2021/01/18
はじめに

もへちゃん組の子が行事に燃えに燃えた後、いわゆる「燃え尽き症候群」みたいになっちゃうことが、以前はありました。
その後、「燃え尽き症候群」に対しての有効な手立てを、もへちゃんは博多山笠に見いだしました!
そのことを書いた通信は、すでに紹介済みです ↓
博多山笠で学んだことを一言で言うならば

祭りの熱狂をひきずることなく、日常の生活にパッと戻る潔さ
です。
だからもへちゃんは、たとえ金賞を獲っても、その後何日もその喜びを通信として発行するのは控えます。
前回のブログで紹介した2007年のもへちゃん組の子たちも、「20億光年の孤独」で金賞を獲りました。

その喜びを長々と紹介するのは控えたい。

でも、合唱コンクール前々日に、A男による自転車通学が発覚し、前日は合唱練習禁止というペナルティを受けちゃった。
それでも金賞を獲った!
こんなドラマを、通信に書かずには、いられない!
そこでもへちゃんはどうしたと思いますか?
答えは簡単です。

合唱コンクールの次の日、通信を2枚出しました(^^♪
そのうちの1枚が、前回紹介した通信です。
では、A男が主人公となった2枚目の通信「学級記録 No.39」(2007年10月22日発行)を紹介します。
閉会式にて
金賞発表
「金賞は…」
◯◯先生が間を開ける。
(ゴクッ)つばをのみこむ音が聞こえるような気がするほどの静けさ。
誰もが◯◯先生を見つめる。
いや、目を閉じて、手を組んでる人もいたっけ。
「3年1組!」
「うわ~」、「やったぁ~」、跳び上がって喜んでいる人も多かった。
一斉に声を上げた後、にこにこ笑ってとなりの人と喜び合ってる人もいれば、泣いてる人もいる。
僕の斜め前に座っていたA男が、目頭を押さえている。
(通信には、自転車通学してペナルティを与えられた子の名前を書いていますが、ここでは「A男」と表します)
心が震える瞬間
僕はこんな瞬間が好きだ。
涙が出る程、心が震える瞬間を、学校生活の中で味わうことができたって瞬間が。
そして、この瞬間のこと、いや、この2ヶ月のとりくみのことを、これから先のもへちゃん学級の子らに

君らの先輩のもへちゃん組の人たちはなぁ…
なんて、何度も何度も話すことになるだろう。
記録73
初めて獲ったなぁ~
金賞、獲ったなぁ~
他のクラス、皆、泣いてたなぁ~
その瞬間、頑張るって誓った、合唱祭!
生活ノートより引用
うれしくて泣いたのではなく、くやしくて涙した人もいた。
けど、そんな人こそすごい人だって思う。
それだけ合唱にかけてきたのだ。
早くから100%の力で歌い、周りの人をひっぱってきたのだ。
その人たちにとっても忘れられない合唱コンクールになったはず。
◯中の3年生はすごい。
A男は
◯◯先生の発表の後、閉会式が進行していく。
B子が前の席に座っていたA男に「A男、よかったね。」と声をかけた。
するとA男が「俺、泣いてしまった~」と答えた。


あぁ、A男も合唱コン前日(合唱練習禁止のペナルティ)のことで、プレッシャーを感じてたんやなぁ
と気づいた。

忘れられない合唱コンになったな、A男!
記録74
金賞獲ったー!!!
まぢサイコーやん!!
いろいろあったけど、みんなが1つになれば心に響く合唱になるんだね。
市の合唱祭、他のクラスのためにがんばるぞー♥
他の学校の合唱、聞くのも楽しみ!!!
同じ歌を歌う学校ないかなぁー!
たのしみ♡
がんばるぞー!!
おわりに

A男の名誉のために書いておきます。
A男は、合唱の前々日、寝過ごして…
でも、合唱の朝練に遅れたくなかったから、禁止されてた自転車で登校してしまったのです。
学級通信を製本する
もへちゃんは、たくさん通信を書けた年(100号越え)は、年度末に製本したりします。
B4版の通信100枚を半分に折って、製本したら、なかなか存在感のある冊子になります。

この画像の一番上に乗っているのは、2018年度の「◯◯◯中学校3学年だよりミニ」(A4版)を製本したものです。
それ以前の4冊は、印刷屋さんで製本してもらいましたが、2018年度の分はヤフオクで落札した「とじ太くん3000」を使って、自分で製本しました。
そのことは、もへちゃんが日曜・祝日に記事を更新している工作ブログ「もへちゃんの工作の時間『大人のできるかな?』」で紹介しています ↓
学級通信を製本した時は、クラスの子どもたちにも配布しました。
学年だよりは…そうはいきませんでした。
2007年 もへちゃん組のみなさんへ謝罪m(_ _)m
2007年は…
このブログを2007年卒のもへちゃん組の人が読んでくれてたら、謝っておきます。

ごめんなさい<(_ _)>
2007年度は、48号までしか書けなかったので、製本しませんでした。
ドラマチックなクラスだったけど、多忙化の中で書けなかったです(T_T)
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