広島はこんなだったんだなぁ。
演じられている人々の記憶の中と同じなんだろうなぁと思うと、反戦平和を語るためには目を背けられません。


再評価されているということは、危険が迫っているってこと?(>_<)
映画の名前は「ひろしま」
映画の名前は

制作は日本教職員組合
協力は広島市、日本労働組合総評議会、広島件労働組合会議、原爆の子友の会、原爆被爆者の会…


出演者は広島原爆被害者、広島各労働組合員、園児・児童・生徒・学生・PTA・一般市民、延べ8万8千5百余人


そして当時のトップスターの山田五十鈴さん、月丘夢路さん

市民の力でできた映画ということは知りませんでした。

今までヒロシマの原爆について平和劇等にとりくんだことがあったけど、この映画を知っていたら事前学習として実行委員の子どもたちに迷わず見せてたなぁ。
おわりに

アメリカ人の神話「原爆投下によって戦争を終えることができた」
もへちゃんは以前、
「アメリカ人の多くが『原爆投下によって戦争を終えることができた』と考えている」
と聞いたことがありました。
日本に住んでいるもへちゃんとしては、受け入れがたい話です。
しかし、もへちゃんが「受け入れがたい」と感じたのは、子どもの頃からの反戦平和学習で、原爆の非人間性を学んでいたからです。
- 1945年8月6日広島
- 1945年8月9日長崎
あの日、巨大なキノコ雲の下でどんなことが起きたかを知っていたからです。
アメリカの人が「原爆投下によって戦争を終えることができた」と考えるのは、そう教えられてきたからに違いありません。
近年、若い世代を中心にアメリカ人の意識が変わってきている
2015年の意識調査
2015年、アメリカの世論調査機関「ピュー・リサーチセンター」が行った調査では、広島と長崎への原爆投下について、アメリカの18歳から29歳の47%が「正当だった」と答えました。
2020年の意識調査
昨年(2020年)、NHK広島放送局が「平和に関する意識調査」というアンケートを日本人だけでなく、アメリカの18歳から34歳を対象に、インターネットでとりました。
1945年にアメリカが原爆を投下したことについて、アメリカ人の答えは、
- 許されない…41.6%
- 必要な判断だった…31.3%
でした。
アメリカでは教育の結果、「原爆投下によって戦争を終えることができた」と信じられてきました。
しかし、インターネットで学べるようになってきたことや心ある教育者による教育実践により、この10年ほどで若い世代を中心に、認識が大きく変わってきているってことが、これらのアンケートから読み取れます。
原爆についてもっと知りたいと思うか
2020年のアンケートには「原爆についてもっと知りたいと思うか」という問があり、「知りたい」と答えたのは
- 広島県76.5%
- 広島県以外の全国68.7%
- アメリカ人80.5%

な、なんと日本人より高い割合となりました(>_<)
戦争のできる国「日本」を作るためすすめられている、教育現場での平和教育つぶしの結果かも…(T_T)
アメリカの若者の意識が変わりつつある
2017年ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の代表としてノーベル平和賞を受賞したサーロ節子さんはアンケートの結果について、

アメリカの若者たちの中に、オープンに原爆投下を正当化している態度が正しいのか、考え直そうという態度が出てきている。
核兵器の問題は「広島・長崎だけの問題ではない、全世界的な問題で自分にも関係がある身近なことだ」と捉えてくれていると、集会を行うたびに感じる。
と話しています。
8月6日に日本にいる意味
8月6日に、この日本でオリンピックがあっている!
そして「知りたい!」と思う若者が増えている!
だからこそ、
1945年8月6日、巨大なキノコ雲の下でどんなことが起こっていたか
について伝える大きなチャンスだと、もへちゃんは思います。
平和の祭典オリンピック
国際オリンピック委員会のバッハ会長は、東京オリンピック直前の7月16日に広島を訪問されました。
この行動が、
- 心から国際平和を願ってのものなのか
- ヒロシマを政治利用したのか
どちらなのか、もへちゃんにはわかりません。
けれど、「東京オリンピックは平和な未来への希望の光となるだろう」と発言したバッハさんだったら、もへちゃんが思いついた

選手村で映画「ひろしま」上演!
くらいのことはすでに思いついていることでしょう。
バッハさん自身が思いつかなくとも、
- オリンピック・パラリンピック大会組織委員会前会長の森喜朗さんや
- オリンピックをごり押しで進めた与党の政治家の方や
- それを支える優秀な官僚
の1人くらいは思いつき、行動に移しているに違いない!
なんてったって、オリンピックは「平和の祭典」なのだから!

ちょっと皮肉が過ぎましたか?
映画「ひろしま」
映画「ひろしま」については、NHKのホームページの「戦跡-薄れる記憶-」で詳しく解説しています。

また、映画「ひろしま」は、Amazonプライム等で視聴できるようです(Amazonプライムは407円)。


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